英国No.1の紅茶「ミルクティー」

英国で伝統的に愛されている紅茶の飲み方は、ミルクティーです。

英国人は紅茶を飲む時、その95%以上がミルクティーにします。
そして、97%がリーフではなく、ティーバッグで紅茶を淹れています。

11月1日放送のNHK「あさイチ」で紅茶が特集されていましたが、
そこで、駐日イギリス大使ティム・ヒッチンズ氏が
お気に入りの紅茶の淹れ方として、大きなマグカップに
ティーバッグを入れて、ミルクたっぷりのミルクティーを紹介していました。
まさにリントンズでもずっとお伝えしている
紅茶の国・英国で愛されている紅茶の楽しみ方そのものでした。

今日はその英国の紅茶愛好家も愛飲する「ミルクティー」がテーマです。

ミルクティーは、歴史を辿れば諸説ありますが、現代のイギリスでは、
簡単で、何よりも美味しいからNo.1に愛されています。
これはなぜか日本ではあまり知られていないようですが事実です。
紅茶にこだわる=ミルクティーにこだわる、
英国紅茶愛好家=英国ミルクティー愛好家、と言っても過言ではないほど。

英国ミルクティーといえば、砂糖たっぷりというイメージもありますが、
紅茶を毎日楽しむ愛好家はミルクに合う茶葉の甘みを味わうために、
お砂糖は入れない人も多いですし、これは一概には言えません。

ミルクティーは邪道なものではなく、
美味しい紅茶(茶葉)とは切っても切り離せない、とても奥が深いものです。


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それが日本では、ミルクティーのイメージが少し違うようです。

「渋くなった紅茶にミルクを入れて飲むのがミルクティー」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
茶葉が酸化して、渋くなった紅茶は、どのように飲んでも
美味しく飲むのは難しいものです。

逆に、その渋味を恐れて、茶葉をしっかり蒸らしてあげない紅茶は、
色は紅茶色でも、一口飲んだ時に香りや味も足らない紅茶になります。
この紅茶にミルクを入れても、味気ないミルクティーになってしまいます。

英国人は「茶葉をじっくり5分蒸らし、濃く淹れた紅茶のミルクティー」が
大好きですが、渋くなった紅茶濃く淹れた紅茶は全くの別物です。
新鮮で上質な茶葉は、多少蒸らし過ぎても、渋味やエグ味が出ません。
だから茶葉がしっかり味わえる“濃く淹れたミルクティー”が好きなのです。
渋い紅茶は茶葉が古かったり、質があまり良くないことが多く、好まれません。

また、日本ではミルクティー=ロイヤルミルクティーのようなイメージも
あるようで、ミルクの量を半分くらい入れるとか、ミルクを温めるとか、
ミルクティーの淹れ方を難しく考えてしまっている方も多いようです。

このように美味しいミルクティーに出逢わないまま、ミルクティー嫌いに
なったり、作ることにも苦手意識が出てしまうのはもったいないです!
美味しいミルクティーの「飲まず嫌い」が無くなればいいなぁと思います。

販売をしていて思うことは、いまミルクティー好きが増えています。
日本でもミルクティーが好きな方は意外と多いです。
「ミルクティーが日課になりました」というのは、本当によく言われます。
あと、「美味しいミルクティーって、どうやって作ったらいいですか?」と
お客様によく聞かれます。たくさん、たくさん聞かれます。

今日は英国ミルクティーのポイントを3つまとめます。
英国で愛されているミルクティーの淹れ方は簡単なので、
これで今日から誰でも美味しいミルクティーに出逢えます。
英国で100年続く老舗紅茶商リントンズ直伝のミルクティーですが、
難しいものは一つもなく、ちょっとしたコツのようなものだけです!


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①ミルクティーに合う茶葉選び(英国のティーバッグがオススメ)

これは<英国のブレンド紅茶>なら難しくないことです。
95%以上がミルクティーを愛する英国人のために、
紅茶商では紅茶のテイスティングを必ずミルクティーでも行います。
熟練の職人の高い技術で、消費地の水に合うように、ミルクティーに合うように、
世界中の茶葉から厳選し、より深く美味しい紅茶が楽しめるように作られます。
そのため、紅茶商の紅茶なら<ミルクティー向きブレンド>も存在することも。

リントンズなら英国で一番人気ブレンド「エクストラフレッシュ」がそうです。
「トラディショナル」が英国で一番のロングセラー、伝統レシピですが、
紅茶愛好家=ミルクティー愛好家のために、よりミルクティーに合うように
新鮮なケニア茶葉とアッサム茶葉に限定しブレンドしたものです。
ケニア茶葉のまろやかで芳醇な香りとアッサム茶葉のコクと甘みが、
ミルクティーにすると、さらに際立つ美味しさが魅力です。

ただ「ケニアゴールド」もミルクティーにしたら、新鮮茶葉の甘みが増して
美味しいですし、ストレート向きの「コノシュア」もティーブレンダーの中には、
この「コノシュア」のミルクティーが好きな人もいます。
茶葉が酸化し、渋くなった紅茶は、どのように飲んでも難しいのとは反対に、
新鮮で上質な茶葉はどのように飲んでも美味しいのです。

結論を言うと、新鮮で上質な茶葉選びはとてもとても重要ですが、
ミルクティーに合う茶葉選びに関しては、あまり難しく考えず、人の数だけ、
好きな紅茶があるはずです。自分が好きな味を選べば良いのです。
<英国のブレンド紅茶>なら<ミルクティー向きブレンド>が存在しますが、
ストレート向きと言われても、自分がミルクを入れて美味しかったらOK!
ミルクティー向きと言われても、ストレートで飲んでみても良いのです。
紅茶は寛容に楽しむほうが世界が広がる飲み物です。
幅が広がるからこそ、英国の日常でこんなにも長い間愛されているのです。


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210ミルクテイスティング


②ミルクはカップに最初に入れる“ミルクインファースト”

英国ではミルクティーを作る時、“ミルクを後から入れると熱変性しやすい”と
“ミルクインファースト”にこだわっている方が多いのですが、
ほとんどが駐日イギリス大使のように、マグで紅茶を淹れるので、
“ミルクインアフター”も多いのも現実です。
ここはあまり神経質にならずに、どちらでも、その時の気分で
自分の好きなように飲むのが一番美味しいと思います。

ただ、紅茶商リントンズ4代目社長サイモン・スミス氏は、「英国人は
リントンズのようなティーポット用ティーバッグもマグで濃く淹れて、
“ミルクインアフター”でミルクティーを楽しむ人も多いが、
実際はティーポット用ティーバッグはきちんとティーポットで抽出し、
“ミルクインファースト”のほうが美味しくなる」と言います。

確かに、ティーポットから紅茶を注ぐ時、カップの中のミルクと紅茶液が
上手に混ざって、まろやかな味わいになります。
“ミルクインファースト”のミルクティーのあっさりとまろやかな飲み心地を
知ると、英国でなぜミルクティーが愛されているのか分かります。

手順は、ティーポットで茶葉(ティーポット用ティーバッグ)を蒸らしている間に、
カップに先に冷たいままの牛乳を注いでおきます。
これが英国紅茶愛好家の間で大切にされている“ミルクインファースト”です。
ティーカップならミルク大さじ1程度、大きなマグなら大さじ3~4程度で、
一番はお好みです。リントンズ社長の奥様スー夫人はミルク多めが好きで、
マグにたっぷりとミルクを注ぎます。量は自分の感覚になってくると思います。
そうして淹れているうちに、マイミルクティーが出来上がってきますが、
日本人のイメージに多い、ミルクの量半分はあまりに多すぎます。


20161029ミルクティー

30168164新


③ミルクは冷たいままで入れる

これは一番伝えたいことかも知れませんが、ミルクは温めません。
牛乳の品質を守るために、冷蔵保存されているものです。それを温めたら、
牛乳の品質が変わり、臭みも出て、紅茶の味が損なわれます。

