リントンズ紅茶セミナー③英国紅茶事情

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第3回のテーマは、イギリスの紅茶事情です。

イギリスが初めてお茶を輸入したのは17世紀のこと。
そして、そこからイギリスの紅茶の歴史は、
いまも続き、いまも発展しています。
紅茶は何世紀も変わらず、いまも愛され続けています。
その紅茶への想いがあるからこそ、
時代に合わせて進化している“いま”があります。

英国紅茶商リントンズが100年以上見続けてきたなかでの
イギリスの“いま”のリアルな英国紅茶事情を見ていきます。
なかなか語られることのない、貴重な機会です。

紅茶事情① イギリスの紅茶愛好家のこだわり

紅茶の国・イギリスでは、現在は紅茶を淹れるとき、
98%がティーバッグで淹れるのです。この数字、驚きますよね?
これは紅茶の歴史を見てきた英国紅茶商リントンズ
4代目社長サイモン・スミス氏から直接聞いた数字です。

この数値、家庭に限らず、ティールームやカフェを含めても、です。
ティーポットの中にティーバッグが入っていることがほとんどです。
よく勘違いされている部分なのですが、忙しい日々の中で
日常だからティーバッグ、特別な時はリーフとメリハリをもって
紅茶を使い分けているわけではなく、
普段飲む時も、特別なおもてなしの時もティーバッグで淹れます。
紅茶=ティーバッグと言っても良いと思います。

なぜ、リーフではなく、ティーバッグなのか?

簡単に言うと、美味しい紅茶が必ず淹れられるから、です。
サイモン氏曰く、現在、イギリスで消費される紅茶(Black Tea)の
ほぼ100%近くはティーバッグで飲んでいると言っても過言では
ないそうです。そして、イギリスには、リーフとティーバッグ、
どちらが良い(美味しい)という概念がない
そうです。
これは紅茶愛好家にも紅茶商の熟練ティーブレンダーにもありません。

だから、紅茶を淹れるのは難しい?という考えも、
現代のイギリスに存在しないそうです。


84リントンズティーバッグ


イギリスの紅茶愛好家がこだわっているものは、
自分が美味しいと思える紅茶に出逢えるかどうか?
そして、リーフでもティーバッグでも
茶葉が高品質で新鮮であるかどうか?です。

ただ、ティーバッグのように、淹れ方が難しくなくても、
美味しい紅茶にならなければ、
自分のパートナーの紅茶には選ばないのが現状です。

イギリス人のほとんどが、ミルクティーをパートナーの紅茶と
していることは、第2回のセミナーで詳しくご紹介しましたが、
ミルクティーを前提として、自分が美味しいと思える紅茶について、
イギリスの紅茶愛好家は、こんなことを真剣に考えています。

・紅茶にミルクは先に入れるか?後に入れるか?
・お砂糖はどのくらい入れるか?入れないか?
・蒸らし時間は何分か?
・ミルクティーに合うビスケットは何か?
・自分が「パーフェクト」と思うミルクティー色は何色か?

イギリスには日本のような紅茶教室はありませんが、
いろいろな紅茶(茶葉)をテイスティングするワークショップを
開催することもあります。これは、茶葉のお勉強ではなく、
どの紅茶(茶葉)が自分が美味しいと思うか?というものです。

すべて、美味しい紅茶のための基準は“自分”です。


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なぜ基準は自分なのでしょうか?
美味しい紅茶は人生を豊かにする自分のパートナーであり、
日常にかかせないからです。

そして、紅茶を楽しむイギリス人の98%がティーバッグを
パートナーの紅茶に選ぶのには、何世紀も美味しい紅茶にこだわり
続けた、イギリスだからこその深い深い理由があったのです。

現代、美味しい紅茶は誰でも簡単に淹れられるからこそ、
紅茶の国・イギリスで何世紀も変わらず愛されつづけています。
逆を言えば、国民に愛されているからこそ、進化しつづけており、
その進化した形がいまの“ティーバッグ紅茶”なのです。

老舗紅茶商リントンズの経営陣や熟練のティーブレンダー達は、
「自分たちが紅茶商として、美味しい茶葉にこだわり続ければ、
お客様はティーバッグに新鮮なお湯を注ぐだけで
美味しい紅茶に出逢える」
と言います。

