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英国老舗紅茶商4代目サイモン・スミス氏直伝のミルクティーの淹れ方

英国老舗紅茶商である4代目兼ティーブレンダーでもある
サイモン・スミス氏と奥様のスー夫人も来日し、
イギリスで愛される本場の英国ミルクティーを提供します。

紅茶もティーバッグを入れっぱなしとか作り置きとかではなく、
注文が入ってから、イチから一杯一杯、丁寧に淹れて提供します。
茶葉をしっかり蒸らし、ミルクもフレッシュなまま使います。
そのために、たっぷり淹れられる紅茶商専用のティーポットも使います。

サイモン氏が持っているのがなんと!紅茶商のティーブレンダー室で
使われているという、リントンズ刻印入りの大容量の専用ティーポット。
持ち手が2つあるのわかりますか?このティーポットにも注目です!
イギリスのティーブレンダー室で使うことが多いティーポットで淹れる
本場の英国ミルクティーは紅茶好きならワクワクする1杯です♪


20190806淹れ方1


今日はイギリスで飲まれている紅茶の淹れ方を
4代目サイモン・スミス氏に直々に伝授してもらいます!
紅茶は淹れ方が難しくないので、こんなに愛されています。
ぜひおうちでリントンズ紅茶を淹れる時の参考にしてください。

現代、紅茶の国・イギリスでは紅茶を淹れる時、リーフではなく、
98%がティーバッグで淹れるのは、とても有名なお話ですが、
では、ティーバッグを入れるタイミングは・・・・・?

英国紅茶商推奨は「ティーバッグが先、お湯が後」です。

日本ではカップに先にお湯を入れてその中に、後からティーバッグを
入れるという話も聞きますが、これは茶葉の味が抽出されにくいそう。
ある意味、茶葉本来の味が抽出されにくいため、茶葉酸化による
茶葉の品質(渋味やエグ味等)をごまかせてしまうものでもありますが、
それはおいしく飲める秘訣やコツとはいえず、水色は紅茶色でも、
茶葉本来の香りや味わいをしっかりと楽しめていないことになります。
この紅茶にミルクを入れても味気ないミルクティーになってしまいます。

ティーポットに先にティーバッグを入れてください。


20190806淹れ方2


サイモン・スミス氏は2015年に来日した時にこのように語っています。
「日本の水は素晴らしい!」「おいしいリントンズ紅茶が淹れられる」
「ホテルの部屋で飲んだ〈GOLD〉の味が忘れられない!」
「日本はもしかしら世界一おいしい紅茶が飲める国かもしれない!」と。
とても素晴らしい新鮮で良質な水が溢れている日本。

国内でも水に硬度の差はありますが、日本で硬度が高い土地でも
ほぼ軟水です。硬水のロンドンとは比べ物にならないものです。

ロンドンはハードな硬水。リントンズのあるニューカッスルはほぼ軟水。
私たちも先日のロンドン旅でたくさんの紅茶を飲みましたが、
日本のお水で淹れるリントンズ紅茶が一番好きかもしれません。
茶葉の香りが豊かで、しっかり奥行きのある味わいは特別なものです。

汲みたての新鮮な水をケトルで沸かし、お湯に含まれる空気が
たっぷりある状態の沸きたてのお湯をティーバッグの茶葉を
めがけて注ぎます。紅茶葉は必ず沸騰したてのお湯を使います。
そして、リボイル(2度沸かし)したお湯は、お湯に含まれる
空気の量が減ってしまうため、絶対NGです。

空気をたっぷり含んだ沸きたてのお湯をすぐ注ぐことが、
ティーバッグ内の茶葉がジャンピングする秘訣なのです!


