スーさん直伝の紅茶の淹れ方

阪急うめだ本店「英国フェア2015」で、
10月7日(水)~11日(日)の間、一日2回開催された
スミス夫妻による「How to make a Ringtons cup of tea」。

WEB事前申込制で、申し込み開始から早い回だと2分ほどで、
すべての回が僅か10分で満席となり、
その後も「どうしても参加したい」と言われるほど人気でした。

スミス夫妻も、このティーレッスンを毎回楽しみにしていて、
回を増すごとに、あれこれスミス流のおもてなしになっていました。

ただ、紅茶は絶対「ケニアゴールド」にこだわっていました。
なぜなら、スミス夫妻が日常でも楽しんでいる紅茶だからです。


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英国からやってきた、本物のリントンズ馬車を眺めながら、
サイモンの話を聞きながら、スーさんの淹れる紅茶を楽しんで
ティータイムする時間は、とても貴重なことだったと思います。


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私達も時々サポートしながら、ティーレッスンを聞いていたのですが、
100年以上美味しい紅茶にこだわり続ける
英国老舗の紅茶商「リントンズ」社長夫妻の話は興味津々なことばかり。
ブログで少しだけご紹介したいと思います。

まずはサイモンによるリントンズの紅茶商としての歴史や
馬車、紅茶について、いろいろな話をしていました。


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創業者のサミュエル・スミス氏のように、ボーラーハットに、
ヒゲを英国フェアのために伸ばしたことなど可愛いお話も。

余談ですが、帰国する前に、ホテルでヒゲを剃ったというサイモン。
スーが「私の旦那さんが戻ってきた!」と喜んでいました^^

お二人の自然体で仲睦まじい様子は
きっとティーレッスンでも伝わったと思います。


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紅茶を淹れるのはいつも奥様のスーさん。
英国のご自宅でも紅茶を淹れるのはスーさんなんだとか。

サイモンが冗談でケトルのお湯を2度沸かししようとすると、
スーさんに怒られる、という話をしていたことも。
お湯を2度沸かししてしまうと、お水の中の空気が逃げてしまい、
美味しい紅茶が淹れられないのです。

リントンズ紅茶の宅配地域のイギリス北部やスコットランドは軟水です。
つまり、リントンズ紅茶は日本と同じ軟水地域で飲まれている
“軟水用の紅茶”なんです。同じ軟水ということもあり、サイモンは
「日本の軟水(水道水)はとても素晴らしい!」と何度も言っていました。

ティーレッスンが始まる前には、「汲みたての水を使えるのか?」と
水道のある場所を気にしていました。
サイモンは、紅茶とお水はとても大切な関係だと話しています。

6人の参加者とサイモン&スー、8人分の紅茶を淹れるために、
ティーポットに「ケニアゴールド」のティーバッグを4包淹れて、
1700ccのお湯を注ぎ、いつも“4分蒸らし”と言っていました。

スーさん本人も長年のリントンズ愛好家です。


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この時、必ずティーコジーを使っていました。
ティーコジーは、紅茶をじっくり蒸らすのに必須アイテムです。
英国ではおもてなし用ではなく、日常に使うものです。


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ティーコジーで紅茶を蒸らしている間に、
マグカップに先にミルクを注いでいました。
英国人が大切にしている“Milk in first”です。

ミルクは市販の牛乳(パック)でしたが、スーさんから
「ミルクは、ティーレッスンの直前まで冷蔵庫から出さないでね」
と言われました。フレッシュミルクが大切なのだとか。


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紅茶はいつもリーフ(茶葉)で淹れていたというお客様も、
スミス夫妻の話を聞いて、ティーバッグに対するイメージが
大きく変わったと仰っていました。

リントンズ紅茶は「誰でも、簡単に、美味しい」紅茶を淹れること
だけを考えて作られています。
シンプルに言うと“美味しい紅茶は何か?”ということを
大事にしているということです。

お客様の中には「リーフとティーバッグ、どちらが良いですか?」と
質問されている方もいましたが、この質問の意味自体が
スミス夫妻には「?」となっていました。
英国には、リーフとティーバッグ、どちらが良いという概念がないのです。

紅茶は茶葉の質、どこで作られたのか、どこから輸入されたのか、
どの茶葉がブレンドされたものなのか、どのように保管されていたのか、
良いかどうかの判断基準はこれらです。

何より大切なことは“美味しい紅茶があることで、日常が少し豊かになる”
という、自分自身のライフスタイルに合った感覚なのです。


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スミス家のお気に入りの紅茶「ケニアゴールド」。

現在、リントンズ紅茶の85%位がケニアなどアフリカからの
輸入茶葉を使っています。インド、スリランカより新しくきれいな土壌で、
ミネラル豊富、若い茶木から上質な品質の茶葉を採り、
48時間以内に真空パックしてイギリスへ送り、
専属のティーブレンダーにより素早く加工されています。

