紅茶は必需品?嗜好品? 

世界の“お茶”にはいろいろな種類、飲み方がありますが、
今日はとてもわかりやすい例として、
イギリスとフランスの“お茶”のお話をしたいと思います。

イギリスでティーバッグでお茶を淹れる人は97%です。
紅茶(ブラックティー)に限ると、100%近いといわれています。
日常でもとっておきの時間にもティーバッグで紅茶を淹れています。
そして、残りの3%のうち、1,5%がティーバッグが開発される前から
紅茶はリーフで淹れているというご年配の方。
残りの1,5%が紅茶以外のお茶(特別な中国茶等)を
嗜好品として楽しんでいる方。
このデータからも分かるように、イギリスで紅茶を嗜好品として
楽しんでいる方は珍しい存在といえます。

なぜなら、イギリスで紅茶は、必需品だからです。
英国ティータイムはイベントでもステイタスでも何でもなく、
毎日の日常でかかせないものが紅茶であり、ティータイムです。
特別なものではなく、日常になくてはならない存在です。

そして、毎日パートナーとして寄り添う紅茶なので、
美味しい茶葉への拘りが強いです。
美味しい紅茶は毎日飲んでも飽きないからです。
イギリス人は茶葉本来の味や香り、コクを味わいます。
ミルクティーでも茶葉を味わいます。
フレーバーティーでも着香した香りとともに、茶葉も味わいます。

淹れ方も、茶葉をじっくり蒸らし、茶葉の味や香り、コクを
しっかり抽出することを大切にしています。
これはお茶の専門家からそうでない方までも口を揃えていいます。
そのため、ティーポットにティーコジーをかぶせて、
じっくりと5分以上蒸らすこともあるほど、濃い紅茶が好きです。
しかし、じっくり蒸らして渋味やエグ味が出る紅茶は、
茶葉が古かったり、品質が良くないことが多く好まれません。

誰でも、簡単に淹れても、美味しい紅茶にならないものは
日常ティーには選びません。だから淹れ方には寛容です。
古くから“ゴールデンルール”というものが存在しますが、
上質な茶葉を選ぶとか新鮮な水を使うとかじっくり蒸らすとか
これらは難しい淹れ方ではなく、誰でもできるものであり、
特別な技術だとは考えていません。

毎日のティータイムで、儀式のように
マナーや技術を意識しているイギリス人は皆無です。
飲みたい時にいつでも寄り添ってくれるのが紅茶です。
紅茶はホッと一息つける、パートナーのような存在であり、
素敵なコミュニケーションツールでもあると考えています。

“純粋にお茶の時間を楽しむ”がイギリス流です。


20170507英国ティータイム


フランスで紅茶は、嗜好品です。
フランスでは必需品のイメージはどちかというと、珈琲です。
なぜイギリスは紅茶の国となり、フランスはカフェの国に
なったのかは、歴史が大きく関わっていることは有名なお話です。
そして、フランスはブラックティーよりもフレーバーティーが主流です。
フレーバーティーとは、茶葉に香料を吹き付けたり、
混ぜたりして、“香り付け”をしたものになります。
茶葉に着香した香りを楽しむもので、香水を楽しむように、
調香師がブレンドした香りを楽しむ、
洗練された趣味の世界のような感覚です。

着香した香りを楽しむことを重視しているので、
茶葉は香りを邪魔しないように、あっさりと淡泊な味を好みます。
同じフレーバーティーでも、着香した香りとともに、
茶葉もしっかりと味わいたいイギリスのティーとは違う味わいです。

フランスでは、渋い紅茶はもちろん、濃い紅茶も好まれません。
そのため、イギリスの濃い紅茶も渋い紅茶と感じてしまうほど、
茶葉の強みが苦手のようです。
だから、ミルクティーにすることもありません。
淹れる時も、5分も蒸らすことはなく、あっさりと引き上げます。

茶葉を味わうというよりは、とにかく着香した香りが重視されます。
調香師のように、香りをつける技術が注目されています。
水にあまり拘らないことも、香りを楽しむことが大切だからです。

フランスで紅茶は、いまでも上流階級のイメージもあり、
ちょっとハイセンスな趣味のように取り扱われていたりもするので、
昔の技術やマナー、淹れ方に拘ってみたりすることもあります。
紅茶への憧れもあるので、英国・ロンドンへ旅したフランス人は
ホテルでアフタヌーンティーをしてみたり、
あくまでもティーは非日常の嗜好品感覚なのです。

“お茶の時間に趣味の喜びがある”がフランス流です。

★イギリスとフランスのお茶の違いについて詳しく書いた
 「紅茶とフレーバーティーの違いとは?」のブログはこちら♪



20170508fteatime.jpg


お茶の世界には、どれが正しいとか間違っているとかはなく、
各国の拘りを寛容に楽しんでこそ世界が広がる飲み物です。

イギリスの紅茶(ブラックティー)は、
茶葉本来の味や香り、コクを味わい、
フランスのフレーバーティーは、
着香した香りの調香を楽しみながら味わうと、
それぞれのお茶の味わい方の違いがよくわかるものだと思います。

他にもドイツ、スリランカ、トルコ等またそれぞれに違う個性があり、
5月17日(水)~5月22日(月)、阪急うめだ本店で開催される
世界のお茶が楽しめる〈 ワールド・ティー・フェスティバル 〉では、
各国のお茶のいろいろな飲み方スタイルも紹介されるうえに、
たくさんの試飲も楽しめてしまいます!

