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英国展でよく聞かれる紅茶のQ&A

英国フェアや英国展の販売に立つと、お客様から様々な質問があります。
質問の中には、私たちが当たり前のように思っていたことも、
意外と知られていないことだったり、誤解されていることもあったり。

ミルクティーはどうやって作るの?お水は水道水でいいの?
紅茶はどうやって保管するの?本場のティータイム事情は?などなど。
今日は、そんなお客様のリアルな質問に丁寧にお答えします。
英国フェア2018等で初めてリントンズ紅茶に出逢ったお客様も、
これからご自宅やおもてなしで、本場・英国ティータイムで
愛されている紅茶を、イギリス人のようにおいしく楽しく
飲んでいただくためにも、じっくり見ていただきたい内容です。

イギリスで100年以上英国紅茶の歴史を見てきた老舗紅茶商の
4代目サイモン氏や熟練ティーブレンダーから聞いた話もありますが、
難しい話は一つもなく、目からウロコの話でもあると思います。


① 「ミルクティーを作る時は、牛乳はどうしたら良いですか?」

これは本当によく、このように質問されることが多いです。
牛乳は半分くらい入れるとか、牛乳は温めるとか、ほとんどの方が
“英国ミルクティー”の作り方を誤解しているようです。
イギリスの人は紅茶を淹れる時、98%がティーバッグで淹れ、
98%がミルクティーにして飲んでいます。
新鮮で高品質な茶葉と新鮮な牛乳は相性がとても良いからです。

そのイギリス本場で愛されている“英国ミルクティー”の作り方は簡単!
簡単なのに、ミルクティーの概念が変わるおいしさといわれるものです。

ティーポットの場合、リントンズは1包で350~400ccのお湯を入れ、
じっくり4分蒸らします。※ストレートの場合は2分~2分半です。
紅茶を蒸らしている間に、冷たい牛乳を先にカップに入れておきます。
お好みで、ティーカップなら大さじ1、マグカップなら大さじ3~4。
砂糖を入れる方はこの時一緒に入れてしまいます。
そして、出来上がった紅茶液を最後の一滴までカップに注ぎ入れます。
マグで抽出する場合は、紅茶が出来て、ティーバッグを取り除き、
その後、砂糖、冷たい牛乳の順に入れてかき混ぜて完成です。

これをお伝えすると「えっ?驚くほど簡単なんですね?」と
いわれますが、本当に簡単なんです!
おいしい紅茶を淹れるために教室に通うイギリス人はおらず、
紅茶は誰でもおいしく淹れられるから愛されているのが現状です。

簡単ですが大切なポイントは2つ。
1つは、牛乳は温めたり、常温にせずに、必ず冷たいまま使うことです!
牛乳は品質を守るために、冷蔵保存されているものです。
それを温めたら、牛乳の品質が変わり、臭みも出て、
紅茶茶葉の繊細な香りや味を楽しめなくなるといいます。
イギリスの紅茶愛好家は、この牛乳の温度に大変敏感です。
絶対に温めたり、常温にせず、冷たいまま使うことが重要です。
日本には新鮮な牛乳があるので、スーパーに売っている牛乳でOK!
温めなくても良くて、冷たいままのほうがおいしいなら、
そのほうが簡単ですから願ったり叶ったりなんです。

新鮮な冷たい牛乳で作る英国ミルクティーの利点はもう一つあります。
紅茶は新鮮な沸きたてのお湯を使います。温度はとても高いものです。
むしろ、紅茶の出来上がった時の温度は飲むには熱すぎるくらいなので、
冷たい牛乳を入れることで、アツアツの飲み頃の温度になってくれます。
大きなマグに大さじ3~4の牛乳で紅茶が冷めることはありません。

ここまでお客様にお話すると「めちゃくちゃこだわっていますね!でも、
めちゃくちゃ簡単なことですね!」といわれますが、その通りです。

“英国ミルクティー”は簡単においしく作れるから毎日楽しまれています。
緑茶や珈琲と違い、現代の紅茶は淹れ方が難しくないからこそ、
どんな日常にも寄り添い、イギリスで愛され続けている飲み物なのです。
世界の中でも、お水の次に飲まれている飲料だといわれています。

