イギリスのミルクティーは永遠の定番。
イギリスでは98%が紅茶はミルクティーで楽しむといわれていますが、
ミルクティーは流行りや廃りというものではなく、永遠の定番です。
英国紅茶の歴史とともに、100年以上もの間、紅茶文化を築いてきた
老舗の紅茶商リントンズの4代目CEO、サイモン・スミス氏も
「イギリスの紅茶はミルクティー」とはっきりと語ります。
ミルクティーとは、トレンドやブームだけでは簡単に語れない、
イギリスの紅茶文化を象徴する存在です。

文化は進化しつづけます。トレンドは次々に現れます。
イギリスにも日本茶やフレーバードティー等のトレンドもあり、
近年は中国茶の烏龍茶やジャスミンティーも流行っていますが、
サイモン氏はその移り変わりは驚くほど早いものだといいます。
ミルクティーは古いや新しいの土俵にすら乗らない深い存在。
イギリスにはミルクティーというお茶文化がしっかりと根付いています。
仕事中にも、休日にもいつでもミルクティーを飲みます。
イギリスの人たちは紅茶とともに人生を歩んでいるのを感じます。
日本でも、イギリスのお茶文化のように、トレンドやブームではなく、
リントンズ紅茶は永遠の定番でありたい!と思っています。
イギリスで愛されている理由が“それ”だからです。
リントンズジャパンを創業当時、イギリスで愛され続けている紅茶を
リアルにお届けしようとした時、日本では、このイギリス=ミルクティー
を知らない方が多いことに本当にビックリしました。
イギリスの紅茶文化といえば「優雅、リーフ、アフタヌーンティー」の
ような偏ったイメージが強く「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」と
いう、リアルに愛され続けているお茶文化は知られていないことが
ありました。英国紅茶の文化はこの30年で大きく進化したといわれ、
より高品質な茶葉、より新鮮な茶葉が求められるようになり、
さらに、イギリス国民の98%が紅茶はティーバッグで淹れる時代へ。
実は、このリアルな紅茶文化こそ、イギリス人が紅茶を愛するために
求めてきた、日常にお茶を根付かせるための秘訣だったりもします。
最近はイギリスで愛される「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」という
紅茶文化が日本の多くの方に浸透してきているのも感じます。
お客様から「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」の魅力に気づいた、
何よりもおいしいから、我が家の定番になった、とよくいわれます。
紅茶が日常になって毎日幸せ!という言葉はとても嬉しい言葉です。
古くから茶の湯の文化がある日本だからこそ、
長く愛されるには理由がある、そのお茶の魅力が伝わるのだと思います。
イギリスの紅茶文化の歴史に興味がある方はぜひこちらのブログを!
★ 「イギリスの紅茶文化は進化しています」のブログはこちら♪