英国人、とくに紅茶にこだわる英国人は、このミルクの温度に敏感です。
紅茶(ミルクティー)を淹れる時、直前まで冷蔵庫から牛乳を出しません。
前もって常温にしておいたほうが良いかな~という気遣いも嫌がります。
とにかく「美味しいミルクティーには冷たいままのミルクを使う」そうです。
ミルクの種類は細かいことを言うと色々ありますが、
普段おうちでも飲んでいるような、スーパーで売っている牛乳でOKです。

よく「冷たい牛乳を入れたら、紅茶が冷めませんか?」と聞かれますが、
新鮮な沸きたてのお湯で、じっくり蒸らした紅茶はアツアツです。
茶葉はじっくり蒸らしてあげてこそ、茶葉本来の味や香りを楽しめます。
そのために英国ではティーコジーは一家に一個というほど必須アイテムです。
紅茶が冷めず、何より簡単に茶葉をじっくり蒸らすことができるからです。

アツアツの紅茶に大さじ1杯程度のミルクで、紅茶が冷めることはありません。
大きなマグで紅茶をたっぷり飲むのであれば、尚更です。
むしろ、紅茶の出来上がった時の温度は飲むには熱すぎるくらいなので、
冷たいミルクを入れることで、アツアツの飲み頃の温度になってくれます。


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日常のちょっとしたコツを知ることで、紅茶やミルクティーは美味しくなります。

紅茶の国・英国では、紅茶は珈琲のように
手間がかからず、淹れ方に難しい技術がいらないから愛されています。
紅茶愛好家の淹れ方は驚くほど寛容で、難しい技術は何もありません。
日常で簡単に美味しく楽しめるものでなければ、
紅茶の国と言われ続けるまで、ティータイムが日常になることはないのです。

その中でも、英国ミルクティーは日常でホッと幸せな気分になれるもので、
簡単で、美味しく楽しめるから、英国でNo.1に愛されています。
お菓子のお供だけでなく、フィッシュ&チップスにもミルクティーです。

英国ミルクティーはあっさりと軽い食感です。
英国では「口内をさっぱりさせる飲み物」としても好まれています。
ミルクの油分が口に残った食べ物の味や香りをスッと消してくれるので、
フィッシュ&チップスを食べても、お口の中がサッパリするというわけです。

今日ご紹介した3つのポイント&コツさえ意識すれば、
英国で伝統的に愛されている紅茶の飲み方「ミルクティー」が誰でも作れます。
ぜひ簡単で美味しい!英国ミルクティーを味わってみてください!!
おもてなしティータイムでもきっと喜ばれますよ^^



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英国で人気No.1の“我が家の紅茶”エクストラフレッシュ!!
我が家でも10年以上毎朝ミルクティーで楽しんでいますが飽きない紅茶です。
ティーバッグ100包200杯分(茶葉300g)入って、税込で2,000円!
美味しい英国ミルクティーが、大きなマグカップ1杯10円なので、
老舗紅茶商の英国紅茶をデイリーに楽しめるのが魅力です♪


【続々出店中!リントンズが登場する2016年英国フェアはこちら↓】

● 伊勢丹130周年大創業祭 英国WEEK 「英国展2016」開催中!
20161028伊勢丹イメジ
英国の名物料理や家庭料理が溢れるブリティッシュ・パブにフォーカスした
イートインが驚くほど充実!英国気分にたっぷり浸れる英国展!
リントンズでは熟練ティーブレンダーによる英国紅茶を試飲で淹れています。

20161028マーマイト
伊勢丹「英国展」では、日本では珍しい〈マーマイトカフェ〉も登場!
マーマイトは好き嫌いが分かれるものですが、実は隠し味にも。
様々なアレンジメニューが登場するそうです。

期間:11月2日(水)~7日(月)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00閉場
場所:新宿伊勢丹 本館6階・7階=催物場 ※リントンズは6階です

★伊勢丹大創業祭「英国展2016」のスペシャルサイトはこちら♪


● 岡山天満屋「英国展2016」 11月16日(水)~21日(月)
リントンズが出店する“2016年英国フェア”のラストは岡山天満屋です!
アンティークなエジプトデザインが大人気の限定紅茶缶も登場します。
初開催&初出店、お近くの方も、少し遠い方もぜひお立ち寄りください^^


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英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


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★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




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ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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