そんな視点を楽しみながら、世界のお茶を見てみると、
いろいろな味わい方や飲み方があるのがわかり、
イベントがより楽しめるものになると思います。
そういう意味では、とても貴重なティーイベントだと思います。

自分のライフスタイルに合った素敵なお茶が見つかりますように☆



ワールドティーロゴ20170502

★世界のお茶時間を楽しむ〈 ワールド・ティー・フェスティバル 〉

関西最大級の規模で世界のお茶を集積!
阪急うめだ本店で世界のお茶イベント、注目の初開催です!!

期間:5月17日(水)~5月22日(月) 6日間
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00閉場
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場


イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア、
スウェーデン、アメリカ、スリランカ、トルコ、タイ、中国、日本など
各国の21の人気ティーブランドが一堂に集結!
伝統あるティーブランドから新進気鋭のティーブランドまで
世界の様々なお茶や飲み方のスタイルが楽しめます♪
お茶に合うティータイム菓子も登場するそうです。

イギリス紅茶代表として、独立ブースをかまえて、
「英国老舗紅茶商リントンズ」が出店することになりました。

ワールド・ティー・フェスティバル内で、
〈 英国紅茶商「リントンズ」直伝のミルクティーの淹れ方 〉
というイベント講座を18日(木)・19日(金)開催予定です。

英国人96%が紅茶を淹れるときにミルクティーにします。
老舗紅茶商リントンズ4代目社長サイモン・スミス氏直伝の
美味しいミルクティーを淹れるコツや飲み方を
リントンズジャパン代表・岡田が直々に伝授します!

伝授といっても、美味しい茶葉は淹れ方に教えるというほど
難しいものはなく、誰でも、簡単に楽しめるから
英国の紅茶愛好家に愛されています。ただ、コツを知るだけで、
驚くほど美味しいミルクティーが日常で楽しめます。
この美味しいミルクティーのコツは、英国人も紅茶を
淹れる時に心から知りたがっていることでもあります。

そして、サイモン氏や熟練ティーブレンダー・ジェームズ氏
から聞いた最新のイギリス紅茶事情もお話します。

英国ティータイムで大切なのは、マナーでも技術でもなく、
純粋に“お茶の時間を楽しむこと”です。
英国で愛されている美味しいミルクティーでティータイムを!

阪急うめだ本店のイベント予約の申し込みサイトにて、
本日5月10日(水)10:00~先着で募集が始まるそうです。
料金は無料です。お会い出来るのを楽しみにしております!

★5月18日(木) ティーセミナーの詳細はこちら♪

★5月19日(金) ティーセミナーの詳細はこちら♪

★阪急うめだ本店「ワールド・ティー・フェスティバル」予告


【イベント出店のため、配送業務/お問合せ対応等休業のお知らせ】

オンラインショップは24時間365日注文を受け付けておりますが、
5月16日(火)~5月23日(火)は、阪急うめだ本店で行われる
〈 ワールド・ティー・フェスティバル 〉出店のため、
オンラインショップ注文の商品配送業務/お問合せ対応等を
お休みとさせていただきます。

ご注文のタイミングによっては発送までにお時間をいただく場合が
ございますので、ご注文の際はご注意いただきますようお願い致します。
また、お問合せの際もメールにてお願い致します。返信に多少の
お時間をいただく場合がありますので予めご了承ください。

通常配送は、ご入金並びにカード決済確認後、
土日祝を除く、2営業日以内に発送致します。


2016824ケニアゴールド新
紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
“我が家の紅茶”「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなしにも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとサイモン氏はいつも言っています。


2016817extraイメジ2
英国リントニアンに人気No.1のブレンド!エクストラフレッシュ!!
我が家でも10年以上毎朝ミルクティーで
楽しんでいますが飽きない紅茶です。
ティーバッグ100包200杯分(茶葉300g)入って、税込で2,000円!
美味しい英国紅茶が、大きなマグカップ1杯10円なので、
老舗紅茶商の本物の英国紅茶をデイリーに楽しめるのが魅力です♪


コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


20151016宅配
初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

★リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪


fbnew.jpg
★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




スポンサーサイト
sidetitleプロフィールsidetitle

ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR