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ティーバッグ紅茶は英国の芸術品です

日本ではティーバッグにはネガティブなイメージがあったようで、
老舗紅茶商であるリントンズが日本初上陸した2011年の頃は、
“ティーバッグ=手抜き、廉価な茶葉、おいしい紅茶じゃない”等
というイメージが多く、とても驚きました。
そんな私たちもイギリスの実情を知ったり、リントンズに出逢うまでは、
リーフに拘って淹れたり、ティーバッグに良い印象はありませんでした。

実は、半世紀前のイギリスでも同じようなことが起こっていたそうです。
1920年代にはティーバッグが市販されるようになりましたが、
1960年でもティーバッグのシェアは全体の3%ほどだったそうです。
やはり紅茶=リーフのイメージが強く、リーフで淹れ続けていたそう。

それが、2000年にはティーバッグのシェアが90%以上に!!!
2018年現在では、イギリスでは98%が紅茶はティーバッグで淹れます。
これは100年以上紅茶商の歴史あるリントンズから直接聞いた数字です。
半世紀の間に、完全にシェアが逆転しているのです。
いまでは、本場英国ティールームでも、ティーバッグ紅茶が主流です。
ティーバッグの中が廉価な茶葉というのは、いつの時代のお話?です。
品質の良くないティーバッグ紅茶をイギリス人は好みません。

イギリスの人が紅茶の質や淹れ方にこだわらなくなったわけではなく、
むしろ日常に必要であり、おいしい紅茶にこだわり続けたからこそ、
進化した形が「ティーバッグ紅茶」だったのです。
確実においしい紅茶が淹れられるから98%がティーバッグなのです。
その進化する伝統こそ、英国の芸術だといいます。

リントンズ社4代目オーナーのサイモン・スミス氏もいいますが、
現代のイギリスにはリーフとティーバッグ、
どちらが良いという概念すら残っていないそうです。

英国の芸術品と呼べるほど、現代の英国ティーバッグ紅茶は
素晴らしい紅茶です。昔のイギリスのようにティーバッグに
ネガティブなイメージを持つのはもったいないのです。


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誤解がないように、ティーバッグはリーフと同じ考え方です。
中の茶葉の品質が高品質かどうか、です。
リーフと同じ、ティーバッグも茶葉から紅茶を淹れるものです。
だからイギリスの紅茶愛好家はどちらが良いという概念がないのです。

もう一度いいますが、大切なことは“茶葉の品質”です。

違いは、ティーバッグ紅茶は、紅茶商の長年の知識と技術とレシピで
誰でも簡単においしい紅茶が淹れられるように進化したものです。
だからイギリスには紅茶を淹れるのは難しいという概念もありません。
その分、実はティーバッグのほうが知識と技術が必要なものです。
なぜなら、高品質なティーバッグ紅茶は、生半可な知識で
素人が真似して作れるようなものではないのです。
逆にこの知識と技術の有無が、ティーバッグの品質の分かれ道です。

これは意外と知られていないことですが、ティーバッグには、
ティーバッグに向いている茶葉の産地と茶葉の形状があります。
例えば、アフリカの茶葉、とくにケニアの茶葉はティーバッグに合う
CTCにすることで、リーフの時より茶葉の香りが増し、茶葉の甘みも
増すそうです。リーフよりティーバッグにしたほうがおいしいのです。
インドのアッサム茶葉もCTCに向いている茶葉で、上質なケニアや
アッサムの茶葉は90%以上がこのCTC製法で紅茶が作られています。
逆に、中国の茶葉はティーバッグにはあまり向かないものが多く、
CTCにすると香りが弱くなり、茶葉の渋味や苦味が出やすいそうです。
何でもCTCにできるものでも、リーフのままが良いわけでもありません。

高品質なティーバッグを製作するということは簡単ではないのです。

よく市販で売っているお茶パックなどに、自作でリーフをそのまま詰める
というお話も聞きますが、これはティーバッグ紅茶ではありません。
ティーバッグには、ティーバッグに合わせた茶葉の形状があります。

熟練の知識と技術がないとできないものが、ティーバッグ紅茶です。


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リーフからティーバッグという革新的な進化を遂げた英国紅茶。
イギリスではこの30年間で紅茶の世界は大きく進化しています。
紅茶の国・イギリスの「おいしい紅茶を毎日何杯も飲み続けたい」
という想いが、技術の進化に繋がったのです。
このことは、歴史年表とともに、以前のブログで紹介しています。

★ 「イギリスの紅茶文化は進化しています」のブログはこちら♪

イギリスの伝統を重んじながら、先進的な技術を取り入れて、
英国紅茶の真髄を追及した結果、ティーバッグ紅茶が生まれ、
何世紀も変わらず紅茶はいまでも愛され続けることになり、
英国が誇る「芸術品」と呼べるものになったのではないでしょうか。


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老舗紅茶商リントンズの定番ブレンド紅茶は、世界の中でも
紅茶先進国イギリスの中でもこだわり抜いたティーバッグです。

