日本橋三越「英国展2017」から。

1ヶ月後の9月6日(水)から今年も
日本橋三越「英国展2017」が開催されます!

今年はさらにパワーアップし、2週間にわたって開催されます。
前半(9/6~12)・後半(9/13~18)で
出店者が入れ替わり、また違った雰囲気を味わえます。

リントンズは前半(9/6~12)に出店します!
今年、英国紅茶商110周年の記念すべき年となるリントンズ。
素敵な限定グッズや新商品とともに出店しますのでお楽しみに。

日本橋三越「英国展」を皮切りに、日本各地で
大人気の「英国フェア2017」が開催される季節到来です。
9月中旬には、神戸・西宮阪急にも初出店の予定です。
リントンズでは、これから秋冬に向けて、様々な催しがあります。
楽しい話題もたくさんお届けできると思いますので、
皆様の日常ティータイムにもワクワクする時間が増えると嬉しいです。

あれこれと準備に追われていますが、とても充実した日々です。
また素敵な商品をお届けし、たくさんのお客様にお会いできること、
いまから楽しみにしております。
詳細は日が近くなったら、お知らせさせていただきます。


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リントンズは2017年、今年で110周年記念を迎えます。
英国で100年以上、美味しい茶葉にこだわり続けて、
情熱を持って紅茶を愛し続けて、日々進化している紅茶です。

それを表現するために作られた新しいスローガンが
「進化しつづける紅茶」です。
新しいスローガン「進化しつづける紅茶」について
現4代目経営陣スミスファミリーから届いたメッセージもご紹介します。

★110周年を迎えた紅茶商リントンズからのメッセージはこちら♪


20170525スミスブラザーズ1

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リントンズのオンラインショップは、お盆は休まず営業致します。
夏の手土産に美味しい英国紅茶はいかがですか。



2016824ケニアゴールド新
紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなし時間にも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
日本の軟水で淹れると、とても美しい水色が楽しめます。
そのため、水出しアイスティーにもおすすめのブレンドです!


20150525新聞1
いま、オンラインショップで商品をお買い上げの方に、
〈Ringtons Tea Times〉というリントニアン新聞をプレゼント中!
本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
全4ページ、盛りだくさんの内容でお届けします。


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英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

★リントンズジャパンのHP、オンラインショップはこちら♪


20151016宅配
初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

★リントンズ紅茶を愛飲しているリントニアンのリアルな声はこちら♪


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リントンズ紅茶セミナー⑤紅茶と健康

朝紅茶


7月に開催している無料のリントンズ紅茶セミナーも、
本日の第5回セミナー「紅茶と健康」で最後となりました。

第1回でご紹介した〈リントンズ紅茶の淹れ方の基本〉をもとに、
第2回でご紹介した〈英国紅茶商直伝のコツ〉をプラスした、
ミルクティーを用意してから、ラストセミナーに参加してくださいね!

「美味しい紅茶を淹れるのは難しい」と考えていた方も、
現代は、紅茶の専門家でなくても、難しい技術がなくても、
誰でも、簡単に、美味しい紅茶が淹れられる時代であること、
その理由や背景を知ることができたと思います。
これは、イギリスの紅茶商の人達もはっきりと言っていることです。

そして、新鮮で高品質な美味しい紅茶の特徴「スムース」も
自分の舌でストレートティーでもミルクティーでも味わえたでしょうか?

セミナーでは必ず、リントンズを味わいながら参加してほしいのです。
“百聞は一見にしかず”、人から何度も聞くよりも、
自分で体験し、舌で実際に味わいながら増やした知識や技術は、
習得が早く、そして深く自分のものになるのです。


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第5回のテーマは「紅茶と健康」です。

紅茶は毎日かかさず飲むことで、カラダに嬉しい飲み物です。
健康に関係なく、美味しいから飲んでいる方も多いと思いますが、
実は、毎日の紅茶習慣は、自然と健康体を作ってくれる嬉しいものです。

紅茶は、茶葉に含まれている酵素によって、葉を酸化発酵させたもの。
完全発酵の紅茶(ブラックティー)の発酵茶パワーはすごいのです。
ここ数年、色んなメディアなどでも「体を温める」「内臓を温める」と
取り上げられていますが、紅茶に含まれる酵素がとても良いそうです。

人はそれぞれ、平熱が35℃台~36℃台と幅がありますが、
臓器は体内温度37℃で順調に働くようになっています。
外から計った体温は体内温度より0.5度低くなりますので、
人の体温は36.5℃が健康な状態なのです。

体温が1℃下がると免疫力は約37%下がってしまいます。
基礎代謝は約13%下がります。体の中で様々な代謝を担っている
体内酵素もおよそ50%減ってしまいます。

それにより、肥満、イライラ、便秘、肌荒れ、ムクミ、頭痛、
生理不順など・・・色んな不調がカラダや心にまで現れていきます。

一方、体温を1℃上げると免疫力は500%(5倍)になり、
代謝もよくなり、冷えが無くなり、
体内酵素も500%(5倍)になるそうです。

このため、常日頃から「体を温める」「内臓を温める」ことが
大切だと言われているのです。

そこで、紅茶で一番効果的な飲み方は、起き抜けに紅茶を飲んで、
体温を早く上げてあげること
で健康的に体が働き出すそうです。
毎朝飲むことで、カラダを温める良い1日のリズムが出てきます。


20161111備前ミルクティー


毎日飲む紅茶は、毎日カラダに入ってくるものなので、
新鮮で高品質であり、安心安全なものを選んで欲しいです。

現在、リントンズ紅茶の約85%がケニアなどアフリカからの輸入茶葉。
ケニアは現在、紅茶輸出量世界一であり、イギリスの紅茶業界では
昨今注目の産地です。インド、スリランカより新しくきれいな土壌で、
ミネラルも豊富な若い茶木から上質な品質の茶葉が採れることで有名。
アジア大陸からの害虫もいないため無農薬栽培、
そして手摘みによる収穫のため、茶木も傷まず、茶葉も高品質です。

ケニアの紅茶には、ミネラルが豊富なだけでなく、抗酸化作用の成分が
他の紅茶より多く含まれており、欧米の医療ではガンや心臓病に
ならない予防医学としても注目されているそうです。
最近では、毎日4~5杯の紅茶を推奨している医者や専門家もいるほど。

リントンズのケニア茶葉は、世界最高品質の紅茶の産地とも言われている
ケニア・リフトバレーのKTDA傘下・厳選契約農園のなかでも、
特に、上質な茶葉を生産している6つの小規模農園に限定し、
非常に厳しい品質管理が行われています。
リントンズは農園の間でも“茶葉選定が厳しい紅茶商”として有名です。

さらに、1990年代から「Fresh tea is better tea」と新鮮茶葉に拘り、
「これからの紅茶時代も、この茶葉の鮮度が重要だ」と語る
リントンズは、茶葉摘採後48時間以内に商品化がスタートします。
その厳選された茶葉を特別なアルミパックで48時間以内に真空パックし
英国へ輸送し、英国内の工場にて48時間以内に
専属ティーブレンダーにより、迅速に、丁寧にブレンド・パッキング。
この拘りも英国紅茶業界で高く評価されている技術です。

その結果、お客様は本物の紅茶の味を楽しむことができます。
ティーカップに茶木から摘まれた茶葉そのままの味わいを。


2016117ケニア農園


以前TVでは、“紅茶は生姜湯よりもカラダが持続して温まる”という
実験結果が発表されていました。カラダを温める飲み物の代表に、
紅茶やココア、生姜湯などがありますが、
その中でも紅茶が一番カラダを温め、持続性があるという結果でした。
紅茶が、生姜湯やココアよりも温まり、持続性があるのは、
やはり紅茶に含まれる酵素であり、発酵茶パワーだそうです。これは、
発酵食品である紅茶により内臓から温まる効果があるからだそう。
あまり知られていないかも知れませんが、紅茶は発酵食品です。
夏でも、冷房の中で体を冷やすこともあるので、紅茶はオススメです。

紅茶に含まれる成分のお話なので、
ホットティーでなくても、それはアイスティーでも良いのです!

アイスティーのレシピは第1回で、
アイスミルクティーのレシピは第2回でご紹介しているので、
この夏は、美味しいアイスティーを日常でぜひ楽しんでください。


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20170707milk1.jpg


暖かい国で育った珈琲や不発酵茶といわれる緑茶、麦茶などは、
カラダを冷やす飲み物として有名です。
冬の寒~い日に、ホットコーヒーは逆効果です。
暑い夏に一時的に「カラダを冷やす飲み物」としてはオススメです。
ただ毎日の習慣で飲んでいると、カラダが冷えやすくなってしまいます。
そのため、第3回のセミナー「英国の紅茶事情」で学んだように、
英国ではいま人気の珈琲ですが、
イギリスに多いヘルシー志向の女性はあまり飲みません。

最近では、珈琲やビール等カラダを冷やす飲み物が好きな男性も多く、
“オトコの冷え性”も多いそうです。
さらに、男性は職場や人間関係などさまざまなストレスを
多く抱えるほど、脳から“心を強く持とう”とする働きが強くなるそうで、
そのために、気持ちが高ぶってしまったり、脳が疲れてしまったり、
これは同時に、カラダの緊張が高まり、血流が悪くなったりして、
男性の方でもカラダが冷えてしまうとか。
どちらにしても冷えは、イライラし、集中力が減少し、
落ち着きがなくなったりします。
感情を穏やかにして、自分自身で精神をコントロールしたい時には、
ホッと1杯の紅茶で脳をリラックスして、カラダを温めてほしいです。

イギリスでは、会社のミーティング前にリラックスして、集中できるよう
1杯の紅茶をマグで飲むことも多いそうです。珈琲ではないのです。
リラックス&集中、そして紅茶はコミュニケーションツールになります。
写真は英国リントンズ社のランチミーティング中の紅茶です。
紅茶のおかげか、リントンズ社の会議はいつも和やかに、
おおらかに、寛容に、紳士的に、建設的に進みます。

男性の方も英国紳士のように、紅茶を日常にしてみませんか。


Rサンドイッチ


そして、ここで注目したいのは、「カフェイン含有量」。
カフェインといえば、珈琲や紅茶、栄養ドリンクなどに含まれている
成分のひとつとして知られています。効果としては、
利尿作用、覚醒作用、大脳刺激作用、疲労回復作用があります。
疲れやストレス解消にも!しかし、たくさん飲み過ぎて、
ついつい眠れなくなったりするのも覚醒作用のせいなんです。