お客様が保管することまでを考えて、リントンズの外装アルミパックは、
茶葉が新鮮な状態を保てるように考えられていることも話していました。
開封後もこのアルミパックのままで保存して頂くとベターで、
その際はある程度中の空気を抜き、口をしっかり閉じてください、と。
サイモンは“Wクリップ”がおすすめだと言っていました。

紅茶は常温保管で、冷蔵庫や冷凍庫に入れてはいけないのです。
茶葉には脱臭・消臭効果があるので、人間が感じない程度の
冷蔵庫の香りを少しずつ吸い取って、味が変わっていきます。
そのため、リントンズでは常温で保管できるようアルミパックで包装。
新鮮茶葉について、他ではなかなかない拘り様です。

これがリントンズが“フレッシュティー”と言われる理由です。

「ケニアゴールド」は雑味のない甘みの深い紅茶。
この甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとサイモンはいつも言っていました。


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どんな喧騒の中でも、スミス夫妻は周りを気にせずに、
参加してくれた6人との時間を大切にしている様子でした。
そこがまた素敵だなぁと思いました。

ティーレッスンと言っても、
英国では“紅茶の淹れ方を教える、教わる”という概念もありません。
紅茶は一緒に楽しむコミュニケーションツールだと考えています。
なので、スミス夫妻のティーレッスンでは、
英国で100年続く老舗紅茶商の美味しい紅茶へのこだわりが聞けたり、
美味しい紅茶を探したり、淹れたりするコツは聞けたとしても、
作法など難しいものは何もなかったので、拍子抜けしたかも知れませんが、
これが“英国のティーレッスン”なのです。
一緒にティータイムの時間を楽しむことを大切にしているのです。

お客様の中には感動したり、お二人の人柄に涙する人も。
「満席で申し込みは出来なかったけれど、見に来ました!」という方も
沢山いらっしゃいました。何回も見に来てくださった方も!

スミス夫妻は、そんな方達のためにも、
「今度は30人くらいのビッグなティーパーティーをしたい!」と
言っていました^^さすが懐が深いです。


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日本人がイメージするティーバッグ紅茶とは違う、
英国といえば、のミルクティーに砂糖たっぷりの紅茶とも違う、
リントンズティーは「Fresh tea is better tea」であり、
英国で美味しい紅茶にこだわり続けて100年以上の
老舗の「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶なのです。

リントンズ紅茶が日常にあれば、
私達はいつでも美味しい紅茶を淹れることができます。
リントンズに甘えられる、この安心感がティータイムを豊かにしてくれるのです。
これが紅茶の国・英国で愛され続けている理由です。

ティーレッスンで分かったことは、
紅茶は素敵なコミュニケーションツールであるということと、
スーさんの紅茶を淹れるちょっとしたコツ、
そして、リントンズはいままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けているということでした。



819ミレニアム缶イメジ
本日からオンラインショップ販売スタート!トラディショナルキャディー。
阪急「英国フェア」でも、300個があっという間に完売!

トラディショナルキャディー(Traditional Caddy)は、
1938年の缶を完全復刻した紅茶缶に、
スミス夫妻のお気に入り紅茶「ケニアゴールド」50包100杯分(150g)が
たっぷり入って、2,300円(税込2,484円)です。


サイン夫妻
来日&発売を記念して、オンラインショップ限定で、
スミス夫妻の直筆サイン入り紅茶缶も限定販売します!
リントニアンにお届けしたいお宝レアな紅茶缶です。


20151018スーモデルコジー1
スーさんがリントンズのティーレッスンで紅茶を淹れる時に
使っていた、にわとり型ティーコジーと同じデザインの
“スーさん限定モデルのにわとり型ティーコジー”も登場!!
他にも新作の可愛い柄のティーコジーが続々入荷します。


岡田馬車
【リントンズ紅茶出店のイベントのお知らせ】

東京の方も少し遠い方も、続々開催される英国イベントへぜひお越し下さい!
代表が美味しい紅茶を淹れて、お待ちしております!

① 「British Market(ブリティッシュ・マーケット)」
今春に初開催された「ブリティッシュ・マーケット」が
大好評につき、秋にも開催されます!

開催期間:10月31日(土)、11月1日(日)の2日間
開催時間:(土)12:00~20:00 (日)12:00~18:00
開催会場:BRITISH MADE 青山本店

② 伊勢丹新宿店「英国展」
伊勢丹新宿店といえば日本で1、2の集客力と売り上げを誇る
百貨店だとか。伊勢丹新宿店「英国展」は、初開催だそうです!

開催期間:11月3日(火・祝)~11月9日(月)
開催会場:伊勢丹新宿店

③ 代々木VILLAGE「GOOD SUNDAY MARKET」
小林武史、片山正通などクリエイター達が600坪の空間に
“想いとこだわり”を閉じ込めた代々木VILLAGEで開催!

開催:11月29日(日)
開催会場:代々木VILLAGE by kurkku


コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、英国の家庭で代々飲まれている“我が家の紅茶”です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


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★リントンズジャパン公式のfacebookページはこちら♪




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ringtons japan

Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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