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香港の紅茶「ミルクティー」

休日、香港クリスマスを楽しんできました。
かつてイギリス領だった香港では、紅茶を日常で楽しんでいます。
そんな香港のティータイム事情をご紹介したいと思います。

リントンズ専属の熟練ティーブレンダー・ジェームズ氏も言いますが、
国土や文化の違いなどからお茶の飲み方は様々な工夫が
なされており、その国ならではの楽しみ方があります。

だから旅では、観光のために作られたり、用意されたお茶ではなく、
その国ならではの、リアルなお茶の愛され方に深く興味があります。
必ずその国で愛されている理由や工夫があるからです。

香港の人はミルクティーをよく飲みます。
紅茶の国・イギリスの人が愛する伝統的な紅茶の飲み方
ミルクティーが香港に大きな影響を与えました。
そのミルクティーの歴史は、1840年代イギリス植民地時代を起源とし、
植民地化にともなうイギリス人の居住とともにミルクティーを飲む
習慣が持ち込まれたそうです。

しかし、牧場がない香港では、新鮮な牛乳を得ることが難しく、
1850年代に開発されたコンデスミルクやエバミルクのような
保存性がある缶詰のミルクで代用され、
新鮮な牛乳を用いるミルクティーよりも一般的となりました。

当初、ミルクティーは、ホテルや西洋料理のレストランで出される
大変高価な飲み物であり、一般の中国人とは無縁の存在でした。
1900年代に入り、西洋料理が大衆化してゆき、
広東語で「冰室(ベンサッ)」と呼ばれる喫茶店や
「茶餐廳(チャーチャンテン)」というティーハウスも登場して、
加糖練乳を加えたミルクティーを出すようになり広まったそうです。
その後、嗜好の変化から、コンデスミルク(加糖練乳)よりも
甘さの調節ができるエバミルク(無糖練乳)が主流となりました。

このエバミルク(無糖練乳)を使ったミルクティーが、
いまでも「香港式ミルクティー」として日常で愛され続けています。


20171225hongkong1.jpg


正統派の「香港式ミルクティー」を語る時に、エバミルクを
先に入れるべきか、紅茶を先に入れるべきかの議論がなされるそう。
これは!イギリスのミルクティー論争と一緒でビックリしました!!
なかなか結論が出ない、ということまで一緒です(笑)
ただ、香港ティーハウス「茶餐廳」では、エバミルクを入れてから
紅茶を入れる方法が多く用いられてきたそう。この方法だと、
摂氏80~90度にもなる紅茶を注いだ時に、カップが割れるのを防げ、
また、エバミルクと紅茶をよく混ぜることができるとか。
同様に、テイクアウェイ用にお砂糖を入れる場合も、
最後に紅茶を入れると混ぜる手間が減るとも言われているそうです。

因みにイギリスでは、ポットで入れる場合はミルクインファースト、
マグで入れる場合はミルクインアフターと言われています。

朝食でも、エバミルクを使った香港式ミルクティーをよく飲みました。
コンデスミルクたっぷりのタイ式ミルクティーよりも良い感じです。
ミルクティーを注文すると、缶詰のエバミルクをカップに
ミルクインファーストで入れ、その後濃く淹れた紅茶を注いでいました。
香港の人は、サンドイッチでも麺でも、ミルクティーを飲んでいました。
余談ですが、イギリス領だった香港なので、朝食は、
ベイクドビーンズ、スクランブルエッグ、ベーコン、トマトなどの
イングリッシュブレックファストのような朝食も定番です。
そこにコーンも必ず入っているのが香港式のようです。


20171225hongkong2.jpg


写真は、香港のティーハウス「茶餐廳(チャーチャンテン)」で
頼んだ香港式ミルクティーです。名物のパイナップルパンも一緒に。

香港は硬水なので、やはりセイロン系の茶葉を使うことが多く、
コクを出すために、プーアル茶をブレンドしていることも。
とにかくロイヤルミルクティーのような“コク”のあるミルクティーが
好まれているそうで、濃く抽出していることが多いです。
極限まで濃く抽出しても、硬水なので渋味は少ないのですが、
少し雑味やエグ味はあることが多いのは確かです。

香港式ミルクティーはイギリス人には、あまり評価が良くないよう
ですが、“郷に入っては郷に従え”というか、その国で愛されている
お茶を味わえる素敵な機会だと思ったほうが楽しいです。

エバミルクの缶詰柄の大きなカップもなかなか素敵でした。


20171225hongkong3.jpg

2017hongkong4.jpg


紅茶は、世界でNo.1に飲まれている飲料ですが、
紅茶が日常でよく飲まれている国ではミルクティーが主流です。
イギリスでは紅茶を淹れる時、98%がミルクティーにして飲みますが、
イギリスに限らず、ケニア、インド、スリランカ、台湾、タイ、
香港などなど紅茶の多くはミルクティーで楽しんでいます。
やはり紅茶葉とミルクの相性はとても良いのです。

イギリスでは紅茶と牛乳の味わいこそ「完璧な紅茶」と考えています。
日本でも、紅茶が日常にかかせない紅茶愛好家のリントニアンは、
「毎朝ミルクティー」という方が本当に多いのです。

日本は素晴らしい牧場があり、新鮮な牛乳が気軽に手に入る国です。
高品質で新鮮な茶葉使用のリントンズ紅茶や新鮮な牛乳、
豊富な軟水など、素晴らしい材料が揃った日本だからこそ!
イギリスで完璧な紅茶と言われ、愛され続けている
あの美味しい英国ミルクティ-がそのまま味わえるのです!!

香港から戻り、久しぶりのリントンズ紅茶のブレックファストに
新鮮な牛乳を入れて、いつものミルクティーを飲んだ時に、
フレッシュな茶葉の香りやコク、その茶葉のコクを牛乳が引き立て、
渋味や雑味、エグ味がなく、滑らかでごくごく飲めてしまう、
おいしい上品なミルクティーに改めて感動してしまいました。
これを日常で飲めるなんて!と、とても幸せな気分になりました♪



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リントンズ紅茶は、独自のリーフロック製法により、
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ティーバッグにお湯を注いだ瞬間のアッサム茶葉の香り、
ミルクティーにした時の味わいは「完璧な紅茶」です!

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Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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