一般的な飲み物のカフェイン含有量(1カップ150ccの場合)
・珈琲 135mg
・栄養ドリンク 75~150mg
・ココア 45mg
・紅茶 30mg
・緑茶 30mg

カフェインには、適量といわれる安全摂取量というものがあり、
1日あたりでは〈約5.7mg/kg体重〉以下と言われています。
平均値、男性体重70kgなら約400mg、女性体重50kgなら285mgが
一日の摂取の目安と言われているカフェイン量です。

珈琲(150cc)なら1日、男性は約杯、女性は約杯。
紅茶(150cc)なら1日、男性は約13杯、女性は約10杯。

誤解のないように。カフェインは体に悪い成分ではなく、むしろ
適量であれば健康を促進してくれるものなので、
必要以上にカフェインを摂らないように気をつける必要はありません。
ただ、紅茶や緑茶などは、比較的多めにとっても問題はないのですが、
珈琲や栄養ドリンクの過剰摂取は注意してください。

とくに日本人は男性も女性も小柄な方が多いので、
痩せている女性が珈琲を1日2杯飲むとか、
珈琲1杯に栄養ドリンク1杯も飲み、その種類によっては、
それだけで一日のカフェイン含有量を超えてしまうこともあります。

珈琲と紅茶を同じ感覚で飲んでいる方も多いかも知れませんが、
これらのデータからも分かるように、カフェイン含有量が違います。
そんなことを意識しながら、飲料と上手に付き合えたらいいですね。


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紅茶でもう一つ、注目したい成分に、紅茶のうまみと甘みを
醸し出すアミノ酸の一種「テアニン」があります。

テアニンはカフェインの強い作用を抑制するうえ、
湯の中でタンニンと結合して体内に取り込まれるため、
同量のカフェインに比べると穏やかに作用するそうです。

そのため、脳波の一種であるα波を増加させ、
お茶はリラックス効果をもたらす作用を持っています。
イギリスでは、このホッと一息つけるのが紅茶の魅力といいます。
リラックスと聞くと「気分が落ち着いてきて、だんだん眠くなる…」
と思われますが、嬉しいことに、この「テアニン」は、
眠くなることがなく、脳のリラックス効果が得られるのだそう。


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やはり心やカラダの「健康」の視点からみても、
紅茶は毎日飲まないともったいないくらい素敵な飲料です。

イギリスに限らず、世界で見ても紅茶は、
各国でその消費が増え、いま世界で一番消費されている飲料です。

カラダを温める飲み物として、漢方茶や健康茶、生姜湯などを
毎日飲むのはなかなか難しいものですが、
美味しい紅茶は、健康うんぬんに関係なく、毎日楽しめるものです。
一石二鳥というわけです^^
カフェイン量も珈琲に比べると少ないので、一日何杯も飲めます。
そして、リントンズのようなブラックティーなら飽きずに楽しめます。
しかも、大きなマグ1杯10円前後なら、本当にお手軽な健康法です。

リントンズ紅茶は、第4回のセミナー「硬水と軟水」でも詳しく学んだ
日本のお水で美味しく淹れられる軟水ブレンドの英国紅茶であり、
ティーバッグなので、何かと忙しい朝でも気軽に本格紅茶を楽しめます。
お手軽な分、朝でもホッとした気分で、ゆったりと紅茶を飲めるのです。
それがリントンズ紅茶の魅力でもあります。

毎朝の紅茶は美味しいだけでなく、
心もカラダも嬉しい、大切にしたい1杯です。


2014イギリス朝食


紅茶セミナー全5回のコースを受けて、修了証などはありませんが、
大切なことは、皆様の紅茶の知識が豊かになり、
紅茶の味を知り、「自然と舌が覚える」ことが何にも変えられない、
あなただけの、特別な修了証になります。
紅茶愛好家のイギリス人が出逢うように、皆様が、
ご自分にとっての美味しい紅茶にたくさん出逢えますように。

イギリスの紅茶の歴史は日々進化し続けています。
とくに、この30年で紅茶製造の技術は大きく発展しています。
次はどんな形になるか分かりませんが、
また「リントンズの紅茶セミナー」を開催したいと思います!

●7月3日(月)
第1回 リントンズで作る、簡単!水出しアイスティー

●7月7日(金)
第2回 ミルクティーとアイスミルクティー

●7月10日(月)
第3回 英国の紅茶事情

●7月14日(金)
第4回 硬水ブレンドと軟水ブレンド

●7月21日(金)
第5回 紅茶と健康



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【リントンズの夏季休業のお知らせ】

いつもリントンズのオンラインショップをご利用いただき
有難うございます。リントンズでは、
7月26日(水)~8月4日(金)を夏季休業とさせていただきます。
休業前後の発送については以下の通りとなります。

●休業前の発送  
7月25日(火)のPM12:00までにご入金確認分まで発送します。

●休業後の発送  
休業期間中のご注文は8月7日(月)から通常発送させて頂きます。


通常のご注文は、土・日・祝を除いた営業・発送となっております。
夏季休業、土・日・祝の休業中の発送業務ならびにお問合せへの対応は
行っておりませんので、ご注文に関しましては、十分お気をつけ下さい。


2016824ケニアゴールド新
紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなし時間にも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
日本の軟水で淹れると、とても美しい水色が楽しめます。
そのため、水出しアイスティーにもおすすめのブレンドです!


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いま、オンラインショップで商品をお買い上げの方に、
〈Ringtons Tea Times〉というリントニアン新聞をプレゼント中!
本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
全4ページ、盛りだくさんの内容でお届けします。


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英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

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初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

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リントンズ紅茶セミナー④硬水と軟水

2016516ブレンド水


第4回のテーマは、硬水ブレンドと軟水ブレンドです。

美味しい紅茶のためには「お水」は最も重要な要素の一つです。
そして英国老舗紅茶商リントンズ4代目社長サイモン・スミス氏も、
「紅茶とお水はとても大切な関係だ」と話します。

これは、100年以上紅茶の歴史を築いてきた紅茶商だからこそ
語ることができる、現在の英国紅茶の技術でもあるのです。

今日は紅茶商のティーブレンダーとしての知識も経験も豊富な
サイモン氏が常々大切だと語る
〈紅茶とお水の関係〉について詳しく学んでいきたいと思います。

英国紅茶が好きな方、真剣に美味しい紅茶にこだわる方には、
欠かす事のできない内容ですので是非チェックしてください!


914サイモン工場


① イギリスの水は硬水?軟水?そして、日本は?

皆さん、イギリスは硬水だと思っていませんか?
実は、地域によってお水の硬度が違うんです。

日本からの観光客が多いロンドン等はハードな硬水ですが、
紅茶商リントンズの宅配地域でもあるイングランド北部や湖水地方、
スコットランド等は日本と同じ軟水の地域なんです。
面積でいうと軟水地域の方が広いという事実があります。
これは意外と知られていないことでもあります。
ちなみに、日本はほとんどが軟水地域です。

そして、最先端の紅茶製造の技術があるイギリスにおいて、
熟練の専属ティーブレンダーがいる紅茶商等では、
販売地域のお水の硬度に合わせて、茶葉をブレンドしています。

つまり、イギリス紅茶=硬水ブレンドではないのです。
リントンズは、軟水ブレンドのイギリス紅茶です。
このお水に合わせてブレンドする技術は、茶葉をしっかり味わうことを
大切にしている、紅茶先進国・英国紅茶商の技術なんです。


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実際に英国スーパーマーケットに行ってみても、よくわかることです。
スーパーの定番紅茶、ヨークシャーティーも赤ラベルは軟水用です。
硬水用は緑ラベルなのです。
写真は、軟水地域のスーパーなので、赤ラベルしか置いていません。

それはパッケージにあえて表示されていない場合でも、
紅茶商のティーブレンダーであれば、テイスティングする時に
その消費地のお水の性質も考えるので、
硬水地域のロンドン紅茶は〈硬水用ブレンド〉であったり、
軟水地域のスコットランド紅茶は〈軟水用ブレンド〉と認識しています。
これは、ブレンド技術が高い英国紅茶ならでは、です。

このように英国紅茶は、〈硬水用ブレンド〉と〈軟水用ブレンド〉と
お水の硬度に合わせてブレンドされていることが多いです。


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余談ですが、リントンズは、英国でもスーパーマーケットでは
買えない紅茶です。お土産に買うのはとても難しい紅茶です。

100年以上、紅茶の国・イギリスに宅配でお届けしてきた紅茶。
日本に上陸するまでは、英国内のみの販売でした。
販路を拡大することは高品質を保持するのが困難になります。
とくにリントンズは茶葉摘採後48時間以内に真空パックし英国へ
輸送し、48時間以内に専属ティーブレンダーにより、
新鮮に加工・パッキングする独自の製法にこだわっています。
リントンズが定める基準はたいへん厳しいものです。
そのため、100年以上の間、厳選した販売方法を守っています。
紅茶愛好家のリントニアンのために、
茶葉を丁寧に生産・管理し、大切に作っている紅茶なのです。

しかし!イギリス国内でたった1店舗だけリントンズ紅茶が
お土産で買えるショップがあるのです。
ニューカッスル発祥マダム御用達百貨店「フェニック(Fenwick)」。
ロンドンのボンド・ストリート沿いやヨークにも店舗がありますが、
リントンズの地元ニューカッスルの店舗のみ購入できます。
「フェニック(Fenwick)」の1階(グランド・フロア)には、
最先端のトレンドを把握することができる食料品が並びます。
紅茶も世界のトレンドの紅茶が集まり、商品の移り変わりは早く、
行くたびに置いてある紅茶が変わるイメージです。
そのフードマーケットホールで、リントンズ紅茶やビスケットは
いつも定番的に置いてあります。
むしろ行くたびに売り場が拡大しています^^
日本と同じティーバッグ紅茶中心に展開されています。

観光客というよりは、地元のマダム達が買いにきています。


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② 硬水ブレンドと軟水ブレンドの違いとは?

〈硬水用ブレンド〉と〈軟水用ブレンド〉と存在する英国紅茶。
そのため、イギリスから美味しい紅茶をお土産にする時も、
この水に関する知識はとても大切になってきます。

硬水ブレンドと軟水ブレンド、何が違うのでしょうか?
とても気になることだと思います。

率直に言うと、紅茶の味に違いがあります。

そもそも、とても繊細な紅茶(茶葉)に合うのは、“軟水”です。
一般的に、紅茶に限らず、コーヒーや日本茶など
飲料に適しているのは“軟水”だと言われています。
だから日本でも「茶の湯の文化」が根付いたのです。
これも意外と知られていないことかも知れません。

しかし、紅茶大国・イギリス。
硬水の地域(ロンドン等)でも、美味しい紅茶を楽しむために、
お水の硬度に合わせて、茶葉を選別しブレンドしているのです。
少しでも美味しく紅茶を楽しむためにこだわった結果です。

本来、軟水で淹れた紅茶は口あたりが柔らかく、繊細な味わい、
飲みやすい紅茶で、色は美しい紅茶の茶葉本来の色が出ます。
硬水で淹れた紅茶はどっしりとした、飲み応えがある紅茶で、
色は濃く濁りやすく、紅茶の色も赤黒く見えます。

“硬水”はタンニンの抽出が抑えられ、渋味が出にくいという点で、
「美味しい、飲みやすい」と感じやすいこともあるかもしれませんが、
茶葉本来が持つ水色や香り、コクなどの奥行きが出にくいそうです。

“軟水”は茶葉本来が持つ水色、香り、味がストレートに出ます。
簡単に言うと、茶葉の質をストレートに味わうことになります。
逆に、質の良くない茶葉を使うと、渋味やエグ味がハッキリと出ます。
軟水の前ではごまかしが利かないということなのです。

つまり軟水で美味しい紅茶を飲むために必要なことは、
高品質な茶葉でなければならない
ということなのです。


硬水で淹れた紅茶の水色
20170713硬水軟水

軟水で淹れた紅茶の水色
20170713硬水軟水 - コピー


「同じ紅茶でも日本で飲むと、イギリスで飲んだ紅茶の味と違う」や
「イギリスで買ってきた紅茶を日本で飲むと美味しくない」というのは、
ロンドン等の硬水用にブレンドされた紅茶を
日本の軟水で淹れているから、ということがよくあります。

先ほども書きましたが、軟水は茶葉の持ち味をストレートに表します。
そのため、茶葉酸化による質の良くない茶葉を日本の軟水で淹れると、
その茶葉の質をストレートに味わうことで、
味が違う、奥行きがない、と感じてしまうこともあります。
何度も言いますが軟水の前ではごまかしが利かないということなのです。

では、日本で硬水を使って淹れましょう、というお話もよく聞きますが、
そもそも美味しい紅茶には汲みたての新鮮なお水が必要です。
茶葉がジャンピングするための空気をたっぷり含んでいるからです。
日常にある新鮮な水=汲みたての水道水のことです。

ティーブレンダー達もこの新鮮なお水はとても重要だと言います。
実際、2015年にサイモン氏が来日した際、日本の水道水を味わい
「リントンズティーを美味しく飲める素晴らしい水だ!」と
とても感動していました。本当に喜んでいました。ただ、その時も
お水を汲める場所やそこまでの距離を気にしていました。
いかに汲みたての新鮮なお水が必要であるか、ということです。
日本には豊富な軟水(水道水)があるので、とても贅沢な環境です。
硬水のペットボトルのお水や軟水でも汲み置きのお水では、
空気を含んでいないお水なので、美味しい紅茶は淹れられません。
そのため、硬水ブレンドを日本で美味しく飲むのは大変難しいのです。

硬水用ブレンドの紅茶を日本の軟水で淹れてみると、
色だけが濃く出てしまい、紅茶茶葉の味やコクが上手く抽出できません。
抽出時間を短くしたら、色は薄くなりますが、かなり物足りない味です。
紅茶はじっくり蒸らしてあげてこそ、茶葉本来の味が楽しめるのです。

英国老舗紅茶商リントンズの紅茶は〈軟水ブレンドの紅茶〉です。
日本の軟水で淹れて、渋味、エグ味がなく、飲みやすい紅茶です。
茶葉の香りも高く、上品な味わいです。
それは、いかに新鮮で高品質な茶葉を使っているかという証なのです。
長めに蒸らすと色はとても濃くなりますが、透明感のある水色です。
軟水で淹れた時の繊細な紅茶の香りやまろやかな味には感動します。
イギリスで飲むリントンズ紅茶の味と一緒です。英国の味です。

紅茶の味で、何か違うと感じる背景には、このような水の硬度に関する
イギリスと日本の違いも大きく関係しています。


20170306オフィス紅茶


③ 水の違いで腕を活かす、ティーブレンダーの仕事とは?

イギリスの紅茶商では、必ず消費地の水に合わせてブレンドします。
リントンズは英国の紅茶業界の間でも、優秀なティーブレンダーが
いることで知られており、その証に、日本人にも大人気のロンドンの
高級百貨店の紅茶や紅茶ブランド等の紅茶作りも一任されています。
その際はロンドンのように硬水地域用には、硬水用のブレンドを
リントンズの宅配地域のように、イングランド北東部や湖水地方、
スコットランドの軟水地域用には、軟水用のブレンドをします。

余談ですが、同じ紅茶商が同じ茶葉を使っているのに、
百貨店やブランドによって味が違うのは、伝統レシピの違いです。
リントンズ紅茶は、リントンズの伝統レシピで作られた紅茶です。

消費地のお水に合わせて、それぞれの伝統レシピに合わせて、
変化の味わいを見せる旬の茶葉をブレンドできる
英国紅茶商のティーブレンダーの技術は世界一と言えます。


20170306オフィス紅茶2


今日は、110年続く、英国老舗紅茶商リントンズの
熟練ティーブレンダーの仕事の内容を一部ですがご紹介します。
美味しい紅茶に仕上げる〈本物のティーブレンダー〉について、
色々なことが知れる機会はなかなかないと思います。

“ティーブレンダー”とは、どんなお仕事かご存知ですか?
なんとなく“紅茶をブレンドする人?”くらいの認識で、
どんなことをしている人達なのか意外と知られていません。

ティーブレンダーとは簡単に言うと、茶葉を鑑定する技術があり、
その茶葉をブレンドする技術のある人、です。
イギリス人は、パートナーの紅茶に“ブレンド紅茶”を選びます。
なぜ、ブレンド紅茶に拘るのかは、度々ご紹介しています。

★イギリス人がなぜ「英国ブレンド」にこだわるのか?

誤解のないようにお伝えしないとなりませんが、
ブレンド紅茶は決して“茶葉の寄せ集め”“混ぜ物”ではありません。
そして、旬の茶葉を味わえないわけでもありません。
ブレンド紅茶も旬の茶葉を味わえるのです。

エリア紅茶もブレンド紅茶も大切なのは茶葉の質です。
あとは、個々の味わいの好みの世界です。

茶葉は農作物です。年月や天候で土壌も変わり、
同じ茶葉が毎年できるわけではありません。
当然、その年によっての茶葉の出来不出来もあり、
味わいも大きく変わります。
紅茶の国・イギリスでは、毎日お気に入りの美味しい紅茶を
楽しみたいので、味わいが変わるのは困るのです。
だから、プロの目で世界中の旬の茶葉を鑑定、テイスティングし、
その茶葉を配合し、伝統レシピとティーブレンダーの技術で
自分のお気に入りの紅茶の味に仕上げた“ブレンド紅茶”を選ぶのです。
イギリスでは何十年も、また親子代々飲み続ける家庭も多くあります。

毎年の旬の茶葉から、何十年も“同じブレンドの味”に仕上げるのは、
とてつもないハイレベルな技術なのです。
英国では、この技術に億の保険をかける紅茶メーカーもあるほどです。
各地の農園の茶葉を管理し、その茶葉を鑑定、テイスティングし、
配合する技術は生半可な知識や経験ではできません。
本当のブレンド紅茶は誰でも簡単に作れるものではありません。

注目したいのは、彼らの人間業とは思えない繊細な五感です。

ティーブレンダーは1000種類以上の茶葉の違いを正確に判断したり、
茶葉0.15g程度の僅かな味や香りの違いがわかるほど奥が深い世界です。
リントンズのような大きな紅茶商では、一日に数百種類もの紅茶葉を
ほぼ毎日テイスティング、鑑定し、それを何年も何年も毎日続けて、
やっと正式にティーブレンダーと呼べるようなとても大変なものです。
お酒やたばこ、香辛料などの刺激のあるものもやめなければいけません。

真のティーブレンダーとは、世界中を飛び回り、産地の茶葉を知り、
世界中の厳選農園の茶葉生産から茶葉鑑定、テイスティング、
ブレンドを毎日、一日中、行っている紅茶のプロ中のプロのことです。

そんなティーブレンダーの技術により作られたブレンド紅茶は、
英国の芸術品
と呼べるほど素晴らしいものです。


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2016117農園

2016117ケニア農園

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④ ティーテイスティングの重要性とは?

ご紹介した硬水ブレンドと軟水ブレンドもそうですが、
紅茶のテイスティングは、生半可な知識ではできないものです。

まず、紅茶商のテイスティングルームで行われるテイスティングは
通常よりかなり濃く抽出します。茶葉をしっかり味わうためです。
濃く抽出したテイスティングは、飲めるようなものではないとか、
渋いと思う方もいるようですが、これは全く違います。
確かに、酸化し品質の落ちた茶葉を濃く抽出したテイスティングは、
喉にひっかかり、口の中に渋味が残り飲めたものではありません。
このような茶葉が美味しい紅茶になるのは難しいものです。

しかし、リントンズのテイスティングルームで行われる
新鮮で高品質な茶葉のティスティングは、茶葉の強みは
よくわかっても、渋味や雑味はないんです。
これはこれで美味しい!濃い紅茶が好きな方なら好きなはず。
茶葉の香り、旨み、コクを強く味わえるものが、テイスティングです。

写真は、茶葉の新鮮さが味にどのように影響するか?
というテイスティング。

同じ農園(産地)の2種類の茶葉があります。
左側が茶葉摘採後、そのまま普通に保管していた茶葉、
右側が茶葉摘採後、真空パックで保管していた茶葉、です。
これも明らかに違いがわかるものです。
真空パックの方が、驚くほど茶葉の香りが高く、
茶葉に甘みを感じて、同じ茶葉なのに全く違います。

リントンズティーバッグの中の茶葉は、リーフロック製法により、
農園から摘採した茶葉を48時間以内に真空パックで保管し、空輸。
到着後、48時間以内にティーブレンダーによりブレンド・パッキング。
これは紅茶商リントンズの独自の技術でもあります。
いかに茶葉が摘まれてから、空気に触れている時間が少ないか、
新鮮な状態で商品化されているかということがわかります。
このように、同じ農園の茶葉でも茶葉摘採後の管理方法の違いで、
紅茶の味わいに大きな違いが出ることがわかります。


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英国紅茶商ではミルクティーでもテイスティングします。
これは必ず行われます。第2回のセミナーのテーマでもあった
「ミルクティー」
。97%以上が紅茶はミルクティーにして
茶葉を味わうイギリスではとても大切なテイスティングです。

お水の性質も、ミルクティーにすることも、
“普段飲む方法でテイスティングする”のが重要です。

ミルクティーは渋い紅茶に牛乳を入れるものではありません。
茶葉が酸化して、渋くなった紅茶は、どのように飲んでも
美味しく飲むのは難しいものです。

逆に、その渋味を恐れて、茶葉をしっかり蒸らしてあげない紅茶は、
色は紅茶色でも、一口飲んだ時に香りや味も足らない紅茶になり、
この紅茶に牛乳を入れても、味気ないミルクティーになります。

ミルクティーは、とても奥が深い飲み方なのです。


210ミルクテイスティング


英国のティーブレンダー(ティーテイスターとも呼びます)とは、
大きな紅茶商に属し、何年も毎日ずっと修行して
やっとなれる狭き門であり、繊細な五感が必要な職業です。

美味しい紅茶のために、世界中の農園を飛び回る、
とても忙しい方達なので、なかなか表舞台に出てくることのない
存在ですが、英国紅茶にとって、“命”とも言える大切な存在です。


お茶摘み

ジェームス 茶葉


そして、2017年で創業110周年記念の老舗紅茶商リントンズは、
現在、英国に現存する紅茶商として、専属ティーブレンダーによる
100%英国ブレンドである貴重な英国紅茶として、
今年はよくTVや雑誌の取材を受けます。英国紅茶商であっても
コスト削減のために、英国以外でブレンドしてしまう時代の中で、
リントンズのような100%英国ブレンドの英国紅茶はレアです。

イギリスの紅茶愛好家はこの“100%英国ブレンド”にこだわります。
結局、そのような紅茶がパートナーの紅茶に選ばれています。

100年以上、伝統のレシピと熟練のティーブレンダーの技術で、
イギリス国内でも、ハイクオリティ、グッドクオリティの紅茶として
リアルに愛され続けている、正真正銘の英国紅茶です。

英国紅茶商として、伝統を守りながら、進化しつづけています。


2016516紅茶商ブレンド


※ヨーロッパのお水、こぼれ話※

フランス、ドイツ等のヨーロッパはハードな硬水です。
ですから、ヨーロッパでは軟水地区が意外と多くある
イギリスについて「軟水だから、紅茶が美味しい」と言われています。
フランス等はロンドンよりも更にハードな硬水なので、
フランス紅茶もドイツ紅茶もロシア紅茶も
硬水に合わせてブレンドした“硬水用ブレンド”であることが多く、
茶葉を味わう紅茶(ブラックティー)より、
着香した香り重視のフレーバーティーが多いのです。
むしろ、香りを邪魔しないように、茶葉の味を控えたブレンドです。
硬水ブレンドのフレーバーティーを日本の軟水で淹れると、
フレーバーの香りだけが強く出てしまい、
茶葉の味が出ないフレーバーティーになってしまうのはそのためです。

★イギリスの紅茶とフランスのフレーバーティーの違いとは?


20170306オフィス紅茶5


⑤ 最後に

美味しい紅茶のために重要なことはブランドや価格、
リーフかティーバッグか等といったことではありません。
高価な茶葉ではなく、高品質な茶葉です。

もう一つ、自分自身が美味しいと思える紅茶かどうかです。

そして、より深く英国紅茶を探求するなら、
その紅茶(茶葉)が消費地のお水に合う茶葉であるかどうか、
までを意識すると、英国の紅茶愛好家といえると思います。
日本において美味しい英国紅茶のために最も重要なことは
その紅茶が「軟水用」にブレンドされたものかどうか
ということです!

硬水用ブレンド、軟水用ブレンドということも含めて、
本当の意味での紅茶のブレンドは、ちょっとした技術や知識のある人でも
簡単に出来るものでは到底ありません。
リントンズは100年を超える年月の中で積み上げてきた歴史があります。

そして、その歴史を継ぎ、進化させることのできる
熟練のティーブレンダーがいるのです。
私達は彼らがブレンドした紅茶に新鮮な「軟水」を注ぐだけで
毎日美味しい紅茶を味わうことができるのです。
これが、「紅茶商に甘えられる」という最高の贅沢なのです。


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最終セミナー、第5回のテーマは「紅茶と健康」です。
紅茶は毎日かかさず飲むことで、カラダに嬉しい飲み物です。
健康に関係なく、美味しいから飲んでいる方も多いと思いますが、
実は、毎日の紅茶習慣は、自然と健康体を作ってくれる嬉しいものです。

では、紅茶の一番効果的な飲み方は?
英国紳士のように、本当は男性も
珈琲よりも紅茶がオススメの理由とは?

ぜひ、ご自分のペースで都合の良い時間に、または、
家族やお友達、紅茶仲間を誘って、ティータイムをしながら、
全5回の「リントンズ紅茶セミナー」を楽しんでください!



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【リントンズの夏季休業のお知らせ】

いつもリントンズのオンラインショップをご利用いただき
有難うございます。リントンズでは、
7月26日(水)~8月4日(金)を夏季休業とさせていただきます。
休業前後の発送については以下の通りとなります。

●休業前の発送  
7月25日(火)のPM12:00までにご入金確認分まで発送します。

●休業後の発送  
休業期間中のご注文は8月7日(月)から通常発送させて頂きます。


通常のご注文は、土・日・祝を除いた営業・発送となっております。
夏季休業、土・日・祝の休業中の発送業務ならびにお問合せへの対応は
行っておりませんので、ご注文に関しましては、十分お気をつけ下さい。


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紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなし時間にも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
日本の軟水で淹れると、とても美しい水色が楽しめます。
そのため、水出しアイスティーにもおすすめのブレンドです!


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いま、オンラインショップで商品をお買い上げの方に、
〈Ringtons Tea Times〉というリントニアン新聞をプレゼント中!
本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
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英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

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初めてリントンズ紅茶を購入された方からリントンズ紅茶愛好家まで、
「お客様の声」はショップページでいつでも見られます。

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リントンズ紅茶セミナー③英国紅茶事情

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第3回のテーマは、イギリスの紅茶事情です。

イギリスが初めてお茶を輸入したのは17世紀のこと。
そして、そこからイギリスの紅茶の歴史は、
いまも続き、いまも発展しています。
紅茶は何世紀も変わらず、いまも愛され続けています。
その紅茶への想いがあるからこそ、
時代に合わせて進化している“いま”があります。

英国紅茶商リントンズが100年以上見続けてきたなかでの
イギリスの“いま”のリアルな英国紅茶事情を見ていきます。
なかなか語られることのない、貴重な機会です。

紅茶事情① イギリスの紅茶愛好家のこだわり

紅茶の国・イギリスでは、現在は紅茶を淹れるとき、
98%がティーバッグで淹れるのです。この数字、驚きますよね?
これは紅茶の歴史を見てきた英国紅茶商リントンズ
4代目社長サイモン・スミス氏から直接聞いた数字です。

この数値、家庭に限らず、ティールームやカフェを含めても、です。
ティーポットの中にティーバッグが入っていることがほとんどです。
よく勘違いされている部分なのですが、忙しい日々の中で
日常だからティーバッグ、特別な時はリーフとメリハリをもって
紅茶を使い分けているわけではなく、
普段飲む時も、特別なおもてなしの時もティーバッグで淹れます。
紅茶=ティーバッグと言っても良いと思います。

なぜ、リーフではなく、ティーバッグなのか?

簡単に言うと、美味しい紅茶が必ず淹れられるから、です。
サイモン氏曰く、現在、イギリスで消費される紅茶(Black Tea)の
ほぼ100%近くはティーバッグで飲んでいると言っても過言では
ないそうです。そして、イギリスには、リーフとティーバッグ、
どちらが良い(美味しい)という概念がない
そうです。
これは紅茶愛好家にも紅茶商の熟練ティーブレンダーにもありません。

だから、紅茶を淹れるのは難しい?という考えも、
現代のイギリスに存在しないそうです。


84リントンズティーバッグ


イギリスの紅茶愛好家がこだわっているものは、
自分が美味しいと思える紅茶に出逢えるかどうか?
そして、リーフでもティーバッグでも
茶葉が高品質で新鮮であるかどうか?です。

ただ、ティーバッグのように、淹れ方が難しくなくても、
美味しい紅茶にならなければ、
自分のパートナーの紅茶には選ばないのが現状です。

イギリス人のほとんどが、ミルクティーをパートナーの紅茶と
していることは、第2回のセミナーで詳しくご紹介しましたが、
ミルクティーを前提として、自分が美味しいと思える紅茶について、
イギリスの紅茶愛好家は、こんなことを真剣に考えています。

・紅茶にミルクは先に入れるか?後に入れるか?
・お砂糖はどのくらい入れるか?入れないか?
・蒸らし時間は何分か?
・ミルクティーに合うビスケットは何か?
・自分が「パーフェクト」と思うミルクティー色は何色か?

