タイの紅茶「ミルクティー」

皆様、お盆休みはいかがお過ごしですか?
世間はお休みモードなので、
今日は、紅茶の国・イギリスとは違う、紅茶の話題をお届けします。

国土や文化の違いなどからお茶の飲み方は様々な工夫が
なされており、その国ならではの楽しみ方があります。

例えば、お茶の飲み方でのこだわりの違いを比較するとしたら、
イギリスや日本は、茶葉本来の香りや味わいを楽しみたい文化、
フランスは、香水のように着香した香りを楽しみたい文化なら、
タイは、甘い香りと甘い味わいを楽しみたい文化があるそうです。

タイの紅茶といえばミルクティー。それもとても甘ーいイメージです。
どこで飲んでも、強いオレンジ色、そして、とにかく甘い。
イギリスでも、国民の97%に愛されている「ミルクティー」ですが、
ミルクを入れて、その上で茶葉本来の香りや甘みを味わいたいので、
お砂糖は入れないという紅茶愛好家が多いのが英国流。
同じ「ミルクティー」でも味わいも、飲み方も違うのが面白いところ。

“甘さ”が魅力というタイミルクティーは、強く発酵させた紅茶葉に、
スターアニス、バニラなどの甘い香りを重視した着香をしています。
そして、カラフル大好きのタイ!天然色素もブレンドさせているので、
オレンジ色のミルクティーが出来上がるのです。
味わいとしては、チャイやキャラメルティーというイメージです。


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夏休みに訪れたタイ。秘島でのんびりしてきました。
途中バンコクに立ち寄って、どうしても行ってみたかった紅茶屋さんへ。

タイで一番老舗の紅茶ブランド「Cha Tra Mue(チャトラムー)」。
7月下旬に開催された阪急うめだ本店「アジアフェア2017」にも
登場していた、いまタイ国内でも人気の紅茶屋さんです。

そのチャトラムー紅茶専門店で購入した紅茶缶。
本当に人気みたいで、棚の紅茶缶もスカスカで在庫も少なく。
訪れたのがたまたま土日だったこともあるかもしれません。
スーパーにも売っているはずなのに、そのスーパーの棚でも
ほとんどが在庫切れ。なんとか専門店で購入できました。

王道のタイミルクティーブレンドの赤い缶「THAI TEA ORIGINAL」、
プレミアム茶葉を使い、特徴的な香りと独特の味を強く引き出す、
ゴールド缶の「THAI TEA EXTRA GOLD」。


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1缶にアルミに入ったティーバッグが50包(茶葉200g)入っています。
ティーバッグ1包に茶葉4gなので、1包で350ccくらいの抽出量。
1包でマグ2杯分出ます。アイスティー用の量なのかもです。

タイではリーフよりティーバッグのほうが割高です。
同じブレンドでも、リーフ袋なら1袋に倍の茶葉量が入り、
価格は缶入りの半分くらいで購入できます。
世界で見ても、加工に手間ひまかかり、技術もいるので、
ティーバッグのほうが高級なイメージです。

余談ですが、タイは硬水です。
そのため、茶葉は“セイロンティー(スリランカ産の紅茶)”が多いです。
タイのカフェやドリンクスタンドのメニューにも
定番のタイミルクティーの他に、セイロンティーもよく見かけます。
スリランカの紅茶は産地に標高差があり、
低産地のセイロンティーは、硬水地区に人気の紅茶です。
同じく硬水のロンドンの紅茶にもセイロンティーがよく使われます。
日本と同じ軟水用のリントンズ紅茶にはあまり使われません。
硬水、軟水に合う茶葉が存在していることがよくわかります。

硬水地区の紅茶は茶葉そのものを味わうのが難しいため、
タイ紅茶やフランス紅茶のように、フレーバーで着香したり、
アレンジされることが多いのも特徴です。


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バンコクにある「Cha Tra Mue(チャトラムー)」専門店限定で、
なんと!タイミルクティーのソフトクリームが味わえました!!
レジに行列ができており、少し並びました。

ドリンクよりも甘さは控えめで、濃厚でとても美味しいです。
あの、タイミルクティーの味や色を楽しめます。


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タイミルクティーは、甘い香りスターアニス、バニラの着香を
邪魔しないセイロンティー等の茶葉が使われるうえに、
さらに、コンデスミルクや砂糖を入れて甘い味わいを作ります。