最近、我が家でイギリスの紅茶文化のミルクティーを
リアルに感じてしまった面白い体験がありました。
我が家では子ども達が小さな時から毎日の紅茶は
リントンズのミルクティーでした。それをずっと見て育っているので、
子ども達も毎朝ミルクティーで始まり、
家族の団欒ティータイムもリントンズのミルクティーです。
家族に「紅茶飲む?」と声をかけると「飲む~!」と
自然とテーブルに家族が集まるのは紅茶の素敵なパワーだと思います。
老若男女飲んでもおいしい!と思えるリントンズ紅茶だからなせる技!!
ミルクティーを飲みはじめると、たわいもない話も盛り上がります。
それぞれに、元気な時もあれば、疲れている時もあります。
そんな時にもちょっと気分を変えて前を向かせてくれるのも紅茶です。
大切な仕事の前や試験の前、リラックスできるよう紅茶を淹れることも
あります。その紅茶は必ず、リントンズのミルクティーです。
そして我が家のミルクティー事件が起こりました。家族のティータイムで
「日本では紅茶をストレートで飲む人も多いんだよ!」と話をしたら、
子ども達が「えっ?どういうこと?紅茶はミルクティーでしょう?」と。
「ストレートで飲むのはお茶でしょう?」と真剣に聞いてきたのです。
ここで、子ども達はずっと「紅茶=ミルクティー」だと思っていた
という事実が発覚したのです。温かい紅茶をストレートで飲むという
発想がなかったというのです。だから、とても驚いていました。
でも…これが紅茶の国・イギリスの人と同じ発想なのです。
英国フェアや英国展で招聘されたイギリス人がリントンズの紅茶を
気に入って、休憩時に飲みに来ることがよくあるのですが、その時に
紅茶の試飲をストレートで出していると、不思議そうに
「どうしてミルクを入れないんだ?」と聞かれることもあります。
イギリスのリントンズ社の会議前も必ず紅茶を淹れますが、
サイモン氏もティーブレンダーも何も聞かずにミルクティーで出します。
イギリス人にとって、ミルクティーは“完璧な紅茶”です。
紅茶愛好家は、新鮮で上質な紅茶の茶葉にはミルクを入れることで、
茶葉の香りや甘みが増し、さらに完璧な紅茶になりおいしいと語ります。
国民の98%が紅茶をミルクティーで飲む理由はここにあります。
我が家の子ども達は、先日の台湾では台湾茶をストレートで
「おいしい!」とガブガブと飲んでいましたが、
帰国後、お土産に買った台湾茶はあまり飲もうとせずに、
リントンズのミルクティーを飲みたがります。この繰り返しです^^
おいしいからという理由だけでなく、ホッとする味なんだとか。
だからいつもは紅茶ばかり。そして、必ずミルクティーで飲みます。
他の紅茶でも、ミルクを入れておいしくない紅茶は飲んでくれません。
強いフレーバーで着香された紅茶や渋い紅茶も苦手で飲めません。
微かな香りや渋味、エグ味にもとても敏感のように感じます。
イギリスのリアルな紅茶文化を見たような気がして面白かったです。
サイモン氏もいいますが、国民はミルクティーを惰性で飲んでいるわけ
ではなく、最高においしい紅茶の飲み方だから飲んでいると。
高品質な紅茶の茶葉本来の鮮やかな水色、香り、甘み、コクを味わう
ために、それを引き立たせてくれるミルクを入れて楽しんでいます。
逆にいうと、ミルクティーでおいしい紅茶は上質な茶葉の証です。
上質な茶葉は、ミルクでもストレートでもおいしく飲めるものです。

ここでイギリスの紅茶文化の興味深いエピソードをもう一つ。
イギリスの人は、よく紅茶の水色のことを“マイカラー”と表現します。
先日、リントンズ社で行われたティーセッションでも語っていましたが、
この“マイカラー”はミルクを入れたほうがよりわかりやすいといいます。
例えば、オフィス等では紅茶を飲みたい人が給湯室へ行くときに周りの
社員に「紅茶いる人~?」と声をかけるのがイギリスのマナーです。
その時に、毎日、一日に何回も、仲間の紅茶を淹れるわけですから、
仲間のミルクティーのマイカラーを把握している人がほとんどです。
Aさんは「砂糖なしで、ミルク多めの、この水色」、
Bさんは「砂糖ありで、ミルク少なめの、この水色」という風に。
このマイカラーは淹れ慣れていないと難しいかもしれません。
イギリス人は物心ついた頃からマイカラーのミルクティーがあるので、
信じられないかも知れませんが、せっかくお給仕をしてくれた人にも
「あら?私はもう少しミルクを入れてほしいわ」「ミルクが多すぎるよ」
「これはマイカラーだ!」と一人一人細かく主張することもしばしば。
そうやって少しずつ新人さんも社員の紅茶のマイカラーを把握して、
紅茶を通じて仲間としてその場に溶け込んでいく…そんな感覚もあり、
イギリスの紅茶とともに人生を歩む様子が感じられて面白いですよね。
入社記念には“マグカップ”を贈るイギリスの習慣もあるくらいです。
そのくらい、紅茶=ミルクティーはその人の個性のようなもの。
我が家も家族みんなマイカラーが違います。
私も紅茶を淹れる時、把握している家族分のマイカラーに合わせて
ミルクや砂糖の量も調整します。皆、見事にバラバラですから(笑)。
なので子ども達もマグに淹れたミルクティーの水色を見て、
「あっ!今日の紅茶、私のミルクが少ない~。」「ごめんね~!
ちょうど牛乳が切れてしまったの」なんていう会話がよくあります。
毎日淹れるからミルクティーの水色ですぐわかるのです。
ただ、なんとなくミルクを入れているわけではなく、小さな時から
家庭のティータイムで、自分の好きな紅茶の水色、香り、味わいを
自然と確認していきながら、自分にとっての
“完璧なミルクティー”を追求していく紅茶文化があります。
これがいまも根付いている、受け継がれるイギリスの紅茶文化です。
個性豊かなミルクティーは流行りや廃るものではなく、
永遠の人生のパートナーのような存在です。