イギリスには日本のような紅茶教室はありませんが、
いろいろな紅茶(茶葉)をテイスティングするワークショップを
開催することもあります。これは、茶葉のお勉強ではなく、
どの紅茶(茶葉)が自分が美味しいと思うか?というものです。

すべて、美味しい紅茶のための基準は“自分”です。


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なぜ基準は自分なのでしょうか?
美味しい紅茶は人生を豊かにする自分のパートナーであり、
日常にかかせないからです。

そして、紅茶を楽しむイギリス人の98%がティーバッグを
パートナーの紅茶に選ぶのには、何世紀も美味しい紅茶にこだわり
続けた、イギリスだからこその深い深い理由があったのです。

現代、美味しい紅茶は誰でも簡単に淹れられるからこそ、
紅茶の国・イギリスで何世紀も変わらず愛されつづけています。
逆を言えば、国民に愛されているからこそ、進化しつづけており、
その進化した形がいまの“ティーバッグ紅茶”なのです。

老舗紅茶商リントンズの経営陣や熟練のティーブレンダー達は、
「自分たちが紅茶商として、美味しい茶葉にこだわり続ければ、
お客様はティーバッグに新鮮なお湯を注ぐだけで
美味しい紅茶に出逢える」
と言います。

紅茶先進国であるイギリスの紅茶商や紅茶メーカーの技術で、
ティーバッグの中の茶葉を上手にブレンドし美味しい紅茶に仕上げ、
お湯の量に対して、きっちりと考えられた茶葉の形状、量で
ティーポットの中で簡単にジャンピングするように作られています。
イギリスのティーバッグ紅茶の製造技術は世界一です。
淹れ方に拘らなくても、美味しい紅茶が淹れられる時代です。
それは、紅茶にこだわり続けた英国紅茶商の芸術ともいえる技術です。

自分たちがのんびりとティータイムしている間にも、
紅茶商の人たちが毎日毎日、美味しい紅茶のために世界中を飛び回り、
茶葉を生産し、テイスティングし、お茶に仕上げてくれています。
これこそが、紅茶商に甘えられるという贅沢、だと考えています。
その紅茶を自分がどのように楽しむか?が紅茶愛好家のこだわりです。


20170619ティーバッグ紅茶


リーフとティーバッグについての余談ですが、
イギリス人の中には、紅茶をリーフで淹れるのは、
ちょっと頑固なおじいさん、おばあさんのイメージもあるそうです。
なぜなら、98%がティーバッグで紅茶を淹れるイギリスで、
1%はティーバッグが開発される前からリーフで淹れており、
そのやり方に慣れているから変えたくないという年配の方なのです。
こんなイメージからちょっと頑固な年配の方のイメージもあるようです。
そのため、イギリス人の前でリーフで紅茶を淹れると、少し驚かれます。
因みに残りの1%は、紅茶以外の中国茶や緑茶等のリーフを嗜好品として
楽しんでいる、お茶を必需品と考えるイギリスでは希少な存在です。
そのため、外国人=リーフのようなイメージもあるようです。

また紅茶はイギリスの大切な観光資源でもあります。
世界で見ても、イギリスの紅茶文化に憧れている国は多く、
そんな国から観光で来た外国人からは、アフタヌーンティーだったり、
1世紀以上前の紅茶大国のイメージを求められ、
ホテルや観光地では、あえてリーフで出すところも多いそうです。
高級だから、というよりは、ニーズに合わせてリーフを出しています。
それはそれで古き良き英国にタイムトリップしたような
素敵な演出にワクワクし、その雰囲気を味わえ楽しめるものです。

ここ数年は、イギリス国内でも、20世紀初頭の貴族の館が舞台の
人気ドラマの影響もあり、テーブルセッティングやファッションを含め、
そのイメージで紅茶を淹れてみたりするのもトレンドでもあります。
その一つがアフタヌーンティーのトレンドでもありました。
このように、リーフは少し懐古趣味のイメージもあるようです。


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紅茶事情② アフタヌーンティーがトレンドとはどういうこと?

イギリス人は皆、アフタヌーンティーをしていると思っていませんか?
実は、イギリス人は一生のうち、一回もアフタヌーンティーを
したことがない、という人がいままでは沢山いたのです。
日本で言うと、茶室で抹茶を嗜んだことのない人のイメージです。

アフタヌーンティーは、社交の場として貴族から始まったものですが、
いつしか過去の物となり、しばらくは、イギリスの紅茶文化に憧れた
ヨーロッパ諸国やアジア等のどちらかと言うと観光客向けのものでした。
イギリス内では、紅茶の愛され方のみが古くから変わらず残りました。
いまでも紅茶はコミュニケーションツールでもある、ということです。

イギリスでは、作法やしきたり、マナーではなく、
紅茶に求める精神性のほうが伝統的に深く文化となりました。


長らく、ホテルや観光地のティールームでしかいただけなかった
アフタヌーンティーですが、イギリス内でも数年前から、
先ほどご紹介したように、トレンドになっていきました。
最近では、トレンドで終わらず、日常になりつつあるようです。
その証拠に、ホテルや観光地のティールームだけでなく、
街のカフェでも気軽に楽しめるようになりました。
ロンドンや観光地だけでなく、地方の小さな街でも楽しめるのです。
そこでは、観光客というよりは、地元の家族やマダム達が
このアフタヌーンティーを普通に楽しんでいます。
いまは、家族や夫婦、友人など気の置けない仲間との
ティータイムとしても愛されるようになってきています。
ただ、作法やしきたり、マナーにはあまりこだわっていないようです。

そして、カフェとはいえ、ドリンクやフードメニューにも力を入れて、
それぞれのこだわりの紅茶やフードを出すお店も多くなりました。
「紅茶の国イギリスもティールームよりカフェが増えてしまって...」
と嘆く声も聞こえてきそうですが、残念に思ってしまうのは
もったいないくらい素敵なアフタヌーンティーを楽しめます。
時代とともに、紅茶を楽しめる場所が増えているだけなのです。
それだけ、紅茶は日常に溶け込みながら、愛され続けています。

イギリスでは、また新しいアフタヌーンティー文化が生まれた
と言っても過言ではないようです。

少し休憩の余談になりますが、今春渡英した代表が街のカフェで
アフタヌーンティーをした時に、印象的だったことがあったそうです。
そのカフェでは、老夫婦がアフタヌーンティーを2人分たのみ、
おしゃべりしながら、互いの紅茶がなくなったら淹れ合って...
本当に自然に、楽しそうに、アフタヌーンティーをしていたそうです。
リアルに紅茶はコミュニケーションツールだったそうです。
アフタヌーンティーをしていることに満足するのではなく、それぞれが
美味しい紅茶とお菓子などアフタヌーンティーを通じて、その場を
純粋に楽しんでいる、とても豊かなティータイムに見えたそうです。

紅茶は、ずっとコミュニケーションツールとして愛され続けています。
朝起きたら、「おはよう!紅茶は?」
家族が帰ってきたら、「おかえり!紅茶は?」
家に遊びに来てくれたお客様には「紅茶はいかが?」
元気のない人がいたら「紅茶でも飲もうか?」
喧嘩をした相手にごめんね、と伝えたくて「紅茶でも淹れようか?」と。
紅茶は相手に心を伝えることができる素晴らしいものです。
コミュニケーションの潤滑油のような存在です。
これは何世紀にも渡って、変わらない紅茶の愛され方なんです。

現在、日常で楽しまれているイギリスのアフタヌーンティーからも、
それが伝わってきたそうです。
現代に残り続けた、変わらない、伝統の紅茶の愛され方が
あったからこそ、とても美しいシーンを見ているかのように、
“イギリスのアフタヌーンティー”は、現代に蘇っています。


イギリス人にとってアフタヌーンティーとは古くとも新しいもので、
人と人を繋ぐ楽しい時間、その部分では伝統であり、
自分に豊かな時間をもたらしてくれるHAPPYの象徴のようです。


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紅茶事情③ イギリス人がリアルに楽しむアフタヌーンティーとは?

紅茶愛好家のイギリス人の間では、
アフタヌーンティーに関してある説があるそうです^^

アフタヌーンティーで、紅茶が美味しいお店はフードも美味しい!

でも、これはあながち間違いでもなさそうです^^
紅茶愛好家のイギリス人は自分が心から美味しいと思う
“パートナーの紅茶”“我が家の紅茶”がはっきりと決まっているので、
「外でお金を出して、美味しくない紅茶を飲みたくない」とも言うほど。
そのくらい、紅茶の美味しいお店に対する厳しい目があります。

紅茶は、主役か脇役かは置いておいても、
フードやスイーツを引き立てる強力な存在であることは、
イギリス人は感覚で理解しています。
だから、美味しい紅茶にこだわっているお店は、
フードにもこだわるお店である、ということは現実味がありますよね。

これもサイモン氏から聞いたり、実際よく見ていることでもありますが、
リントンズ紅茶のティーバッグは、イギリスのティールームやカフェで、
アフタヌーンティーの紅茶でよく利用されている紅茶なんです。

リントンズは、イングランド北部だけでも30万世帯に愛されており、
老舗ホテルやティールーム、カフェ等の数まで入れると、
1週間に億杯以上のリントンズが飲まれているそうです。

硬水地域のロンドン等では、なかなか出会えないかも知れませんが、
日本と同じ軟水地域の湖水地方や北部、スコットランド等では、
ホテルの中だったり、イングリッシュブレックファストだったり、
イギリスのアフタヌーンティーの紅茶でも、飲む機会は多いと思います。

写真は今春、代表が地元で人気のあると言われているカフェで
アフタヌーンティーをした時の写真です。紅茶はリントンズ紅茶です。


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リントンズ紅茶ならではの、不思議な感覚があります。
代表は、ティーポットの蓋を開けた瞬間、いつもの我が家の紅茶の香りに
癒されたそうです。使われている紅茶は〈ケニアゴールド〉です。
イギリスにいるのに、自宅にいるかのようにホッとした瞬間だったそう。

これからイギリスに行く予定がある日本のリントニアンは、
イギリスでこの紅茶の香りを嗅ぐと「あ~いつもの香り~」と
異国で不思議な安堵感を味わえると思います。

イギリスに行ったことがない方も、いま、この時間、
我が家の紅茶の香りは、イギリスのアフタヌーンティーで流れている
紅茶の香りと一緒なんだと思うと、ワクワクしませんか^^

これはリントンズ紅茶ならではの特別な魅力だと思います。


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ここは1杯の美味しい紅茶にこだわるために、お湯のみを足すのではなく
アツアツの淹れたての紅茶をまた無料でおかわりできたそうです。
スコーンもふわふわで柔らかく、軽く、でも、
バターと小麦粉のリッチな香りが豊かで、感動する美味しさだったとか。
焼き立てかな?というほど、スコーンも中までしっかりと温めてあって、
〈アフタヌーンティーで、紅茶が美味しいお店はフードも美味しい〉
にリアリティがあったそうです。1つ1つがとても丁寧である、と。

紅茶はもちろん欠かせませんが、
アフタヌーンティーの魅力は、イギリスで古くから愛されているものが
丸ごと楽しめてしまうところだと思います。
サンドイッチ、スコーン、クロテッドクリーム、英国菓子etc。