① 英国ブレンドのこだわり

リントンズ紅茶は正真正銘の100%英国ブレンドの紅茶です。
リーフやティーバッグにこだわらない紅茶愛好家のイギリス人も、
この“英国ブレンド”にこだわる人はとても多いそうです。
そのため、英国紅茶のパッケージには必ずブレンド国を記載します。
英国メーカーの紅茶が大量生産やコスト削減のため、
ブレンド工場を中国・スリランカ・ポーランド等海外に移設する動きが
増えている中、紅茶商のリントンズは伝統を守り、英国工場で、
専属のティーブレンダーによる、英国ブレンドにこだわっています。

② 農園のこだわり

農園に関しても、数十年の取引のある信頼のおける厳選契約農園に
こだわっており、農園の間でも茶葉選定が厳しいと有名な紅茶商です。
機械で摘んだ茶葉はつかわず、すべて手摘みの茶葉のみ使用。
そして現代、イギリスで飲まれている紅茶の60%がケニア紅茶といわれ
ており、リントンズも85%位がケニアを中心にアフリカ茶葉を使用。
イギリスの紅茶愛好家の間でも注目の産地であり、従来の産地より
新しくきれいな土壌で、ミネラルが豊富、若い茶木から上質な品質の
茶葉が採れることで有名です。紅茶愛好家に人気のケニア農園は、
日本からは遠い国であり、一般の方が手に入れるのは難しい産地でも
ありますが、イギリス紅茶商のおかげで、旬の産地の茶葉が届きます。
何より、産地の標高も高いため、害虫もおらず、無農薬栽培です。
さらに、リントンズ紅茶は長年フェアトレードの紅茶です。
イギリスの紅茶業界ではフェアトレードは当たり前のことでもあります。

③ 茶葉のこだわり

世界中の農園から毎週毎週、旬の茶葉が届くリントンズ。
リントンズは厳選した農園の高品質で新鮮な茶葉を摘採後48時間以内に
真空にし英国へ、そこから48時間以内にブレンド・加工・パッキング。
これは世界中やイギリス中でも類を見ない唯一無二の製造方法です。
そのため、お客様は驚くほど新鮮な茶葉の味わいを楽しめます。
届いた茶葉を毎日400~500種類テイスティングしてブレンドする
専属ティーブレンダーにより丁寧に作られたブレンド紅茶でもあります。
熟練のティーブレンダーになると、1000種類以上の茶葉の違いを
正確に判断したり、茶葉0.15g程度の僅かな味や香りの違いが
わかるほど奥が深い世界で紅茶を作り続けています。
彼らは人間業とは思えない繊細な五感を持ち合わせています。

④ ティーバッグ製造のこだわり

中の茶葉だけでなく、ティーバッグの袋も、茶葉の形状に合わせて、
ティーバッグの中の茶葉が遊泳する適度な空間を作るために、
絶妙なバランスでティーバッグの素材や形、そして大きさも
徹底的に研究されています。これは、老舗紅茶商であるリントンズが
1960年代に独自のティーバッグマシーンを開発してからずっとです。

紅茶商リントンズ創業者ファミリーの4代目スミスファミリーや
熟練のティーブレンダーたちは、「私たちが紅茶商として、
おいしい茶葉にこだわり続ければ、お客様はティーバッグに
新鮮なお湯を注ぐだけでおいしい紅茶に出逢える」と
誇りを持って、紅茶を作り続けています。


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こうやって先人から受け継がれる英国老舗紅茶商のレシピや技術、
熟練のティーバイヤーやティーブレンダーの日々の努力で、
おいしいティーバッグ紅茶が丁寧に作られていると思うと、
リントンズの定番ティーバッグ紅茶は太っ腹に100包も入っていますが、
1包で淹れる紅茶がとてつもなく貴重な1杯に思えてしまいます。


2016824サイモン紅茶シーン


様々な誤解や思い込みにより、正しい英国紅茶の実情が
伝わらないことはとても残念なことだと思います。

全国の英国展・英国フェアなどで毎年販売していて感じることは、
この数年で、リーフだから、ティーバッグだからという
日本のお客様の先入観が驚くほど無くなってきているということです。
実際、たくさんのお客様に紅茶の概念が変わったともいわれます。

試飲しておいしいか、自分自身の価値観でリントンズ紅茶を選ぶ
お客様が本当にたくさんおられます。そして、リントンズ紅茶に出逢い
真の意味で紅茶を好きになったというお客様もたくさんおられます。
紅茶の世界が広がったと幸せそうな顔を見ると私たちも嬉しいです。

「紅茶がおいしくないのは、自分の淹れ方が悪いのだと思っていたが
リントンズはどのように淹れてもおいしいので嬉しくてたまらない。」
「何年も飽きることなく飲めるのは、いつでもおいしい紅茶だから。」
「リントンズを飲むとホッとするので、朝も昼も帰宅してからも
気付いたら毎日、1日何回も紅茶を飲むようになっている。」
「手軽でおいしいから紅茶を淹れるティータイムが以前より増えて、
紅茶に合うお菓子や器などもあれこれと楽しむようになった。」
「家族でリントンズのミルクティーを飲む時間が至福の団欒。」
「珈琲党だった自分が毎日紅茶を飲む人間になっていた。」
「毎朝のリントンズ紅茶が私のルーティーン!ないと崩れる。」等など