やはり同じ硬水地区のスリランカのミルクティーも
コンデスミルクを入れることが多いです。
イギリス流ミルクティーでは考えられないことですが、
気候や文化にはとても合う飲み方なのだと思います。

そして、スーパーではこのタイミルクティー用のコンデスミルクも
大きな缶タイプからチューブタイプまで売っています。
タイ人はコンデスミルクが大好きです。
屋台の定番スイーツのロッティ(揚げクレープ)にもたっぷり、
コーンバターにもコンデスミルクです。でもコレ意外と美味しい^^


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コンデスミルクを購入したスーパーで見つけたお土産を少し。
タイ産の黒胡椒です。

世界最古のスパイスといわれる、黒胡椒やショウガ。
この2つは、紅茶、とくにミルクティーとも相性が良いと言われ、
黒胡椒もショウガも、シナモンやカルダモン、ナツメグとともに
チャイのスパイスとしても使われるもの。

とくに東南アジアの黒胡椒は美味しいものが多く、
日本にはマレーシア産のものが多いようです。
カンボジア産の胡椒は、中世から「世界一おいしい」と称賛されて
きましたが、内戦で木も技術も途絶えてしまいました。
奇跡的に残っていた木を見つけ、オーガニック有機栽培で、
近年、「世界一おいしい黒胡椒」を復活させたといわれています。
フルーツのように香り高く、辛みが穏やかで本当に美味しいです。
最近ではフランス等ヨーロッパでベトナム産の黒胡椒の評価も高く、
東南アジアの気候が胡椒栽培に適しているようです。

今回、タイ産の黒胡椒は初めて購入しました。
先ほどご紹介したチャトラムー紅茶にも合いそうです。

たくさん種類があるものから、高めのものを購入しましたが、
それでも100gで約300円でした。使うのが楽しみです♪


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もう一つ、スパイス土産といえば、インドのカレーパウダー。

昔のインドでは料理・気候・体調に合わせて用いる
スパイスは千差万別とのことでした。
各家庭、オリジナルでスパイスを調合していたそうです。
その各スパイスを輸入し、紅茶にしても、珈琲にしても、
ブレンド技術の高いイギリスが生み出したものが
実は“カレーパウダー”です。
合理主義でもあるイギリスならではの発想です。
というよりも・・・その昔、イギリスではインドのように、
家庭でスパイスを上手に使いこなすことができず、
このカレーパウダーが生まれたともいわれています。
どちらにしても、カレーパウダーはイギリス発祥です。

そして、現代ではその発想をインドが逆輸入し、
いまインドのお店や家庭も便利なカレーパウダーを使うように。

いつもイギリス土産に購入しますが、ストックがなくなったところで、
今回タイで見つけたインドのカレーパウダー!
タイではタイカレーだけでなく、インドカレーも美味しいので。
蓋を開けると、とても華やかな香り高く、使うのがとても楽しみです。
香りを消さないように、あまり火を通さない炒め物等に使いたいです。


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実はタイ等の東南アジアは、欧米諸国に人気の旅行地です。
イギリスの雑誌等でも、人気リゾートのスペインやモロッコ等
紹介されている中、タイやベトナム、カンボジア等東南アジア
も大変人気があり、ヨーロッパから距離もあり遠い分、
スペインやモロッコ等より旅行代金もかなり高くなりますが、
欧米人(特にヨーロッパの方々)に人気の憧れの地です。

ヨーロッパでは絶対に味わえないオリエンタルな雑踏の雰囲気、
沢山の欧米人が訪れたくなる理由もよくわかります。

そういう意味では、日本は比較的気軽に行ける距離で、
とてもラッキーだなぁと思います。



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英国人気№1のブレンド「エクストラフレッシュ」が
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長年愛され続けている伝統ブレンドレシピはそのままに、
イギリスで最も親しみのある名前になって登場です。
リントンズ紅茶は、独自のリーフロック製法により、
新鮮な茶葉をお客様のティーカップにお届けします。

★「Breakfast」 100包200杯分(茶葉300g) 税込2,000円


20150525新聞1
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本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
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コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


20151016宅配
初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

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Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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