ぜひリントンズで“英国ミルクティー”にチャレンジしてみてください!
おもてなしでも「どうやって作ったの?」と喜ばれるおいしさです。


20181020ミルクティー


② 「イギリスは硬水だから、日本とお水が違うんですよね?」

実は、イギリスは硬水と軟水の地域があります。

世界中からの観光客も多いロンドンは硬水です。
しかし!リントンズの宅配地域であるイングランド北東部や
湖水地方、スコットランド等は軟水なんです。
地図で見ると、実はイギリスは軟水地域のほうが多いのです。
ヨーロッパの紅茶愛好家の間では「イギリスは軟水だから
紅茶がおいしい」ともいわれているほどです。

「イギリスは硬水だから紅茶がおいしい」は誤解です。

そして、紅茶に合うのは間違いなく“軟水”です。
これは紅茶に限らず、緑茶や珈琲、飲料全てに共通することです。
軟水の日本はおいしい紅茶が淹れられる、素晴らしい環境なのです。

だからこそ紅茶商リントンズ4代目サイモン・スミス氏は
「日本は世界一おいしい紅茶を飲める国かもしれない」といいます。

硬水のほうが良いというイメージから、硬水のペットボトルを使って
紅茶を淹れる方もいるようですが、絶対やってはいけないことです。
おいしい紅茶を淹れるには、お水に含まれる空気が重要です。
一番良いのは、汲みたての水道水(軟水)です。
水道水でも、汲み置き(汲んでから時間が経ったもの)はダメです。
そのため、軟水でも硬水でもペットボトルのお水もダメです。
1度沸かしたお湯を2度沸かしする(リボイル)も禁止です。
サイモン氏曰く、どれも水の中の空気が減ってしまうそうです。
簡単に、日本の水道水を汲んで、すぐ沸騰させるのが一番です!
一番簡単ですが、それこそが紅茶に必要な新鮮なお湯(軟水)です。

リントンズは日本と同じイギリスの軟水地域で愛されている英国紅茶。
日本は軟水だからこそ、英国の軟水地域のおいしい紅茶が味わえます。
軟水で淹れた新鮮で高品質な紅茶は茶葉の水色が鮮やかで美しく、
香り、味わいも豊か。渋味もエグ味もなく、スルスル飲めてしまいます。
極上のおいしい紅茶がそのまま日本でも味わえる希少な紅茶です。

これが紅茶の国・イギリスの人が愛する紅茶の味わいそのものです!
ミルクティーにしても、茶葉の水色や甘み、深みを楽しめます。
イギリスや日本は、茶葉の香りや旨み、水色、味わいを楽しむ文化です。
実はイギリスと日本、紅茶の味わい方、紅茶の魅力の感じ方が
とても似ている国なのです。それは共通する軟水にも関わりがあります。


2016516ブレンド水


③ 「リントンズは200杯分入っていて保管はどうしたら良いですか?」

イギリス紅茶愛好家もとてもこだわるのは紅茶の保管方法です。

リントンズは1袋の中にティーバッグが100個200杯分入っています。
それをアルミ2パックに50個ずつに分けて入っています。
これには意味があります。

実は、ティーバッグは1個ずつの個包装よりも、大量パックのほうが
茶葉が酸化しにくのです。空気に触れる面積が少ないからです。
ティーバッグがたっぷり100個も入っているリントンズ紅茶。
さすがに100個をいっぺんに開けてしまうと、飲みきるには、
空気に触れる機会が増えてしまいます。
そのため、1パックを50個ずつに分けることで、開けていない方を
できるだけ空気に触れず、新鮮に保てるように考えられています。