それはイギリスの紅茶愛好家たちがそうであるように、
毎日に欠かせないパートナーとして愛されているようです。
イギリスと日本、このように、もっとお茶の精神性の部分でも
繋がっていけたら、本当に素敵なことだと思っています。
なぜならイギリスでは、それが“紅茶の魅力”だと誰もが答えます。

高品質な紅茶の伝統を守るために、100年以上イギリスでしか販売を
してこなかった老舗紅茶商リントンズが、世界で初めて日本に上陸し、
2011年からリントンズ紅茶を販売し続ける中で、
芸術品と呼べる高品質な英国ティーバッグ紅茶が日本の日常にある
幸せや喜び、安らぎを感じて頂きたいと思い続けています。

それは英国リントンズ社、そしてリントンズジャパンも同じ想いです。



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イギリス老舗紅茶商リントンズは馬車のロゴが目印です!

10月に大阪と博多で開催される阪急百貨店「英国フェア2018」。
リントンズショップでは、一番売れている定番ブレンドの
ティーバッグ紅茶が全種類すべて並びます!
1袋にティーバッグ100個200杯分の紅茶が入って2,000円前後なので、
新鮮で高品質な紅茶が1杯約10円前後で楽しめるのが魅力です。

そして日本初上陸!紅茶商の紋章入りショートブレッドと紅茶が入った
2018年新作紅茶缶ハンパーティーキャディーが数量限定で登場!!
他にも今年は完売必至の限定紅茶缶が3種類も並ぶ貴重な機会。
英国フェア限定!定番ブレンド・スペシャル紅茶セットや
紅茶商のビスケットBOX、2018年クリスマス限定柄や新柄も登場の
にわとり型ティーコジーなどなど、魅力的な“イギリス”がたくさん♪

商品総額6,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、なんと!
人気のリントンズのハンパー柄ショップバッグをプレゼント!!
※先着順の数量限定のため、なくなり次第終了となります。

ぜひイギリスの紅茶商リントンズへ遊びに来てください♪

● 博多阪急「英国フェア2018」

期間:2018年10月3日(水)~7日(日)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00閉場
場所:8階 催場

★ 博多阪急「英国フェア2018」サイトはこちら♪

★ 数量限定!リントンズの2018年新作紅茶缶の紹介ページはこちら♪


● 阪急うめだ本店「英国フェア2018」

期間:2018年10月10日(水)~16日(火)
時間:10:00~20:00
※金・土のみ21:00まで営業
※最終日は18:00閉場
場所:9階催場・祝祭広場

★ 阪急うめだ本店「英国フェア」サイト(予告)はこちら♪


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英国フェア2018のショップでは、イギリスで愛されている紅茶の
おいしさ、楽しさ、素晴らしさが皆さまに届きますように、
リントンズジャパン社長・岡田が毎日ショップに立って
おいしい紅茶を淹れてお待ちしております!

紅茶の試飲を保温ポット等での作り置きをせず、
新鮮なお湯で、毎回ティーポットから丁寧に淹れています。
そんなことができるのも、高品質な茶葉のティーバッグだから。
リントンズの試飲の淹れ方はイギリス紅茶愛好家の淹れ方であり、
ご自宅での淹れ方と同じになるので、参考にしやすいかと思います。

他にも紅茶のこと(お水の種類、お湯の温度、抽出時間、
ティーバッグを取り出すタイミング、牛乳を入れるタイミング等)や
英国で愛され続けているおいしいミルクティーの淹れ方等
リントンズのショップブログでも度々ご紹介していることですが、
ご質問があれば、何でも気軽にお尋ねください!


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グレート・テイスト・アワード3つ星金賞受賞の「ゴールド」。
1つ星から3つ星までランクがある中で、3つ星金賞を
受賞できるのは、全応募の中からたった1%です。
英国ティールームでもNO.1に飲まれている紅茶です!!

おいしく高品質な茶葉は、茶葉の香りが良いだけでなく、
お湯を注いだ後に茶葉本来の香りがより際立つのが特徴です。

新鮮で高品質な茶葉はストレートでももちろんおいしいですが、
「ゴールド」は茶葉がフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘みを楽しめるよう、お砂糖は入れないで
ミルクティーで茶葉の香りと甘み、鮮やかな水色を楽しんでください。
さらに紅茶の茶葉の深い味わいが楽しめます。

★「GOLD」50個×2袋、ティーバッグ100個で税込2,300円


コピー ~ new logo
イギリス老舗紅茶商が厳選した茶葉でブレンドした定番紅茶。
販売は高品質を守るために、100年間もの間、イギリスのみでした。
それが日本でも楽しめるようになった幻の英国紅茶でもあります。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


20151016宅配
初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様のリアルな声」を見ることができます!

★リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪


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★リントンズジャパン公式のtwitterページはこちら♪


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★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




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ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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