20190806淹れ方3


リントンズのティーバッグ紅茶1包に400ccのお湯が目安です。

あとは4分、しっかり蒸らしてあげてください。
紅茶葉はじっくり蒸らしてあげることもポイントです。

リアルな話で昔は、イギリス紅茶好きにありがちな濃い紅茶
(5分以上蒸らす)が好きでしたが、サイモン氏やティーブレンダーたちに
4分蒸らしのリントンズ紅茶は「TEA HEAVEN(極上の茶葉)」が
味わえるよ、といわれてから、きっちり4分を守るようにしてみたら…
目からウロコの紅茶の出逢いがありました。
新鮮なリントンズ紅茶はどんなに蒸らしても(10分でも、もっとでも)
渋味やエグ味が出ないため、濃く淹れることにも慣れていたので、
最初は少し薄く感じていたのですが、いやいや間違いでした…
茶葉本来の香り、味、ミルクとの相性の驚くほどのバランス感、
まさにそれが「TEA HEAVEN」だったのです。感動しました。
こんなに上品で美しい紅茶の飲み心地があるなんて。
おいしいリントンズ紅茶がさらにおいしく味わえるようになりました。
正直、紅茶の淹れ方は人それぞれ、好みの問題ですが、
リントンズだから味わえる「TEA HEAVEN」をぜひ試してほしいです。


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4分待っている間に、カップに先にミルクを注ぎます!
これこそがイギリス紅茶愛好家に愛される“ミルクインファースト”です。

ただ最近はティーポットではなく、マグで紅茶を作るイギリス人も多く、
その場合はミルクは後に入れます。高品質で鮮度の高いティーバッグ
紅茶はどのように淹れてもおいしいというのが基本にあります。
自分の好きなように楽しんで良いのです。

そして、ここがポイント!ミルクは必ず冷たい新鮮なまま使います。
ミルクを温めると臭みが出てしまい、茶葉の繊細な味を損ないます。
本場の英国ティールームでもミルクは必ず冷たいままでサーブされます。

ミルクの量はお好みですが、マグで大さじ2~3程度のイメージです。

沸騰したてのお湯を使って淹れる紅茶の出来上がった時の温度は
人が飲むには熱すぎるくらいなので、
冷たいミルクを入れることで、アツアツの飲み頃の温度になります。
これらは、イギリス紅茶愛好家の間で有名なミルクティー理論です。


20190806淹れ方5


リントンズの熟練ティーブレンダーもサイモン・スミス氏も、
紅茶を淹れるうえで、ティーポットでもマグでも、
最後に出来上がった紅茶をティースプーン等で
“かき混ぜる”という行為は、とても大切なことだといいます。

よく「英国人は最後にティーバッグをギュッと絞る」という話も
聞きますが、紅茶商の人々は「これは絶対にやらないで!」と
語ります。茶葉の余計な味わいまで出てしまうといいます。

ただ、最後に優しくかき混ぜることはとても大切だといいます。
紅茶液が均一に美しい水色になり、リントンズの紅茶なら
上質な紅茶の証“ブライトカラー”がミルクティーでも楽しめます。


20190806淹れ方6


ミルクが入ったカップに注ぎ分けます。
最後の1滴まで注ぎきるのもポイント。茶葉の旨みが詰まっています。


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これで完璧な英国ミルクティーが楽しめます!

ミルクティーとは、渋い紅茶にミルクを入れるものでも、
茶葉の香りや味が消えてしまうものでもありません。
新鮮で高品質な紅茶の茶葉とミルクの相性はとても良く、
ミルクを入れることで、茶葉の水色、香り、深みが引き立つものです。

リントンズのミルクティーは茶葉の香りと味わいが深いです。
他との違いは、その余韻が続きます。
だから余韻を感じながらスルスルとあっという間に飲んでしまいます。
この感覚をぜひリントンズのミルクティーで感じてほしいです。


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コピー ~ new logo
イギリス老舗紅茶商が厳選した茶葉でブレンドした定番紅茶。
販売は高品質を守るために、100年間もの間、イギリスのみでした。
それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。

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Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で110年以上愛され続けている紅茶です。販売は高品質を守るために、100年間もの間イギリスのみでした。それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。リントンズジャパンの公式ブログでは、お店の情報やリアルな英国の紅茶事情を中心に、日常のティータイムに役立つ情報などもご紹介していきたいです。

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