紅茶先進国であるイギリスの紅茶商や紅茶メーカーの技術で、
ティーバッグの中の茶葉を上手にブレンドし美味しい紅茶に仕上げ、
お湯の量に対して、きっちりと考えられた茶葉の形状、量で
ティーポットの中で簡単にジャンピングするように作られています。
イギリスのティーバッグ紅茶の製造技術は世界一です。
淹れ方に拘らなくても、美味しい紅茶が淹れられる時代です。
それは、紅茶にこだわり続けた英国紅茶商の芸術ともいえる技術です。

自分たちがのんびりとティータイムしている間にも、
紅茶商の人たちが毎日毎日、美味しい紅茶のために世界中を飛び回り、
茶葉を生産し、テイスティングし、お茶に仕上げてくれています。
これこそが、紅茶商に甘えられるという贅沢、だと考えています。
その紅茶を自分がどのように楽しむか?が紅茶愛好家のこだわりです。


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リーフとティーバッグについての余談ですが、
イギリス人の中には、紅茶をリーフで淹れるのは、
ちょっと頑固なおじいさん、おばあさんのイメージもあるそうです。
なぜなら、98%がティーバッグで紅茶を淹れるイギリスで、
1%はティーバッグが開発される前からリーフで淹れており、
そのやり方に慣れているから変えたくないという年配の方なのです。
こんなイメージからちょっと頑固な年配の方のイメージもあるようです。
そのため、イギリス人の前でリーフで紅茶を淹れると、少し驚かれます。
因みに残りの1%は、紅茶以外の中国茶や緑茶等のリーフを嗜好品として
楽しんでいる、お茶を必需品と考えるイギリスでは希少な存在です。
そのため、外国人=リーフのようなイメージもあるようです。

また紅茶はイギリスの大切な観光資源でもあります。
世界で見ても、イギリスの紅茶文化に憧れている国は多く、
そんな国から観光で来た外国人からは、アフタヌーンティーだったり、
1世紀以上前の紅茶大国のイメージを求められ、
ホテルや観光地では、あえてリーフで出すところも多いそうです。
高級だから、というよりは、ニーズに合わせてリーフを出しています。
それはそれで古き良き英国にタイムトリップしたような
素敵な演出にワクワクし、その雰囲気を味わえ楽しめるものです。

ここ数年は、イギリス国内でも、20世紀初頭の貴族の館が舞台の
人気ドラマの影響もあり、テーブルセッティングやファッションを含め、
そのイメージで紅茶を淹れてみたりするのもトレンドでもあります。
その一つがアフタヌーンティーのトレンドでもありました。
このように、リーフは少し懐古趣味のイメージもあるようです。


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紅茶事情② アフタヌーンティーがトレンドとはどういうこと?

イギリス人は皆、アフタヌーンティーをしていると思っていませんか?
実は、イギリス人は一生のうち、一回もアフタヌーンティーを
したことがない、という人がいままでは沢山いたのです。
日本で言うと、茶室で抹茶を嗜んだことのない人のイメージです。

アフタヌーンティーは、社交の場として貴族から始まったものですが、
いつしか過去の物となり、しばらくは、イギリスの紅茶文化に憧れた
ヨーロッパ諸国やアジア等のどちらかと言うと観光客向けのものでした。
イギリス内では、紅茶の愛され方のみが古くから変わらず残りました。
いまでも紅茶はコミュニケーションツールでもある、ということです。

イギリスでは、作法やしきたり、マナーではなく、
紅茶に求める精神性のほうが伝統的に深く文化となりました。


長らく、ホテルや観光地のティールームでしかいただけなかった
アフタヌーンティーですが、イギリス内でも数年前から、
先ほどご紹介したように、トレンドになっていきました。
最近では、トレンドで終わらず、日常になりつつあるようです。
その証拠に、ホテルや観光地のティールームだけでなく、
街のカフェでも気軽に楽しめるようになりました。
ロンドンや観光地だけでなく、地方の小さな街でも楽しめるのです。
そこでは、観光客というよりは、地元の家族やマダム達が
このアフタヌーンティーを普通に楽しんでいます。
いまは、家族や夫婦、友人など気の置けない仲間との
ティータイムとしても愛されるようになってきています。
ただ、作法やしきたり、マナーにはあまりこだわっていないようです。

そして、カフェとはいえ、ドリンクやフードメニューにも力を入れて、
それぞれのこだわりの紅茶やフードを出すお店も多くなりました。
「紅茶の国イギリスもティールームよりカフェが増えてしまって...」
と嘆く声も聞こえてきそうですが、残念に思ってしまうのは
もったいないくらい素敵なアフタヌーンティーを楽しめます。
時代とともに、紅茶を楽しめる場所が増えているだけなのです。
それだけ、紅茶は日常に溶け込みながら、愛され続けています。