イギリスの紅茶文化を楽しめるティーセミナーのお知らせです!
1年に一度、5月16日(木)~5月20日(月)5日間限定で開催される
阪急うめだ本店「ワールド・ティー・フェスティバル2019」では、
国内外問わず、それぞれの分野で活躍されている方々によって
開かれる各国のティースタイルをテーマにしたセミナーも注目です。
毎年人気のセミナーで申し込みが始まってからすぐに満席と
なってしまう回も多いので、気になるセミナーは早めにチェック!
明日の5月8日(水)10:00から阪急うめだ本店のイベント予約の
申し込みサイトにて、先着で募集が始まるそうです。
イギリス老舗紅茶商リントンズのジャパン代表・岡田による
ティーセミナーも毎年開催され、今年も5月17日(金)に開催します。
2019年はもう一つ、英国菓子研究家・砂古玉緒さんとの
コラボセミナーも同日開催予定なので、こちらもぜひお越し下さい!
● ティーポットとマグカップで楽しむ英国ミルクティー
リントンズ4代目CEOサイモン氏は「紅茶はミルクティー」と語ります。
イギリスで愛されているティースタイルで、完璧なミルクティーを!
先日のイギリスでティーセッションした最新紅茶事情を交えながら、
リアルな英国ティータイムを五感で楽しめてしまう紅茶セミナーです。
日時:5月17日(金) 午後3時~
講師:リントンズジャパン代表 岡田直也
定員:先着10名
参加費:1,080円 ※試飲や試食あり ※嬉しいお土産付き
★ ティーセミナーの詳細はこちら♪
〈満員御礼〉ありがとうございます!※現在キャンセル待ち受付中

● ミルクティーと英国菓子のマッチングレッスン
イギリスで愛されているミルクティーと英国菓子の最強のペアリングを
砂古さんが作る英国菓子とジャパン代表・岡田が淹れるミルクティーで
何種類かの組み合わせを体感できてしまう貴重なコラボセミナー。
きっと英国ティータイムの奥深さに目覚めてしまう人続出です!
日時:5月17日(金) 午前11時~
講師:英国菓子研究家 砂古玉緒
リントンズジャパン代表 岡田直也
定員:先着10名
参加費:2,160円
※試飲や試食の菓子が多めです。お腹をすかせて来て下さいね♪
★ ティーセミナーの詳細はこちら♪
〈満員御礼〉ありがとうございます!※現在キャンセル待ち受付中

参加した後、イギリス人のように、おうちでティータイムをしたくなる
そんな楽しいティーセミナーにしたいと思っています。
詳細は、ワールドティーの公式サイトをチェックしてくださいね。
どちらも、明日5月8日(水)10:00から申込みが始まります。
先着順で満席になり次第、お申し込み終了となります。
たくさんのお客様にお会いできること、楽しみにしております!

〈 ワールド・ティー・フェスティバル2019 〉
期間:2019年5月16日(木)~5月20日(月) 5日間
時間:10:00~20:00 ※金土は21:00まで ※最終日は18:00閉場
場所:阪急うめだ本店 9階
● 祝祭広場 「アジアのお茶」
● 催場 「世界のお茶」 ※リントンズはこちらに出店!
★ ワールド・ティー・フェスティバル2019のWEBサイトはこちら♪

イギリスにお茶文化として根付いている“ミルクティー”。
そのイギリスで100年以上愛され続けているリントンズ紅茶。
グレート・テイスト・アワード3つ星金賞受賞のブレンド「Gold」は、
紅茶商リントンズ4代目オーナーのサイモン・スミス氏や
奥様のスー夫人が日常でもおもてなしでも愛する紅茶です。
「Gold」は茶葉の鮮度が高く、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘みを楽しめるよう、お砂糖は入れないで
ミルクティーで茶葉の香りと甘み、鮮やかな水色を楽しんでください。
★ 「Gold」50個×2袋 ティーバッグ100個200杯分 税込2,300円

ワールド・ティー・フェスティバル期間中も休まず営業しています♪
イギリス老舗紅茶商が厳選した茶葉でブレンドした定番紅茶。
販売は高品質を守るために、100年間もの間、イギリスのみでした。
それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。
★ リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪

初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様のリアルな声」を見ることができます!
★ リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪

★ リントンズジャパン公式のInstagramページはこちら♪

★ リントンズジャパン公式のtwitterページはこちら♪

★ リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪
ミルクティーは流行りや廃りというものではなく、永遠の定番です。
英国紅茶の歴史とともに、100年以上もの間、紅茶文化を築いてきた
老舗の紅茶商リントンズの4代目CEO、サイモン・スミス氏も
「イギリスの紅茶はミルクティー」とはっきりと語ります。
ミルクティーとは、トレンドやブームだけでは簡単に語れない、
イギリスの紅茶文化を象徴する存在です。

文化は進化しつづけます。トレンドは次々に現れます。
イギリスにも日本茶やフレーバードティー等のトレンドもあり、
近年は中国茶の烏龍茶やジャスミンティーも流行っていますが、
サイモン氏はその移り変わりは驚くほど早いものだといいます。
ミルクティーは古いや新しいの土俵にすら乗らない深い存在。
イギリスにはミルクティーというお茶文化がしっかりと根付いています。
仕事中にも、休日にもいつでもミルクティーを飲みます。
イギリスの人たちは紅茶とともに人生を歩んでいるのを感じます。
日本でも、イギリスのお茶文化のように、トレンドやブームではなく、
リントンズ紅茶は永遠の定番でありたい!と思っています。
イギリスで愛されている理由が“それ”だからです。
リントンズジャパンを創業当時、イギリスで愛され続けている紅茶を
リアルにお届けしようとした時、日本では、このイギリス=ミルクティー
を知らない方が多いことに本当にビックリしました。
イギリスの紅茶文化といえば「優雅、リーフ、アフタヌーンティー」の
ような偏ったイメージが強く「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」と
いう、リアルに愛され続けているお茶文化は知られていないことが
ありました。英国紅茶の文化はこの30年で大きく進化したといわれ、
より高品質な茶葉、より新鮮な茶葉が求められるようになり、
さらに、イギリス国民の98%が紅茶はティーバッグで淹れる時代へ。
実は、このリアルな紅茶文化こそ、イギリス人が紅茶を愛するために
求めてきた、日常にお茶を根付かせるための秘訣だったりもします。
最近はイギリスで愛される「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」という
紅茶文化が日本の多くの方に浸透してきているのも感じます。
お客様から「気軽、ティーバッグ、ミルクティー」の魅力に気づいた、
何よりもおいしいから、我が家の定番になった、とよくいわれます。
紅茶が日常になって毎日幸せ!という言葉はとても嬉しい言葉です。
古くから茶の湯の文化がある日本だからこそ、
長く愛されるには理由がある、そのお茶の魅力が伝わるのだと思います。
イギリスの紅茶文化の歴史に興味がある方はぜひこちらのブログを!
★ 「イギリスの紅茶文化は進化しています」のブログはこちら♪

最近、我が家でイギリスの紅茶文化のミルクティーを
リアルに感じてしまった面白い体験がありました。
我が家では子ども達が小さな時から毎日の紅茶は
リントンズのミルクティーでした。それをずっと見て育っているので、
子ども達も毎朝ミルクティーで始まり、
家族の団欒ティータイムもリントンズのミルクティーです。
家族に「紅茶飲む?」と声をかけると「飲む~!」と
自然とテーブルに家族が集まるのは紅茶の素敵なパワーだと思います。
老若男女飲んでもおいしい!と思えるリントンズ紅茶だからなせる技!!
ミルクティーを飲みはじめると、たわいもない話も盛り上がります。
それぞれに、元気な時もあれば、疲れている時もあります。
そんな時にもちょっと気分を変えて前を向かせてくれるのも紅茶です。
大切な仕事の前や試験の前、リラックスできるよう紅茶を淹れることも
あります。その紅茶は必ず、リントンズのミルクティーです。
そして我が家のミルクティー事件が起こりました。家族のティータイムで
「日本では紅茶をストレートで飲む人も多いんだよ!」と話をしたら、
子ども達が「えっ?どういうこと?紅茶はミルクティーでしょう?」と。
「ストレートで飲むのはお茶でしょう?」と真剣に聞いてきたのです。
ここで、子ども達はずっと「紅茶=ミルクティー」だと思っていた
という事実が発覚したのです。温かい紅茶をストレートで飲むという
発想がなかったというのです。だから、とても驚いていました。
でも…これが紅茶の国・イギリスの人と同じ発想なのです。
英国フェアや英国展で招聘されたイギリス人がリントンズの紅茶を
気に入って、休憩時に飲みに来ることがよくあるのですが、その時に
紅茶の試飲をストレートで出していると、不思議そうに
「どうしてミルクを入れないんだ?」と聞かれることもあります。
イギリスのリントンズ社の会議前も必ず紅茶を淹れますが、
サイモン氏もティーブレンダーも何も聞かずにミルクティーで出します。
イギリス人にとって、ミルクティーは“完璧な紅茶”です。
紅茶愛好家は、新鮮で上質な紅茶の茶葉にはミルクを入れることで、
茶葉の香りや甘みが増し、さらに完璧な紅茶になりおいしいと語ります。
国民の98%が紅茶をミルクティーで飲む理由はここにあります。
我が家の子ども達は、先日の台湾では台湾茶をストレートで
「おいしい!」とガブガブと飲んでいましたが、
帰国後、お土産に買った台湾茶はあまり飲もうとせずに、
リントンズのミルクティーを飲みたがります。この繰り返しです^^
おいしいからという理由だけでなく、ホッとする味なんだとか。
だからいつもは紅茶ばかり。そして、必ずミルクティーで飲みます。
他の紅茶でも、ミルクを入れておいしくない紅茶は飲んでくれません。
強いフレーバーで着香された紅茶や渋い紅茶も苦手で飲めません。
微かな香りや渋味、エグ味にもとても敏感のように感じます。
イギリスのリアルな紅茶文化を見たような気がして面白かったです。
サイモン氏もいいますが、国民はミルクティーを惰性で飲んでいるわけ
ではなく、最高においしい紅茶の飲み方だから飲んでいると。
高品質な紅茶の茶葉本来の鮮やかな水色、香り、甘み、コクを味わう
ために、それを引き立たせてくれるミルクを入れて楽しんでいます。
逆にいうと、ミルクティーでおいしい紅茶は上質な茶葉の証です。
上質な茶葉は、ミルクでもストレートでもおいしく飲めるものです。

ここでイギリスの紅茶文化の興味深いエピソードをもう一つ。
イギリスの人は、よく紅茶の水色のことを“マイカラー”と表現します。
先日、リントンズ社で行われたティーセッションでも語っていましたが、
この“マイカラー”はミルクを入れたほうがよりわかりやすいといいます。
例えば、オフィス等では紅茶を飲みたい人が給湯室へ行くときに周りの
社員に「紅茶いる人~?」と声をかけるのがイギリスのマナーです。
その時に、毎日、一日に何回も、仲間の紅茶を淹れるわけですから、
仲間のミルクティーのマイカラーを把握している人がほとんどです。
Aさんは「砂糖なしで、ミルク多めの、この水色」、
Bさんは「砂糖ありで、ミルク少なめの、この水色」という風に。
このマイカラーは淹れ慣れていないと難しいかもしれません。
イギリス人は物心ついた頃からマイカラーのミルクティーがあるので、
信じられないかも知れませんが、せっかくお給仕をしてくれた人にも
「あら?私はもう少しミルクを入れてほしいわ」「ミルクが多すぎるよ」
「これはマイカラーだ!」と一人一人細かく主張することもしばしば。
そうやって少しずつ新人さんも社員の紅茶のマイカラーを把握して、
紅茶を通じて仲間としてその場に溶け込んでいく…そんな感覚もあり、
イギリスの紅茶とともに人生を歩む様子が感じられて面白いですよね。
入社記念には“マグカップ”を贈るイギリスの習慣もあるくらいです。
そのくらい、紅茶=ミルクティーはその人の個性のようなもの。
我が家も家族みんなマイカラーが違います。
私も紅茶を淹れる時、把握している家族分のマイカラーに合わせて
ミルクや砂糖の量も調整します。皆、見事にバラバラですから(笑)。
なので子ども達もマグに淹れたミルクティーの水色を見て、
「あっ!今日の紅茶、私のミルクが少ない~。」「ごめんね~!
ちょうど牛乳が切れてしまったの」なんていう会話がよくあります。
毎日淹れるからミルクティーの水色ですぐわかるのです。
ただ、なんとなくミルクを入れているわけではなく、小さな時から
家庭のティータイムで、自分の好きな紅茶の水色、香り、味わいを
自然と確認していきながら、自分にとっての
“完璧なミルクティー”を追求していく紅茶文化があります。
これがいまも根付いている、受け継がれるイギリスの紅茶文化です。
個性豊かなミルクティーは流行りや廃るものではなく、
永遠の人生のパートナーのような存在です。