皆さんのティータイムの頻度等を考慮したうえで、とても簡単ですが、
最もベストな状態で新鮮な茶葉を新鮮な状態で、鮮度を保てるよう
長い歴史、老舗紅茶商としてこだわってきた独自の保管方法です。
イギリス紅茶業界でも高く評価されている“紅茶の保管方法”なのです。

そして、紅茶は必ず常温保管です!
茶葉を冷蔵庫や冷凍庫に入れるのは、絶対NGです!
茶葉には脱臭・消臭効果があるので、人間が感じない程度の
冷蔵庫内の香りを少しずつ吸い取って、香りや味が変わっていきます。

茶葉は繊細なものなので、温度の変化にも弱く、冷蔵庫に入れて
冷え切った茶葉に、いきなり沸騰した高温のお湯を注ぐことは、
大きなストレスになり、茶葉が上手に抽出されることを妨げます。

もう一つ、茶葉にとって良くないものは、空気と光です。
よくおしゃれで、ガラス瓶などに茶葉を見えるように保管している方も
いるようですが、茶葉が丸見えの状態で、透明なガラスや透明袋での
保管は茶葉酸化を急速に進めます。また、不透明でも紙袋や紙箱に
そのまま入った茶葉も、保管力が弱く、酸化を進めます。
茶葉が酸化すると、水色もくすみ、渋味やエグ味の原因にもなります。
おいしい紅茶のために、繊細な茶葉は保管が命です。

そのため、リントンズの商品パッケージの外装アルミパックは
空気や光に触れず、常温で保管できるようにすべて考えられています。
新鮮茶葉にこだわる、リントンズ独自の保管方法です。

薬局等で使用されるレベルの気密性で、缶以上の保存力なので、
絶対、中身を移し変えたりしないでください!
サイモン氏はアルミの袋をビリビリに破かず、口を上手に開けて、
ティーバッグを取り出した後は、袋の空気を抜くようにして、
(※なるべく空気を抜くのは、パック内の酸素濃度を低くするため)
ダブルクリップ等でしっかり口を閉じて、常温で保管してください、と。
最後の1杯まで新鮮でおいしい紅茶が楽しめるように考えられています。


20180309teabags.jpg

2016118コノシュア


④ 「ティータイムの時、イギリス流の作法やマナーはありますか?」

日本に限らず、他国のヨーロッパやアメリカ、アジアから
イギリスへ訪れる観光客がイメージする“英国紅茶”と、
リアルにイギリス人が何世紀も愛し続けている“英国紅茶”とは、
大きな誤解があるようです。イギリス人は観光客が思っているよりも、
紅茶を気軽に飲んで、紅茶にこだわり、紅茶を愛しています。

やはりお客様からもイギリスの紅茶事情について聞かれることも多く、
紅茶の作法やマナーについて聞かれることもあります。

もちろんイギリスには古くから伝わるアフタヌーンティーの
作法やマナーというのは存在します。
ただそれは、日本の茶道に通じるものがあります。
イギリス人の中にも、茶道を楽しむように、アフタヌーンティーの
作法やマナーを楽しむ人もいますが、それは個人の趣味の世界です。

正直言って、紅茶を楽しむティータイムの時に、現代のイギリスで
作法やマナーを気にしているイギリス人に会ったことがありません。

いままで英国老舗紅茶商リントンズの4代目のサイモン・スミス氏や
5代目のダニエル氏、ティーブレンダー、スタッフとのティータイムで、
作法やマナーの話が出たことも、気にしている様子もありません。
イギリスの人は紅茶=作法、マナーとは結びつかないそうです。
作法やマナーを聞いたとしても、英国ティータイムで大切なのは、
純粋に“お茶の時間を楽しむこと”だとはっきりといいます。

そして、必要なものがあるとしたら、大好きな紅茶とお菓子だ、と。

実際、紅茶の国・イギリスの人はおうちやおもてなしでも、
街中のティールームやカフェでも、とても気軽に紅茶を楽しんでいます。
これは先ほども言いましたが、アフタヌーンティーでも同じです。
会話を楽しみながら、互いの紅茶がなくなったら淹れ合って...
本当に自由に、楽しそうに、幸せそうに、ティータイムをしています。

イギリスの人は、紅茶は小さな幸せをくれるのが魅力だといいます。
作法やマナーよりも、何世紀も変わらず、紅茶に求める精神性を重んじ、
それが伝統的に深く、大切な紅茶文化として愛されています。

純粋に“お茶の時間を楽しむこと”が毎日の幸せであり、
唯一のマナーと呼べることかも知れませんね!


20180109cafe2.jpg


今夏、イギリスで見つけたグリーティングカードからも、
そんな紅茶に潜む小さな幸せを感じられます。

With a cup of tea in your hand,
anything is possible

一杯の紅茶があれば、何事も前向きに思える。


20181017cupoftea.jpg


伊勢丹新宿店「英国展2018」のショップでは、イギリスで愛されている
紅茶のおいしさ、楽しさ、素晴らしさが皆さまに届きますように、
リントンズジャパン代表・岡田が毎日ショップで
おいしい紅茶を淹れてお待ちしております!

紅茶の試飲を保温ポット等での作り置きをせず、
新鮮なお湯で、毎回ティーポットから丁寧に淹れています。
リントンズの試飲の淹れ方はイギリス紅茶愛好家の淹れ方であり、
ご自宅での淹れ方と同じになるので、参考にしやすいかと思います。

他にも紅茶のご質問等あれば、何でも気軽にお尋ねください!


20180308teatasting1.jpg


2016921ロゴ新
イギリス老舗紅茶商リントンズは馬車のロゴが目印です!

いよいよ本日24日(水)10時から伊勢丹英国展のサイトがオープン!
リントンズショップでは、数量限定400個!2018年新作紅茶缶の
ハンパーティーキャディーを販売します!!紅茶商の紋章入りの
ショートブレッドと紅茶100杯分が英国のバスケット缶に入っています。
この缶の東京での催事販売は、伊勢丹英国展が最後となる予定です。

伊勢丹の英国展限定で、完売必至のビスケットBOXのビスケットを
バラ売りで販売します。大きなビスケットが1袋に2枚入って250円♪
イギリスで愛されている英国菓子を気軽に楽しんでみませんか。

一番売れている定番ブレンドのティーバッグ紅茶も全種類並びます!
1袋にティーバッグ100個200杯分の紅茶が入って2,000円前後なので、
新鮮で高品質な紅茶が1杯約10円前後で楽しめるのが魅力です。

他にも今年は完売必至の限定紅茶缶が3種類も並ぶ貴重な機会。
英国フェア限定!定番5ブレンドのスペシャル紅茶セットや
紅茶商のビスケットBOX、2018年クリスマス限定柄や新柄も登場の
にわとり型ティーコジーなどなど、魅力的な“イギリス”が盛りだくさん♪

商品総額6,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、なんと!
人気のリントンズのハンパー柄ショップバッグをプレゼント!!
※先着順の数量限定のため、なくなり次第終了となります。

リントンズが出店する2018年の英国展は伊勢丹が最後です。
紅茶缶も定番紅茶もこの機会にぜひ手に取ってご覧ください!

● 伊勢丹新宿本店「英国展2018」

期間:10月31日(水)~11月5日(月)
時間:10:30~20:00 ※最終日は18:00閉場
場所:新宿伊勢丹 本館6階催物場

★ 伊勢丹新宿本店「英国展2018」のサイトはこちら♪


コピー ~ new logo
10月1日から送料が全国一律600円+税になりました!
全国の皆様に気軽にご注文していただける配送料に変わりました。

イギリス老舗紅茶商が厳選した茶葉でブレンドした定番紅茶。
販売は高品質を守るために、100年間もの間、イギリスのみでした。
それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


20151016宅配
初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様のリアルな声」を見ることができます!

★リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪


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★リントンズジャパン公式のtwitterページはこちら♪


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★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




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ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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