イギリスのウィロー柄デザイン

創業当時から紅茶関連のグッズをオリジナルで作り、発売していくのも
英国老舗紅茶商「リントンズ(Ringtons)」の伝統であり、
また、大きな魅力なんです。紅茶が美味しいだけではありません^^

リントンズのグッズはアンティーク・ヴィンテージとして、
英国にはコレクターも多いのですが、英国北部の紅茶商として、
100年前の創業当時から馬車で紅茶をお届けしていた家庭のみ
入手できた貴重なグッズでもあるため、いまでも、
英国北部のアンティークマーケットでしかなかなか出逢えない、
レアなグッズでもあります。

現在、英国北部・ニューカッスルに滞在中の代表も時間があれば、
アンティークマーケットやオークションハウスに行くと言っていました。

そのように代表がいままで北部のアンティークマーケット等で出逢った
グッズ達を集めた「英国のアンティークマーケット」を
リントンズジャパンのオンラインショップでは不定期で開催しており、
12月には「リントンズのミュージアムグッズ」として、
貴重なアンティーク・ヴィンテージグッズを大放出しました。
あっという間に完売してしまい、その後お問合せも多くありました。

アンティークの中でも、英国でも日本でも人気のデザインがあります。
その一つがウィローパターンのデザインです。

“ウィローパターン”とは、お皿の模様のことで、
柳・二羽の鳥・楼閣・橋・小舟などが、
白地に青で描かれたパターンのことです。

東洋趣味が上流階級にもてはやされていたころ、
高価な“東洋からの輸入品”を模して、自国の陶磁器に 
“イギリス人の考えた東洋柄”を絵付けした陶磁器が
多くありましたが、“ウィローパターン”もその一つです。
英国のブルー&ホワイトを代表するデザインでもあります!

写真は1950年以前にリントンズ社とブロードハースト社が
コラボした“ウィローパターン”のプレートです。
他にも1920年にMaling Pottery社とコラボしたウィローや
その後、Wade Ceramics社とコラボしたウィロー等
リントンズが発売してきたウィローパターンも、
当時リントンズのトレードマークとも言えるデザインでした。


85ウィロー食器


巷では、ひと括りに“ウィロー・パターン”と言われていますが、
実は、太鼓橋を渡る三人がいないことや、
上方に二羽の飛ぶ鳥がいないデザインも多くあります。
それでも“ウィロー・パターン”として取り扱われています。

正統派の“ウィロー・パターン”。

そこには、悲恋の物語が隠されています。
豪邸に住む政府の高級官吏の美しい娘と屋敷に仕えた若い秘書官との
身分の違う、許されざる恋の物語を描いており、太鼓橋を渡る三人は、
娘、一緒に駆け落ちする秘書官、そして二人を追う父の姿。
逃げ切れない二人に、最後は娘と若い秘書官の純愛を知った神様が
二人を二羽の鳥に変え、永遠の愛を与えた。という場面が描かれています。
この模様は、18世紀末に案出された“イギリス人の考えた東洋柄”。


201622ウィロー


そして、写真のセット。実は・・・MADE IN JAPAN なのです。
デザインは“イギリス人の考えた東洋柄”ですが。

NHK朝ドラ「あさが来た」の1月の放送で、
全く同じデザインのティーカップが使われていて、
時代が合っている!と“アンティーク好き”の間では話題となり、
このウィロー柄がいま急激に人気になっているそうですよ。

こちらは、硬質陶器を作っているニッコーが製作したものですが、
デザインは江戸時代後期に持ち込まれ、明治時代以降には国内でも
かなり生産されていたようで、昭和の日本の家庭では、
意外とよく見かけるデザインだったようです。

そして、ニッコーは100年作り続けて、なんと!いまも販売しているそうです。
しかも“ウィロー柄”とは言わず、日本ニッコーでは“山水柄”と言います。

★NIKKO(ニッコー)のウィロー柄(山水柄)のオンラインショップはこちら♪

100年作り続けて、販売しているものなので、
「カップだけが割れてしまった...ソーサーだけが割れてしまった...」
というお客様のために、カップだけ、ソーサーだけ、と販売しているところも
長年のデザインならでは、なのではないでしょうか。

我が家にあるニッコーの山水柄は日本の骨董市で少しずつ出逢ったもので、
骨董市では同じデザインをたまに見かけることがありますが、
そのほとんどが昭和に入ってからのもので、戦後のものだと思います。

同じウィロー柄の中でも、第二次大戦に敗戦し進駐軍のもと占領下にあった
1947~1952年の間、日本から輸出するものには
“Occupied Japan(オキュパイドジャパン)”のマークを
入れなければならなかったものもあり、基本的には、輸出用として
生産されていたので、こちらはなかなか出逢えない貴重なものです。

全く同じデザインのウィロー柄は、イギリスのロイヤル・ドルトン等
当時の英国のあらゆるメーカーでも作られていたので、
英国のアンティークマーケットでもよく見かけるウィローパターンであり、
長年作り続けられているとても人気のあるデザインです。
その中には輸出された MADE IN JAPAN のものもあるかも知れません^^

イギリスのウィロー柄、日本の山水柄、
食器のストーリーと共に、興味深いデザインです。



201625バレンタイン紅茶
RINGTONS社代表のスミス夫妻が英国のご自宅で
普段にもおもてなしにも愛飲している「ケニアゴールド」
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとスミス夫妻はいつも言っています。


コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


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Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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