イギリスの紅茶文化を楽しめるティーセミナーのお知らせです!
1年に一度、5月16日(木)~5月20日(月)5日間限定で開催される
阪急うめだ本店「ワールド・ティー・フェスティバル2019」では、
国内外問わず、それぞれの分野で活躍されている方々によって
開かれる各国のティースタイルをテーマにしたセミナーも注目です。
毎年人気のセミナーで申し込みが始まってからすぐに満席と
なってしまう回も多いので、気になるセミナーは早めにチェック!
明日の5月8日(水)10:00から阪急うめだ本店のイベント予約の
申し込みサイトにて、先着で募集が始まるそうです。
イギリス老舗紅茶商リントンズのジャパン代表・岡田による
ティーセミナーも毎年開催され、今年も5月17日(金)に開催します。
2019年はもう一つ、英国菓子研究家・砂古玉緒さんとの
コラボセミナーも同日開催予定なので、こちらもぜひお越し下さい!
● ティーポットとマグカップで楽しむ英国ミルクティー
リントンズ4代目CEOサイモン氏は「紅茶はミルクティー」と語ります。
イギリスで愛されているティースタイルで、完璧なミルクティーを!
先日のイギリスでティーセッションした最新紅茶事情を交えながら、
リアルな英国ティータイムを五感で楽しめてしまう紅茶セミナーです。
日時:5月17日(金) 午後3時~
講師:リントンズジャパン代表 岡田直也
定員:先着10名
参加費:1,080円 ※試飲や試食あり ※嬉しいお土産付き
★ ティーセミナーの詳細はこちら♪
〈満員御礼〉ありがとうございます!※現在キャンセル待ち受付中

● ミルクティーと英国菓子のマッチングレッスン
イギリスで愛されているミルクティーと英国菓子の最強のペアリングを
砂古さんが作る英国菓子とジャパン代表・岡田が淹れるミルクティーで
何種類かの組み合わせを体感できてしまう貴重なコラボセミナー。
きっと英国ティータイムの奥深さに目覚めてしまう人続出です!
日時:5月17日(金) 午前11時~
講師:英国菓子研究家 砂古玉緒
リントンズジャパン代表 岡田直也
定員:先着10名
参加費:2,160円
※試飲や試食の菓子が多めです。お腹をすかせて来て下さいね♪
★ ティーセミナーの詳細はこちら♪
〈満員御礼〉ありがとうございます!※現在キャンセル待ち受付中

参加した後、イギリス人のように、おうちでティータイムをしたくなる
そんな楽しいティーセミナーにしたいと思っています。
詳細は、ワールドティーの公式サイトをチェックしてくださいね。
どちらも、明日5月8日(水)10:00から申込みが始まります。
先着順で満席になり次第、お申し込み終了となります。
たくさんのお客様にお会いできること、楽しみにしております!

〈 ワールド・ティー・フェスティバル2019 〉
期間:2019年5月16日(木)~5月20日(月) 5日間
時間:10:00~20:00 ※金土は21:00まで ※最終日は18:00閉場
場所:阪急うめだ本店 9階
● 祝祭広場 「アジアのお茶」
● 催場 「世界のお茶」 ※リントンズはこちらに出店!
★ ワールド・ティー・フェスティバル2019のWEBサイトはこちら♪

イギリスにお茶文化として根付いている“ミルクティー”。
そのイギリスで100年以上愛され続けているリントンズ紅茶。
グレート・テイスト・アワード3つ星金賞受賞のブレンド「Gold」は、
紅茶商リントンズ4代目オーナーのサイモン・スミス氏や
奥様のスー夫人が日常でもおもてなしでも愛する紅茶です。
「Gold」は茶葉の鮮度が高く、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘みを楽しめるよう、お砂糖は入れないで
ミルクティーで茶葉の香りと甘み、鮮やかな水色を楽しんでください。
★ 「Gold」50個×2袋 ティーバッグ100個200杯分 税込2,300円

ワールド・ティー・フェスティバル期間中も休まず営業しています♪
イギリス老舗紅茶商が厳選した茶葉でブレンドした定番紅茶。
販売は高品質を守るために、100年間もの間、イギリスのみでした。
それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。
★ リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪

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「お客様のリアルな声」を見ることができます!
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