新しい観光客向けに、新進気鋭なアフタヌーンティーも楽しいですが、
それは他国でも、意外と日本でも楽しめたりします。
イギリスに来たのなら、素朴で、シンプルすぎるくらいシンプルな
ずっと愛され続けているザ・イギリスなフードやスイーツが乗っている
伝統的なアフタヌーンティーも、それだけで格別だと思います。
そこに、イギリスでずっと愛され続けている紅茶があれば最高です。

やはり、イギリスの伝統的なスコーンや英国菓子に合うのは、
ミルクティー。周りのお客さんも皆ミルクティーにしていたそうです。


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リントンズが提案する「イギリス人が愛している美味しい紅茶」を
日本の日常で気軽に楽しんで欲しいという思いと共に、
「イギリスで見つけた素敵な日常」も楽しんで欲しいと思っています。

ぜひ、アフタヌーンティーも気軽に楽しんで欲しいと思います。

イギリスのティールームとまるっきり同じでなくても良いと思います。
家庭で楽しむなら、3段ケーキスタンドやルールにこだわらなくっても、
英国本場のスコーンやサンドイッチじゃなくっても、
おうちにある食器をいろいろ組み合わせてみても楽しいと思います。
市販のパンやお菓子を乗せるだけでもいいのです。
手作りのフードやお菓子も完璧な仕上がりのものでなくてもいいのです。
常識や流行にとらわれることなく、
ありのままの自分らしく、自分が好きなスタイルで楽しむことが
一番豊かなことだと思います。

私達が大好きなイギリスも、そんな日常に沢山存在しています。
リントンズ紅茶も、そうでした。
ありのままのイギリス日常で、本当に愛され続けている紅茶なんです。


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紅茶事情④ トレンドとは違う、イギリスで紅茶は特別な存在

イギリスではここ数年来、珈琲とか緑茶ブームと言われています。
リントンズは「老舗紅茶商」ですが、珈琲も緑茶も販売しています。
イギリス紅茶商は、珈琲も取り扱っていることがほとんどです。
産地が共通していたり、ブレンド技術(お茶を仕上げる技術)が
高いため、そのブレンド技術を活かして、
イギリスのブレンド珈琲も実はとっても美味しいんです。

リントンズも紅茶、珈琲、両方販売しているので、サイモン氏に
聞いてみましたが、珈琲ブームのキッカケの一つは、ここ数年、
カフェが圧倒的に増えたことにあるそうです。
そのため、家庭では紅茶、外では珈琲という方も多いとか。
その比率は、家庭では紅茶2:珈琲1、外では紅茶1:珈琲4、
なので家庭での紅茶の消費は根強いですが、
外での消費は珈琲が多いということになります。
これは年代や性別も関係してきますが、大体そんな感じです。

そして、先ほども述べましたが、紅茶愛好家のイギリス人は自分が
美味しいと思う“パートナーの紅茶”がはっきりと決まっているので、
「外でお金を出して、美味しくない紅茶を飲みたくない」とも言います。
そのため、外では絶対珈琲!というイギリス人も多いです。
実際、紅茶商の経営陣もティーブレンダーも、
外で一緒に食事をすると、食後にエスプレッソを飲んでます。

このように、観光客が目にする機会が多いのは家庭よりも外です。
外からでも見ることが出来るカフェでイギリス人が珈琲を飲む様子や
スーパーで見る紅茶ブランドの種類が昔より減ったとかで、
イギリスで紅茶離れが進んでいると感じてしまう人もいるようです。
しかし、スーパーでの紅茶の種類も、減ったわけではなく、
英国紅茶のブランドが選ばれ、絞られたという感覚だそうです。
時代とともに“パートナー”に選ばれる紅茶が決まってきています。
そのため、昔より種類が減ったように思われますが、
リントンズ紅茶の顧客は間違いなく、いまも増え続けているそうです。

このようにイギリス人は“紅茶しか飲まない”わけでもありません。
珈琲も飲みますし、フレーバーティーもグリーンティーも飲みます。
いま珈琲だけでなく、グリーンティーや抹茶もブームであり、
さらには、20世紀初頭の貴族の館が舞台の人気ドラマの影響から、
その時代(ティーバッグが誕生する前の時代)のように、
リーフで紅茶を淹れるのもブームになりつつあります。ただ、
これらはブームであり、トレンド(ファッション)のようなものです。

紅茶はブームでもトレンドでも嗜好品でもなく、
イギリス人にとって、なくてはならない“必需品”です。

例え、ブームやトレンドの影響で、紅茶人口が減ったとしても、
それは微々たるもので、元々の規模が莫大なものなので、
ほとんど影響がない、紅茶は変わらず愛されているのが現状です。
つまりイギリス紅茶の家庭での消費に変化はあまりないそうです。

いまも昔もイギリス人が紅茶に求めるもの
“美味しい紅茶は人生を豊かにする自分のパートナー”
であることは変わらないということだと思います。


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〈 イギリス紅茶のちょっとリアルなこぼれ話 〉

イギリス人にとって、紅茶は日常にかかせないものですが、
紅茶=観光資源、という側面があるのも事実です。
そのため、本当に沢山の種類の紅茶があります。

日本にも、老舗百貨店のオリジナル紅茶、紅茶メーカーの紅茶、
ティーハウスの紅茶、陶磁器メーカーの紅茶、
スーパーマーケットの紅茶、セレクトショップの紅茶、
観光客向けの紅茶、個人店でブレンドしている紅茶等
いろいろな英国紅茶が輸入されていますが、
その中で言うと、リントンズは英国の老舗紅茶商の紅茶です。

100年以上、紅茶の国・イギリスにお届けしてきた紅茶で、
日本に上陸するまでは、英国内のみの販売でした。
販路を世界に拡大することは高品質を保持するのが困難になります。
とくにリントンズは茶葉摘採後48時間以内に真空パックし英国へ
輸送し、48時間以内に専属ティーブレンダーにより、
新鮮に加工・パッキングする独自の製法にこだわっています。
リントンズが定める基準はたいへん厳しいものです。
そのため、100年以上の間、厳選した販売方法を守っています。
紅茶愛好家のリントニアンのために、
茶葉を丁寧に生産・管理し、大切に作っている紅茶なのです。

逆に、イギリス紅茶ながら、英国内で飲まれることはなく、
お客様のほとんどは観光客という英国紅茶もあります。
ロンドンのある高級百貨店では、紅茶の売り上げのほとんどが
観光客で、そのうち70~80%近くがなんと!日本人だそうです。
ここで気になるのは、現代は、紅茶商の高い技術で、
ロンドンの紅茶は硬水用にブレンドされていることも多いので、
軟水の日本で淹れて、茶葉本来の水色や香り、味わい、コクを
楽しむのは大変難しいです。日本のお土産に、美味しい茶葉に
こだわるのであれば、軟水用のブレンドを探すことをオススメします。

現代のイギリスでは、消費地のお水に合わせて、
茶葉をブレンドするという技術まできています。
なぜなら、紅茶の茶葉を抽出するのに、お水の性質が
大きく関わっていることがわかっているからです。


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次回、第4回のテーマは「硬水ブレンドと軟水ブレンド」です。
紅茶商リントンズ社長もティーブレンダーも、
「紅茶とお水はとても大切な関係だ」といつも語ります。

同じ紅茶なのに、日本で飲むと、イギリスで飲んだ紅茶の味と
何か違う・・・よく聞くお話ですが、
そこにははっきりとした理由があります。

少し専門的なお話になってきますが、美味しい紅茶のために
とても大切な内容となっています。じっくり学んでくださいね!



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紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
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マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとサイモン氏は語ります。


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リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

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リントンズ紅茶セミナー②ミルクティー

20170601Rミルクティー


第2回のテーマは、イギリスの伝統的な飲み方「ミルクティー」です。

ぜひ、第1回でご紹介した、「リントンズ紅茶の淹れ方の基本」
で淹れたミルクティーを味わいながら、参加してくださいね!

セミナーでは必ず、紅茶を味わいながら参加してほしいのです。
“百聞は一見にしかず”、人から何度も聞くよりも、
自分で体験し、舌で実際に味わいながら増やした技術や知識は、
習得が早く、そして深く自分のものになるのです。

イギリス人は紅茶を飲む時、97%がミルクティーにします。
これはよく、イギリスの紅茶事情として聞くお話でもありますが、
なぜ、こんなにもミルクティーを愛しているのか?
というよりも、なぜ、ミルクティーしか飲まないのか?
不思議に思ったことはありませんか?

ミルクティーの歴史には諸説ありますが、
現代のイギリスでは、シンプルに「美味しいから」愛されています。

そして、98%がリーフではなく、ティーバッグで淹れています。
イギリスで伝統的に愛されている紅茶の飲み方です。

昨年、11月1日放送のNHK「あさイチ」で紅茶が特集されていた時、
当時、駐日イギリス大使であったティム・ヒッチンズ氏が
お気に入りの紅茶の淹れ方として、大きなマグにティーバッグを入れ、
ミルクたっぷりのミルクティーを紹介していました。
「紅茶の国・イギリスのイメージと少し違ったけれど、親しみがわき、
自然な感じで、とても素敵だった!」と話題になっていました。
まさにリントンズでもずっとお伝えしている
紅茶の国・イギリスで愛されている紅茶の楽しみ方そのものでした。

今日はイギリスの紅茶愛好家も愛飲する「ミルクティー」がテーマです。
そのミルクティーに隠されたイギリスのこだわりをご紹介します。
そして、夏にピッタリのアイスミルクティーのレシピも初公開!


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● なぜ?イギリス人の97%がミルクティーで紅茶を飲むの?

答えはとてもシンプルです。美味しいから、です。
これはなぜか日本ではあまり知られていないようですが事実です。
紅茶にこだわる=ミルクティーにこだわる、
英国紅茶愛好家=英国ミルクティー愛好家、
と言っても過言ではないほど。

英国ミルクティーといえば、砂糖たっぷりというイメージもありますが、
紅茶を毎日楽しむ愛好家はミルクに合う茶葉の甘みを味わうために、
お砂糖は入れない人も多いですし、これは一概には言えません。

ミルクティーで、茶葉の水色、香り、味わいを楽しんでいます。

極端なお話ではなく、イギリスの紅茶愛好家は、
素晴らしい高品質な茶葉には、ミルクを入れることで、
その茶葉の香りと甘みが引き出され、
さらに茶葉本来の色にミルク色が混ざった水色の美しさもとらえ、
「パーフェクトな紅茶」とすら考えています。


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● ミルクティーでも茶葉を味わうとはどういうこと?