イギリスでは、また新しいアフタヌーンティー文化が生まれた
と言っても過言ではないようです。

少し休憩の余談になりますが、今春渡英した代表が街のカフェで
アフタヌーンティーをした時に、印象的だったことがあったそうです。
そのカフェでは、老夫婦がアフタヌーンティーを2人分たのみ、
おしゃべりしながら、互いの紅茶がなくなったら淹れ合って...
本当に自然に、楽しそうに、アフタヌーンティーをしていたそうです。
リアルに紅茶はコミュニケーションツールだったそうです。
アフタヌーンティーをしていることに満足するのではなく、それぞれが
美味しい紅茶とお菓子などアフタヌーンティーを通じて、その場を
純粋に楽しんでいる、とても豊かなティータイムに見えたそうです。

紅茶は、ずっとコミュニケーションツールとして愛され続けています。
朝起きたら、「おはよう!紅茶は?」
家族が帰ってきたら、「おかえり!紅茶は?」
家に遊びに来てくれたお客様には「紅茶はいかが?」
元気のない人がいたら「紅茶でも飲もうか?」
喧嘩をした相手にごめんね、と伝えたくて「紅茶でも淹れようか?」と。
紅茶は相手に心を伝えることができる素晴らしいものです。
コミュニケーションの潤滑油のような存在です。
これは何世紀にも渡って、変わらない紅茶の愛され方なんです。

現在、日常で楽しまれているイギリスのアフタヌーンティーからも、
それが伝わってきたそうです。
現代に残り続けた、変わらない、伝統の紅茶の愛され方が
あったからこそ、とても美しいシーンを見ているかのように、
“イギリスのアフタヌーンティー”は、現代に蘇っています。


イギリス人にとってアフタヌーンティーとは古くとも新しいもので、
人と人を繋ぐ楽しい時間、その部分では伝統であり、
自分に豊かな時間をもたらしてくれるHAPPYの象徴のようです。


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紅茶事情③ イギリス人がリアルに楽しむアフタヌーンティーとは?

紅茶愛好家のイギリス人の間では、
アフタヌーンティーに関してある説があるそうです^^

アフタヌーンティーで、紅茶が美味しいお店はフードも美味しい!

でも、これはあながち間違いでもなさそうです^^
紅茶愛好家のイギリス人は自分が心から美味しいと思う
“パートナーの紅茶”“我が家の紅茶”がはっきりと決まっているので、
「外でお金を出して、美味しくない紅茶を飲みたくない」とも言うほど。
そのくらい、紅茶の美味しいお店に対する厳しい目があります。

紅茶は、主役か脇役かは置いておいても、
フードやスイーツを引き立てる強力な存在であることは、
イギリス人は感覚で理解しています。
だから、美味しい紅茶にこだわっているお店は、
フードにもこだわるお店である、ということは現実味がありますよね。

これもサイモン氏から聞いたり、実際よく見ていることでもありますが、
リントンズ紅茶のティーバッグは、イギリスのティールームやカフェで、
アフタヌーンティーの紅茶でよく利用されている紅茶なんです。

リントンズは、イングランド北部だけでも30万世帯に愛されており、
老舗ホテルやティールーム、カフェ等の数まで入れると、
1週間に億杯以上のリントンズが飲まれているそうです。

硬水地域のロンドン等では、なかなか出会えないかも知れませんが、
日本と同じ軟水地域の湖水地方や北部、スコットランド等では、
ホテルの中だったり、イングリッシュブレックファストだったり、
イギリスのアフタヌーンティーの紅茶でも、飲む機会は多いと思います。

写真は今春、代表が地元で人気のあると言われているカフェで
アフタヌーンティーをした時の写真です。紅茶はリントンズ紅茶です。


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リントンズ紅茶ならではの、不思議な感覚があります。
代表は、ティーポットの蓋を開けた瞬間、いつもの我が家の紅茶の香りに
癒されたそうです。使われている紅茶は〈ケニアゴールド〉です。
イギリスにいるのに、自宅にいるかのようにホッとした瞬間だったそう。

これからイギリスに行く予定がある日本のリントニアンは、
イギリスでこの紅茶の香りを嗅ぐと「あ~いつもの香り~」と
異国で不思議な安堵感を味わえると思います。

イギリスに行ったことがない方も、いま、この時間、
我が家の紅茶の香りは、イギリスのアフタヌーンティーで流れている
紅茶の香りと一緒なんだと思うと、ワクワクしませんか^^

これはリントンズ紅茶ならではの特別な魅力だと思います。


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ここは1杯の美味しい紅茶にこだわるために、お湯のみを足すのではなく
アツアツの淹れたての紅茶をまた無料でおかわりできたそうです。
スコーンもふわふわで柔らかく、軽く、でも、
バターと小麦粉のリッチな香りが豊かで、感動する美味しさだったとか。
焼き立てかな?というほど、スコーンも中までしっかりと温めてあって、
〈アフタヌーンティーで、紅茶が美味しいお店はフードも美味しい〉
にリアリティがあったそうです。1つ1つがとても丁寧である、と。

紅茶はもちろん欠かせませんが、
アフタヌーンティーの魅力は、イギリスで古くから愛されているものが
丸ごと楽しめてしまうところだと思います。
サンドイッチ、スコーン、クロテッドクリーム、英国菓子etc。

新しい観光客向けに、新進気鋭なアフタヌーンティーも楽しいですが、
それは他国でも、意外と日本でも楽しめたりします。
イギリスに来たのなら、素朴で、シンプルすぎるくらいシンプルな
ずっと愛され続けているザ・イギリスなフードやスイーツが乗っている
伝統的なアフタヌーンティーも、それだけで格別だと思います。
そこに、イギリスでずっと愛され続けている紅茶があれば最高です。

やはり、イギリスの伝統的なスコーンや英国菓子に合うのは、
ミルクティー。周りのお客さんも皆ミルクティーにしていたそうです。


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リントンズが提案する「イギリス人が愛している美味しい紅茶」を
日本の日常で気軽に楽しんで欲しいという思いと共に、
「イギリスで見つけた素敵な日常」も楽しんで欲しいと思っています。

ぜひ、アフタヌーンティーも気軽に楽しんで欲しいと思います。

イギリスのティールームとまるっきり同じでなくても良いと思います。
家庭で楽しむなら、3段ケーキスタンドやルールにこだわらなくっても、
英国本場のスコーンやサンドイッチじゃなくっても、
おうちにある食器をいろいろ組み合わせてみても楽しいと思います。
市販のパンやお菓子を乗せるだけでもいいのです。
手作りのフードやお菓子も完璧な仕上がりのものでなくてもいいのです。
常識や流行にとらわれることなく、
ありのままの自分らしく、自分が好きなスタイルで楽しむことが
一番豊かなことだと思います。

私達が大好きなイギリスも、そんな日常に沢山存在しています。
リントンズ紅茶も、そうでした。
ありのままのイギリス日常で、本当に愛され続けている紅茶なんです。


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紅茶事情④ トレンドとは違う、イギリスで紅茶は特別な存在

イギリスではここ数年来、珈琲とか緑茶ブームと言われています。
リントンズは「老舗紅茶商」ですが、珈琲も緑茶も販売しています。
イギリス紅茶商は、珈琲も取り扱っていることがほとんどです。
産地が共通していたり、ブレンド技術(お茶を仕上げる技術)が
高いため、そのブレンド技術を活かして、
イギリスのブレンド珈琲も実はとっても美味しいんです。

リントンズも紅茶、珈琲、両方販売しているので、サイモン氏に
聞いてみましたが、珈琲ブームのキッカケの一つは、ここ数年、
カフェが圧倒的に増えたことにあるそうです。
そのため、家庭では紅茶、外では珈琲という方も多いとか。
その比率は、家庭では紅茶2:珈琲1、外では紅茶1:珈琲4、
なので家庭での紅茶の消費は根強いですが、
外での消費は珈琲が多いということになります。
これは年代や性別も関係してきますが、大体そんな感じです。

そして、先ほども述べましたが、紅茶愛好家のイギリス人は自分が
美味しいと思う“パートナーの紅茶”がはっきりと決まっているので、
「外でお金を出して、美味しくない紅茶を飲みたくない」とも言います。
そのため、外では絶対珈琲!というイギリス人も多いです。
実際、紅茶商の経営陣もティーブレンダーも、
外で一緒に食事をすると、食後にエスプレッソを飲んでます。

このように、観光客が目にする機会が多いのは家庭よりも外です。
外からでも見ることが出来るカフェでイギリス人が珈琲を飲む様子や
スーパーで見る紅茶ブランドの種類が昔より減ったとかで、
イギリスで紅茶離れが進んでいると感じてしまう人もいるようです。
しかし、スーパーでの紅茶の種類も、減ったわけではなく、
英国紅茶のブランドが選ばれ、絞られたという感覚だそうです。
時代とともに“パートナー”に選ばれる紅茶が決まってきています。
そのため、昔より種類が減ったように思われますが、
リントンズ紅茶の顧客は間違いなく、いまも増え続けているそうです。

このようにイギリス人は“紅茶しか飲まない”わけでもありません。
珈琲も飲みますし、フレーバーティーもグリーンティーも飲みます。
いま珈琲だけでなく、グリーンティーや抹茶もブームであり、
さらには、20世紀初頭の貴族の館が舞台の人気ドラマの影響から、
その時代(ティーバッグが誕生する前の時代)のように、
リーフで紅茶を淹れるのもブームになりつつあります。ただ、
これらはブームであり、トレンド(ファッション)のようなものです。

紅茶はブームでもトレンドでも嗜好品でもなく、
イギリス人にとって、なくてはならない“必需品”です。

例え、ブームやトレンドの影響で、紅茶人口が減ったとしても、
それは微々たるもので、元々の規模が莫大なものなので、
ほとんど影響がない、紅茶は変わらず愛されているのが現状です。
つまりイギリス紅茶の家庭での消費に変化はあまりないそうです。

いまも昔もイギリス人が紅茶に求めるもの
“美味しい紅茶は人生を豊かにする自分のパートナー”
であることは変わらないということだと思います。


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〈 イギリス紅茶のちょっとリアルなこぼれ話 〉

イギリス人にとって、紅茶は日常にかかせないものですが、
紅茶=観光資源、という側面があるのも事実です。
そのため、本当に沢山の種類の紅茶があります。

日本にも、老舗百貨店のオリジナル紅茶、紅茶メーカーの紅茶、
ティーハウスの紅茶、陶磁器メーカーの紅茶、
スーパーマーケットの紅茶、セレクトショップの紅茶、
観光客向けの紅茶、個人店でブレンドしている紅茶等
いろいろな英国紅茶が輸入されていますが、
その中で言うと、リントンズは英国の老舗紅茶商の紅茶です。

100年以上、紅茶の国・イギリスにお届けしてきた紅茶で、
日本に上陸するまでは、英国内のみの販売でした。
販路を世界に拡大することは高品質を保持するのが困難になります。
とくにリントンズは茶葉摘採後48時間以内に真空パックし英国へ
輸送し、48時間以内に専属ティーブレンダーにより、
新鮮に加工・パッキングする独自の製法にこだわっています。
リントンズが定める基準はたいへん厳しいものです。
そのため、100年以上の間、厳選した販売方法を守っています。
紅茶愛好家のリントニアンのために、
茶葉を丁寧に生産・管理し、大切に作っている紅茶なのです。

逆に、イギリス紅茶ながら、英国内で飲まれることはなく、
お客様のほとんどは観光客という英国紅茶もあります。
ロンドンのある高級百貨店では、紅茶の売り上げのほとんどが
観光客で、そのうち70~80%近くがなんと!日本人だそうです。
ここで気になるのは、現代は、紅茶商の高い技術で、
ロンドンの紅茶は硬水用にブレンドされていることも多いので、
軟水の日本で淹れて、茶葉本来の水色や香り、味わい、コクを
楽しむのは大変難しいです。日本のお土産に、美味しい茶葉に
こだわるのであれば、軟水用のブレンドを探すことをオススメします。

現代のイギリスでは、消費地のお水に合わせて、
茶葉をブレンドするという技術まできています。
なぜなら、紅茶の茶葉を抽出するのに、お水の性質が
大きく関わっていることがわかっているからです。


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次回、第4回のテーマは「硬水ブレンドと軟水ブレンド」です。
紅茶商リントンズ社長もティーブレンダーも、
「紅茶とお水はとても大切な関係だ」といつも語ります。

同じ紅茶なのに、日本で飲むと、イギリスで飲んだ紅茶の味と
何か違う・・・よく聞くお話ですが、
そこにははっきりとした理由があります。

少し専門的なお話になってきますが、美味しい紅茶のために
とても大切な内容となっています。じっくり学んでくださいね!



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紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなし時間にも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとサイモン氏は語ります。


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いま、オンラインショップで商品をお買い上げの方に、
〈Ringtons Tea Times〉というリントニアン新聞をプレゼント中!
本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
全4ページ、盛りだくさんの内容でお届けします。


コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


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初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

★リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪


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★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




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ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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