日本では“ミルクティーは邪道”と思っている方も
多いのではないでしょうか?ストレートでなければ、
茶葉の味がわからないと思い込んでいる方も多いのでは?

いえいえ、その逆なんです。
ミルクティーは邪道なものではなく、
美味しい茶葉とは切っても切り離せない、
とても奥が深いものです。

「渋くなった紅茶にミルクを入れて飲むのがミルクティー」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
茶葉が酸化して、渋くなった紅茶は、どのように飲んでも
美味しく飲むのは難しいものです。

その渋味を恐れて、茶葉をしっかり蒸らしてあげない紅茶は、
色は紅茶色でも、一口飲んだ時に香りや味も足らない紅茶になります。
この紅茶にミルクを入れても、味気ないミルクティーになります。

簡単に言うと、美味しい茶葉でない限り、
美味しいミルクティーには出逢えないのです!!!


何度も言いますが、イギリスでは、ミルクティーで茶葉を味わいます。
紅茶の茶葉本来の香り、味、コク、を楽しむのです。
子どもの頃から紅茶の香りとともに育ちます。
そして、茶葉を味わうことを日常で小さな頃から楽しんでいます。
それは習うとか学ぶものではなく、当たり前のように、です。

茶葉をしっかりと味わいたいという気持ちが強くなると、
自然と茶葉をよく蒸らし、濃く淹れた紅茶が好きになります。
だから紅茶愛好家のイギリス人は、「茶葉をじっくり5分蒸らし、
濃く淹れた紅茶のミルクティー」が大好きです。
渋くなった紅茶と濃く淹れた紅茶は全くの別物です。
これはとても大事なことなので、しっかりと覚えて頂きたいことです。

新鮮で上質な茶葉は、多少蒸らし過ぎても、渋味やエグ味が出ません。
だから茶葉の香りや味、コクがしっかり抽出される
“濃く淹れたミルクティー”が好きなのです。
渋い紅茶は茶葉が古かったり、質が良くないことが多く、好まれません。
新鮮で、高品質な茶葉を選ぶことが大切です。

そして、紅茶の茶葉本来の味や香り、旨みを味わいたいので、
フレーバーティーの着香した香りが強すぎることで、
茶葉の味がわからなくなるのも嫌がります。
フレーバーティーでも茶葉の味を損なわないブレンドが特徴です。
アールグレイのようなフレーバーティーでも、
茶葉が美味しいものはミルクティーにしても美味しいので、
アールグレイのミルクティーもとても人気があります。
フレーバーのミルクティーでも茶葉の香りや味わいを楽しんでいます。

このように、美味しい茶葉と、その茶葉とミルクの相性を味わいます。
イギリス人にとって、紅茶にミルクを入れることは、お湯を入れるくらい
必要なもので、当たり前というか、当然そこにあるもの、なのです。

紅茶を半世紀以上飲み続けているという日本のお客様が、
「紅茶好きの行き着く先は、必ず“ミルクティー”よ」と仰っていたことを
思い出しましたが、紅茶上級者の飲み方が実はミルクティーなのです。


20170426ミルクティー


● 日本とは違う「英国ミルクティー」のイメージ

日本では“ミルクティーは邪道”とか“茶葉の味がわからない”と
思ってしまう以外にも、
ミルクティー=ロイヤルミルクティーのようなイメージもあるようで、
ミルクの量を半分くらい入れるとか、ミルクを温めるとか、
イギリスでは実際飲まれていない
ミルクティーのイメージが定着しているように感じます。

ここで最近、日本のペットボトル紅茶の新商品で、
この日本のミルクティーのイメージを大きく変える
“イギリスのミルクティー”を参考にしたという商品が発売されました。
イギリスでは、甘くないミルクティーを食事にも合わせる、
ミルクティーでもシンプルに茶葉の美味しさを味わえる、というもの。

イギリスのミルクティーは、あっさりと軽い飲み心地です。
意外に思われるかも知れませんが、
フィッシュ&チップスにもミルクティーです。
「口内をさっぱりさせる飲み物」としても好まれています。
ミルクの油分が口に残った食べ物の味や香りを
スッと消してくれるので、フィッシュ&チップスを食べても、
お口の中がサッパリするというわけです。

紅茶愛好家は、新鮮な茶葉の甘みを味わうために、
それを引き立てるミルクは必ず入れますが、
お砂糖は入れない、という人も多いのです。

このあと、イギリスで実際飲まれている
「英国ミルクティー」を作るポイントを詳しくご紹介します。


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● イギリス人のパートナーの紅茶「ミルクティー」

そして、イギリスでミルクティーは、嗜好品ではなく、必需品です。
楽しい時、嬉しい時、疲れた時、悲しい時、
紅茶はどんな日常シーンにも寄り添ってくれるパートナーです。
どんな日常でも、ミルクティーはホッと幸せな気分になれるものです。

これが、イギリスでミルクティーが愛されている大きな理由です。

このように、お気に入りのミルクティーを
“パートナーの紅茶”として楽しんでいる方が、97%なのです。
毎日の必需品として、寄り添う紅茶なので、
イギリス人は美味しい紅茶でなければ日常ティーには選びません。
紅茶愛好家は子どもの頃から紅茶の香りに包まれた
厳しい感覚で“パートナーの紅茶”を選びます。
ミルクティーは、ただの飲料ではなく、特別な存在です。

そのくらいイギリス人にとって紅茶は、HAPPYの象徴なのです。


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紅茶は、世界でNo.1に飲まれている飲料です。
イギリスに限らず、インドやスリランカ、トルコ、ケニアなど
紅茶を飲むことが日常の国々では、ミルクティーが主流です。
タイや台湾も実は紅茶をよく飲みますが、ミルクティーです。

紅茶の茶葉とミルクは、とても合うからです。

もし、ミルクティーは邪道、茶葉を味わえない、と思い込んでしまい、
世界の紅茶愛好家たちが出逢う、美味しいミルクティーに
出逢わないまま、ミルクティー嫌いになってしまったり、
ロイヤルミルクティーやチャイなど難しく考えすぎて、
作ることにも苦手意識が出てしまうのももったいないです!
美味しいミルクティーの「飲まず嫌い」はとてももったいないのです。

販売をしていて思うことは、ミルクティーが好きな人が増えています。
日本の紅茶愛好家で、ミルクティーが日課という人は本当に多いです。

それと同時に、お客様によく聞かれることがあります。
「美味しいミルクティーって、どうやって作ったらいいですか?」です。
これは、いま紅茶愛好家のイギリス人も
心から知りたいと思っていることなんです。

今日は110年、紅茶の歴史を見てきた英国老舗紅茶商である
リントンズ直伝の美味しいミルクティーの淹れ方を伝授します!
伝授と言っても、難しいものは一つもなく、
ちょっとしたコツのようなものですが、とても大切なことです。

紅茶商直伝のミルクティーのポイントを3つまとめます。
イギリスで愛されているミルクティーの淹れ方は簡単なので、
これで今日から誰でも美味しいミルクティーに出逢えます。

第1回でご紹介した「リントンズ紅茶の淹れ方の基本」が基礎です。
ここに、これからご紹介する3つのポイントを意識してくださいね!


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英国老舗紅茶商直伝のミルクティーのポイント①
ミルクティーに合う茶葉選び(英国のティーバッグがオススメ)


これは<英国のブレンド紅茶>なら難しくないことです。
97%以上がミルクティーにして紅茶を楽しむイギリス人のために、
紅茶商では紅茶のテイスティングを必ずミルクティーでも行います。
熟練の職人の高い技術で、消費地の水に合うように、
ミルクティーに合うように、世界中の茶葉から厳選し、
より深く美味しい紅茶が楽しめるように作られます。

その紅茶商の技術の進歩のおかげで、
現代はティーバッグで誰でも美味しい紅茶が淹れられる時代です。


リアルな事実ですが、リントンズが販売しているティーバッグ紅茶は、
イギリスではすべて「ミルクティー」で飲まれています。
違いはどのブレンドを自分のパートナーとして選んでいるかどうかです。
子どもの頃から飲み続けているとか、
勧められて飲んだらハマってしまったとか、理由は様々ですが、
英国のリントニアンはパートナーの紅茶をミルクティーで楽しみます。

紅茶商リントンズのロングセラーブレンドの「トラディショナル」や
新鮮なアッサムとケニアのブレンド「ブレックファスト」、
ケニア産の最高級茶葉だけを使用した「ケニアゴールド」等、
どれも人気がありますが、リントンズのブレンドに共通していることは、
「高品質な茶葉」を「新鮮な状態で加工している」ということです。

ティーバッグでもリーフでも、大切なのは、茶葉の質です。
質の悪い酸化した茶葉はどのように淹れても、
美味しく飲むことは難しいですが、反対に
質の良い新鮮な茶葉はどのように淹れても美味しいのです。

紅茶商の職人達によって選別されたリントンズの紅茶を選べば、
濃く抽出した紅茶にミルクを入れて、
茶葉の味・香り・コクを存分に楽しむことができます。
それは本当にイギリスで愛される「ミルクティー」そのものです。
100年以上、イギリスの日常にミルクティーを届け続けてきた
「紅茶商(Tea Merchants)」の誇りがそこにあります。


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210ミルクテイスティング


英国老舗紅茶商直伝のミルクティーのポイント②
ミルクはカップに最初に入れる“ミルクインファースト”


イギリスではミルクティーを作る時のこだわりとして、
“ミルクを後から入れると熱変性しやすい”と
“ミルクインファースト”にこだわっている方が多いのですが、
ほとんどが駐日イギリス大使のように、マグで紅茶を淹れるので、
“ミルクインアフター”も多いのも現実です。
ここはあまり神経質にならずに、どちらでも、その時の気分で
自分の好きなように飲むのが一番美味しいと思います。
質の良い新鮮な茶葉を選べば、どのように淹れても美味しいのです。

ただ、紅茶商リントンズ4代目社長サイモン・スミス氏は、
「イギリス人は、リントンズのようなティーポット用ティーバッグも
マグに入れて抽出し、“ミルクインアフター”でミルクティーを
楽しむ人も多いが、実際はティーポット用ティーバッグは
きちんとティーポットで抽出し、“ミルクインファースト”のほうが
美味しくなる」と言います。

確かに、ティーポットから紅茶を注ぐ時、カップの中の
ミルクと紅茶液が上手に混ざって、まろやかな味わいになります。
“ミルクインファースト”のミルクティーの
あっさりとまろやかな飲み心地
を知ると、
イギリスでなぜミルクティーがこんなに愛されているのか分かります。

手順は、ティーポットで茶葉(ティーポット用ティーバッグ)を
蒸らしている間に、カップに先に冷たいままの牛乳を注いでおきます。
これがイギリスの紅茶愛好家の間で大切にされている
“ミルクインファースト”です。
ティーカップならミルク大さじ1程度、マグなら大さじ2~3程度
ですが、一番はお好みです。
リントンズ社長の奥様スー夫人はミルク多めが好きで、
マグにたっぷりとミルクを注ぎます。
量は自分の感覚になってくると思います。
そうして淹れているうちに、マイミルクティーが出来上がってきますが、
日本人のイメージに多い、ミルクの量半分はあまりに多すぎます。


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英国老舗紅茶商直伝のミルクティーのポイント③
ミルクは冷たいままで入れる


これは一番伝えたいことかも知れませんが、ミルクは絶対に温めません。
そもそも牛乳は品質を守るために、冷蔵保存されているものです。
温めたら、牛乳の品質が変わり、臭みも出て、紅茶の味が損なわれます。
“フレッシュ=冷たいまま”が美味しいミルクティーのポイント!

イギリス人、とくに紅茶にこだわるイギリス人は、
このミルクの温度にとても敏感です。
ミルクティーを淹れる時、直前まで冷蔵庫から牛乳を出しません。
前もって常温にしておいたほうが良いかな~という気遣いも嫌がります。
「美味しいミルクティーには冷たいままのミルクを使う」そうです。
ミルクの種類は細かいことを言うと色々ありますが、
普段おうちでも飲んでいるような、スーパーで売っている牛乳でOK。

でも、このポイント、考えたら全然難しくないポイントなんです。
むしろ温めたり、常温にしたりするほうが手間なので。

よく「冷たい牛乳を入れたら、紅茶が冷めませんか?」と聞かれますが、
まず、新鮮な沸きたてのお湯で、じっくり蒸らした紅茶はアツアツです。
茶葉はじっくり蒸らしてあげてこそ、茶葉本来の味や香りを楽しめます。
そのためにイギリスでは、ティーコジーは一家に一個というほど
必須アイテムです。紅茶が冷めず、簡単に茶葉をじっくり蒸らすことが
できるからです。淹れたての紅茶はアツアツです。

アツアツの紅茶に大さじ1杯程度のミルクで、
紅茶が冷めることはありません。
大きなマグで紅茶をたっぷり飲むのであれば、尚更です。
むしろ、紅茶の出来上がった時の温度は飲むには熱すぎるくらいなので、
冷たいミルクを入れることで、ちょうど飲み頃の温度
になってくれます。


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英国紅茶商サイモン・スミス氏やティーブレンダー直伝の
ちょっとしたコツですが、これだけでミルクティーは美味しくなります。

紅茶の国・イギリスで紅茶は、淹れ方が難しい珈琲や緑茶とは違い、
手間がかからず、淹れ方に難しい技術がいらないから愛されています。
紅茶愛好家の淹れ方は驚くほど寛容で、難しい技術は何もありません。
日常で簡単に美味しく楽しめるものでなければ、
紅茶の国と言われるまで、ティータイムが日常になることはないのです。

その中でも、ミルクティーは日常でホッと幸せな気分になれるもので、
簡単で、美味しく楽しめるから、イギリスでNo.1に愛されています。


20170507英国ティータイム


そして、今日は、ミルクティーに合うリントンズ紅茶だからこそ、
簡単に、美味しく作れる〈アイスミルクティー〉をご紹介します!
おうちが本格的な英国ティールームになったような美味しさです。

日本ではミルクの味ばかりで、茶葉の味や香りがしないものだったり、
ちょっとアレンジされているアイスチャイであったり、
なかなかシンプルでコクのある、美味しい“ザ・アイスミルクティー”を
作るのは、意外と難しいイメージもあります。

でも、皆さん、〈アイスミルクティー〉を好きな方は多いと思います。
おもてなしで登場すると、本当に喜ばれることが多いので!
この作り方は、紅茶の特徴を逆転の発想で活かした作り方です。
新鮮で高品質な茶葉のリントンズだからこそ出来ることなんです。
目からウロコのアイスミルクティー、是非お試しください。

本場英国ブレンドのアイスミルクティー(2~3杯分)

●準備するもの

・ティーポット(2カップ用以上の大きさ)
・リントンズのティーバッグ3包
※お湯は、ティーバッグ1包に100ml。3包なら300mlです。
・保存容器(ピッチャー等でOK)
・ミルク(市販の牛乳)
※ガムシロップはお好みで準備してください。


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①ティーポットにティーバッグを3包全てを入れて、
沸かしたての新鮮なお湯300mlを注ぎ15分じっくり蒸らす。


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②ティーポット内をかき混ぜ、保存容器に全ての紅茶を注ぎ移す。


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③ある程度冷めたら、冷蔵庫に入れて冷やす。
※このとき、紅茶液が白濁します。ここがポイント!


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④グラスに氷を入れ、冷たくなった紅茶液を半分程度注ぐ。


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⑤牛乳をたっぷり注ぎ、混ぜて完成!
※お好みでハチミツやシロップをどうぞ


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このリントンズ紅茶のアイスミルクティーの作り方は、
あえて「クリームダウン」させることがポイントです。
クリームダウンとは、よくアイスティーの失敗例として紹介されます。
茶葉に含まれるカテキン類とカフェインが冷える過程で
結合して結晶化し白く濁ってしまう現象のことです。
茶葉の濃度が高すぎたり、冷やす速度が遅い場合にも起こります。
しかしここでは、濃厚でコクのあるミルクティーを作る為にあえて
クリームダウンさせるのです。これが逆転の発想です!

実はこの方法は、茶葉酸化した質の良くない茶葉などを使うと、
クリームダウンした時に、口に残る渋味やエグ味が出てしまう場合も。
でもリントンズは、新鮮で高品質な茶葉だからこそ、この方法でも、
美味しい&美しいキャンブリック色のミルクティーが出来上がります!

前回レシピの美しい透明感のある水色で、スッキリとした味わいの
水出しアイスティーとは違い、
こちらは、美しいミルクティー色で、濃厚でコクのある
ミルクティーを味わうことができます。
アイスミルクティーでも、茶葉の味と香りを存分に楽しめます。

失敗を活かすレシピは、失敗がなく、
驚くほど簡単なので、是非作ってみてください!

本当に美味しい!英国紅茶のアイスミルクティーです!!


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リントンズの紅茶は、ホットティーでもアイスティーでも
茶葉本来の味と香りを楽しめるのが特徴です。
高品質な茶葉を新鮮な状態で加工しているので、
濃く抽出しても茶葉の渋味やエグ味がないからです。

【 しっかり濃く抽出して、ミルクと共に茶葉を味わう 】

これこそがイギリス流ミルクティーの最大の特徴です。
イギリスの約30万世帯の家庭やティールーム、ホテルで
1週間に億杯を超えるリントンズのミルクティーが飲まれています。
これがイギリスでいかにリントンズが愛されているかという現実です。

このセミナーに参加しながら、そして、セミナー修了後も、
リントンズ紅茶のミルクティーを何回も味わってみてください。
きっと「ミルクティーで、茶葉の水色、香り、味わいを楽しむ」ことが
わかってくると思います。自然と舌が覚える瞬間です。

英国ティータイムのように、日本の皆様にとっても
“美味しいミルクティーを味わうこと”が日常になりますように。


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次回の第3回紅茶セミナーは、7月10日(月)です。
テーマは「英国の紅茶事情」です。
第1回でご紹介した〈リントンズ紅茶の淹れ方の基本〉をもとに、
第2回の今日、ご紹介した英国紅茶商直伝のコツをプラスした、
ミルクティーを用意してから、第3回のセミナーに参加してくださいね!

英国の紅茶の歴史は、いまも続き、いまも発展しています。
紅茶はいまも愛され続けています。
そこには、何世紀も変わらないイギリス人の紅茶への想い、
その想いがあるからこそ、
時代に合わせて進化している“いま”があります。

英国紅茶商リントンズが100年以上見続けてきた中で
語られる、イギリスの“いま”の英国紅茶事情をお伝えします。

全5回開催される無料の「リントンズ紅茶セミナー」の魅力は、
いつでも、どこでも、何度でも、見たい時に見られる、
メモをとらなくても、再確認したい時にまた見られる、
“じっくり英国紅茶のことが学べる”ということです。

ぜひ、ご自分のペースで都合の良い時間に、または、
家族やお友達、紅茶仲間を誘って、ティータイムをしながら、
全5回の「リントンズ紅茶セミナー」を楽しんでください!



2016824ケニアゴールド新
紅茶商リントンズ4代目社長サイモン氏&スー夫人の
パートナーの紅茶である「ケニアゴールド」
イギリスのご自宅で普段にもおもてなし時間にも登場します。
マグ200杯分のティーポット用ティーバッグが入っています。
「ケニアゴールド」はフレッシュで、雑味のない甘みの深い紅茶。
この茶葉の甘さを損なわないよう、お砂糖は入れないで、
ミルクティーで飲んでほしいとサイモン氏は語ります。


20150525新聞1
いま、オンラインショップで商品をお買い上げの方に、
〈Ringtons Tea Times〉というリントニアン新聞をプレゼント中!
本場イギリスの最新紅茶事情やティーブレンダーのQ&A等
全4ページ、盛りだくさんの内容でお届けします。


コピー ~ new logo
英国で100年以上愛され続けている老舗の紅茶「リントンズ」。
リントンズは、いままでも、これからも、
美味しい紅茶にこだわり続けている
英国を代表する「Tea Merchants(紅茶商)」の紅茶です。

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Author:ringtons japan
「リントンズ(RINGTONS)」は英国で1907年創業の老舗紅茶商です。2011年世界初!日本初上陸した「リントンズジャパン」の公式ブログです。いまでも英国で愛され続けている美味しい紅茶をお届けします。ブログでは、お店の情報を中心に、英国のコトや紅茶のコト、日常のコトを色々見つけて、ご紹介していきたいです。

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